/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
1件
めっちゃ好きです ありがとうございます(*´˘`*)♥
リクエスト
🩷(看病)💜(体調不良) 💜さんでれでれ
とのことでしたがちょっとうまく行かなかったです。もしかしたらご期待に添えてないかもしれません。
その場合はごめんなさいね
それではどうぞ
桃「…いるまさーん？」
紫「あ゛…？なに、」
桃「そろそろ離れていただきたいんですけど…」
紫「だめ、」
桃「えぇ…」
紫「…おいてくん、」
桃「ちがうよぉ……」
遡ること2時間前。
＊＊＊
紫「あ゛〜……」
「あたまいてえ…」
桃「うーん…熱もあるみたいだし、病院も視野に入れようか。」
紫「ぉん…」
いるまから出てくる言葉は、いつもみたいにハキハキと自信のある喋り方ではない、ふにゃふにゃなものばかりで。
熱を測れば38.4と高く、目の焦点も合わない。
桃「いるま、寒い？」
紫「ちょっと…」
桃「ん、わかった」
「湯たんぽ？それとももう1枚毛布欲しい？」
紫「……え、」
桃「？」
紫「…おまえ、」
桃「え？」
紫「…やっぱ、いい」
桃「えっ、違う違う、嫌なわけじゃなくて」
「なに？寂しいの？」
紫「べつに、さみしくねえし…」
桃「ふーん？じゃあ俺ちょっと出るね？」
紫「…は、だめ」
桃「えー、でも…」
紫「…ひとりにすんな、」
桃「ふふ、最初からそう言ってくれればよかったのに」
紫「うるせ、」
「ん、となり」
桃「あなに、一緒に寝るってこと？」
紫「…そ、」
「…だめ、か？」
桃「んーん、だめじゃないよ」
紫「はやく、」
桃「はいはい、」
＊＊＊
と、いうわけで…
今は2人で同じベッドに入っている。
いるまに抱きつかれているせいか、とにかく、狭い。そして暑い。というか熱い。
桃「いるま〜」
紫「…おれがねるまででいい、から」
「ひとりに、すんな、」
桃「ん〜…」
さすがに熱を測っただけでは良くならないし、薬や冷えピタも取りに行きたいんだけど…
離してくれなさそうだなぁ。諦めよう。
桃「わかったよ、」
紫「ん…、」
「さむ…」
桃「うーん…熱あがっちゃいそうだね」
紫「ん゛…」
「ねる、」
桃「ん、わかった」
紫「ねるまで、ここいろよ」
桃「起きてもいるから安心してよ」
「おやすみ、いるま」
どうでしたでしょうか…
待たせてしまい申し訳ありません。気に入っていただけたら幸いです。
素敵なリクエストありがとうございました！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ