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No way Homeネタバレありです

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※会話のみ


















やぁ。僕は…スパイダーマンだよ。

そう、親愛なる隣人さ。スパイダーマンじゃない僕が皆に忘れられてもスパイダーマンとしての生活は続いてる。

僕のせいで沢山の人が亡くなったし辛い思いをしたと思う。

だからあんなことがもう二度と起きないように少しでも世の中の事件を解決するんだ。


でも、ピーターパーカーの批判が無くなったからと言ってスパイダーマンの批判が無くなった訳じゃない

NYのスーパーヒーローでも毎日毎日暴言とか暴力とかを受けると少し傷付く。

でも全部僕が悪いから気にせず頑張らなきゃね

ピーターパーカーは誰の記憶にももう、居ないんだ。

僕の恋人だって

親友だって

ヒーロー仲間だって

みんな

みんなみんなもう覚えてない。


「ポエマーだね、ピーティ」




「俺ちゃんはピーティの全てを覚えてるよ」


…ウェイド、ほんとうに?ほんとうに僕を覚えてる?


「だからそう言ってるじゃん」


ウェイ、ド…僕、


「はいはい、ぐずぐずの時間かな?Pretty baby?」


…ばか、にしないで。殴るよ


「あらやだ、なんて早い反抗期なのかしら」








「…落ち着いた?」

うん…ごめんね

「別にいいよ?今、前のピーターを覚えてるのは俺ちゃんだけっていうシチュエーションにちょっと興奮してるんだけど」


…ふふ、なにそれ。変わらないねウェイドは


「…ピーター、俺ちゃんと2人だけの世界作ろうよ」

へ…?何言ってるのウェイド。そんなこと出来るわけないよ


「あは、言い回しがダサかったかも?つまり俺ちゃんが言いたいのは、スパイダーマンを辞めて俺ちゃんのお嫁さんになってくれる?ってこと」


…まったく、ムードの欠片も無いね。


「で、どう?俺ちゃんのプロポーズ、受けてくれる?」


嫌だっていったら?


「無理やり俺ちゃんの家に連れていく!」


…君のそういう強引なところ、好きだよ


「…」


浮気しないでよね


「てことは…!?」


お嫁さんになってあげる。

ちゃんと大事にしてよ、Darling


「勿論♡」



スパイダーマン(ピーター)受け 短編

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