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Tとなりのおはぎ
【ひだまりは消えやしない】
⚠️注意書き⚠️
・りもふう
・性〇為はないけどキスとハグはある
・ご本人様に関係はありません。
・異世界パロ
・血表現あり
・親の目の前で見たら食卓が気まずくなるシーンがあります。もし、気まずくなっても私のせいにしないで下さい。
自己責任ですね☆
でも、こんなこと言っておきながら全然シリアスな内容じゃないからご安心をー!
設定⚙️
いんくメンバーはみんな25歳!
細かい設定はあまりないです。
あと、この話の中に出てくるお城は西洋風
20,000文字は超えてます。
なので、暇な時に読んでください!
りもこんさん視点です!
𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭…
俺はりもこん。この世界(いんく王国)では勇者をやっている。悪を倒し、味方を守り、この世界に平和を齎す(もたらす)。それが俺の役目。
そして俺は今日、とある街の長から呼び出されている。
💙「ふう、やっと着いた」
今日俺が来た街は、「はやはや街」。
そして、今からこの街の長に会いに行く。
💙「この街、すっごいや」
見たこともない食べ物、地面の所々に埋めてある煌びやかな翡翠。
それに、豪華絢爛な謁見の間。
俺は長の居る謁見の間へと足を運ぶ。
💚「本日はよくぞ参られた」
💚「名前は?」
💙「俺はりもこん。このいんく王国の勇者だ」
💚「俺は、はやはや街の長。ふうはや」
💚「君が勇者なことは知っている」
💚「じゃ、本題に移ろうか」
💚「今日呼び出したのは他でもない。君と話がしたかっただけだ」
💚「その話って言うのは…」
💙「?」
💚「君は勇者、俺はこの街の長。そして君は魔王を倒すことが目的だよな」
💙「あぁ、そうだ」
💚「そこで、俺は君に協力をしたい」
💚「魔王討伐を是非とも協力させてほしい 」
💙「あぁ、勿論だ。最初から断る理由など何処にもない」
💚「感謝する」
そうして俺らは魔王を共に倒す。
そう契約した。
💚「あぁ そうだ」
💚「今日、いんく城に入らせてもらいたい」
💙「承知した。では、王様に貴方がいんく城へ立ち入ることを伝達しておきます」
…
10分後
💚「えー、りもこん!本当に城に行っていいの!?」
💙「もちろんいいよ!まぁ、俺の城じゃないけどね。俺は客室だからさー」
💙「てかふうはやってさ、さっきの謁見の間にいる時と雰囲気が全然違うねw」
💚「いやー、やっぱ長として真面目にしなきゃじゃん?」
💚「オフの俺なんてこんなもんよ!」
💙「えー、めっちゃ意外!」
💙「てか、何でいんく城に行きたいのー?」
💚「城ってなんか憧れるじゃん!」
💙「あれだけかしこまっといて、理由は憧れたからだけなの面白いwギャグセンス高そうw」
💚「でしょー?俺センスいいわー」
💙「はぁ!?www」
君とそんな他愛もない話をしながらいんく城に向かう。
10分後
いんく城に着いた。
俺は勇者なので、いつも城の客室を借りて住んでいるから城の構造には見慣れているので驚かない。
だけどふうはやは言葉を失っていた。そのくらい驚いていたみたい。
💚「え?りもこん?城やばくない?」
💚「こんなのシ〇デレラ城よりでかいじゃん」
💙「俺も来た当初は凄くてふうはやみたいな反応になった」
💙「まぁ俺は見慣れてるからねー」
💚「わー!ずるい!」
💙「今はお昼ご飯の時間か…」
💙「よし、ふうはや。食堂に向かおう。」
💚「絶対に豪華じゃん…!」
そして食堂に着くと、ふうはやはまた驚いていた。そんなふうはやの顔が可愛かった。目をまん丸にして驚いていて愛おしい。
💙「ふうはや、隣に座ろ?」
💚「座ろー!」
俺らが座ったタイミングで丁度、料理が出された。今日の料理は魚介類のミルクスープ、カプレーゼ、締めのデザートではカヌレが出された。
💚「頂きます」
💙「頂きます」
💚「ん〜!美味しい!りもこんって毎回こんな美味しいものを食べてふの?」
💙「そうそう!本当に美味いよねー」
💚「えーいいなー!俺も毎日美味いもの食べたいよー(*´﹃`*)」
💙「はやはや街には美味しいものないの?」
💚「いや、あるけどいんく城みたいに美味しいものはないかな」
💙「じゃあこのいんく城の客室まだ空いてるから泊まってみない?」
💚「え!?いいの?」
💙「いいってことよ!」
💚「やったー!」
そういいながらデザートを食べて幸せに浸る君。俺はふうはやを見ているだけでもお腹がいっぱいになった。
💙「ご馳走でした」
💚「ご馳走でした」
💙「じゃあ、客室に行こう」
💚「え?俺の客室は?」
💙「そうだな…どうしよう」
💙「このことを王へ伝達したら泊まれると思う。だからそうしよう」」
💙「君は随分有名な街の長だ。王も承諾してくれるだろう」
💚「やったー!」
💙「めっちゃ喜ぶやん!可愛い…」
💚「俺は可愛くない!かっこいいし凛々しいし街の長だし!」
💙「(え、待って、ツンデレ?何それメロい)」
💙「じゃあ俺、王の間に行って承諾を得てきます」
💚「俺も行った方がいい?」
💙「そうだな。行こう」
そうして俺らは、城の廊下を歩き続ける。
長い廊下だったからふうはやは驚いていたようだった。驚いている時の顔が本当に抱きしめたくなくほど愛おしかった。
そこから王の間に着いた俺達は、王様いるの王座の前で跪いた。
💙「陛下、はやはや街の長であるふうはや殿が、お城に泊まらさせて頂きたく存じます。お願い申し上げます」
👑「その願い、引き受けよう。かの有名なはやはや街の長となれば断る理由もないからな 」
👑「ふうはやよ」
💚「はい」
👑「今から我が部屋まで案内したいところだが、我はまだやることがあるんだ。だから、勇者のりもこんがふうはやを部屋まで案内してほしいんだが、できるか?」
💙「はい。承知致しました」
👑「部屋はここから客室の廊下に出て右の前から8番目の部屋にあるぞ」
💙「失礼いたします」
💚「えっと、ここから客室に出てから、」
💙「右から8番目の部屋だよね?」
💚「そうそう」
💙「こっちだ!」
💙「えっと、1 2 3 4 5 6 7 8!ここか!」
💙「って、えええぇぇぇえええ!!??」
💚「どうしたのそんなに驚いて」
💙「いや、ふうはやと俺の部屋が隣り合わせでびっくりしただけ!」
💚「めっちゃ奇跡じゃん!」
💙「だよね!」
💙「早速ふうはやの部屋にお邪魔していい?」
💚「いいよー」
💚「俺、部屋の構造知らないから」
ガチャッ
💚「おぉ!すごい!」
ふうはやの部屋にはまず、奥には少しアーチ状の8マス窓があり、その手前にセミダブルのベッドがある。そして、ハンモック、本棚、大きめのクローゼット、全身鏡、ドレッサーもあり、俺の客室と同じくらい豪華だった。
💚「りもこん!ありがとう!」
💙「俺はふうはやと一緒に入れる時間が嬉しいんだ。こちらこそありがとう! 」
そうして俺らは穏やかな日々を重ねていった。
俺が部屋で読書をしているとき、だれかが部屋をノックしてきた。誰ですか?ってドアを開けた先にいたのはふうはや。
だが、今日のふうはやは何かが違った。
いつも着ている装束ではなく、どうやら私服のようだった。
💙「ふうはやどうしたの?しかも私服じゃん」
💚「今日からいんく城下町で祭りが開催されるんだけど一緒に行かない?」
💚「ほら!勇者さんもたまには休憩しなきゃ!」
💙「祭りやってるの!?知らなかった」
💙「確かに最近疲れてきてるし、祭りでパーっと遊んじゃいますか!」
💚「一緒に行ってくれる?」
💙「勿論!」
💙「じゃあ今日の夜にあの噴水の前に集合ね!」
ガチャッ
俺はドアを閉めて、ふうはやが行ったことを確認するとすぐさまベッドに飛び込み、枕に顔を捩じ込ませて発狂した。嬉しすぎて。
俺の憧れのふうはやと祭りに行けるなんて思いもしなかった。しかも、ふうはや側から誘ってくれるなんてまさに天にも登る気持ちだ。
俺は城下町祭りデートの為にオシャレな私服を着て、 お金を持っていって、集合場所の噴水の前に向かった。
そしたら、既にふうはやがいた。
💙「ごめん!ふうはやーおまたせ!」
💚「その、さ…私服似合ってるじゃん///」
💙「ほんと!?♡ありがとう!」
💙「ふうはやも似合ってる!」
💚「嬉しいwありがとう♡」
💚「ねーりも!見て見て!あのいちごパイ美味しそう🤤」
💚「食べよ!」
💙「食べよー!」
売り子「いらっしゃい!いちごパイ2つで500円だ!」
💚「お願いします」
💙「お願いします」
売り子「はいどうぞ!城下町祭りはまだこれからやー!!」
💚「ありがとうございます!」
💙「ありがとうございます!」
💙「じゃああそこに座って食べよう」
💚「うん!」
俺らがベンチに腰掛けた時、
空がきれいなオレンジ色に染まった。
それは空飛ぶランタンのせいだった。
ただ暗いだけの空を一瞬にして明るくした沢山のランタンの色はまるでひだまりの如く優しく、心が和むようにほんわかと光っていた。
やがて、俺らの心までもその優美な光に攫われていった。
💚「綺麗だね」
💙「ね、本当に」
💚「てか、このいちごパイめっちゃ美味しいよ!」
💙「まじ!?食べよ」
もぐもぐ
💙「食べた瞬間に広がるいちごのジューシーな舌触りはもちろん、それをパイ生地に包んで工夫することによって味を引き出している!?!?!?」
💚「食レポうまw」
💙「食レポしまくりたくなるくらい美味い」
💚「それな!?」
いちごパイの甘さとオレンジ色の空の優美さが溶け合わさっていい感じに混ざっている。
一生この幸せな時間が続いてほしいなぁ。
💚「りもこん?あそこの店で指輪お揃いにしよ?」
💙「え!?いいの!俺もしたかった」
唐突なふうはやの言葉に俺の頭はイマイチ追いついて来ない。お揃いのネックレスとか、耳飾りとかは聞いたことがある。だけど指輪ってモノはカップルがするやつなんじゃないのか?
俺はそう聞いてみた。
💙「でも、そういうのってカップルがするもんじゃない?」
💚「え?そうなの!?」
💚「りもこんは俺とお揃いって嫌だ?」
💙「はぁ!?そんな訳ないじゃん!」
💙「俺、お揃いの指輪なんてしたことないし、ふうはやとしてみたかった」
💚「ほんと?ありがとう!」
💙「買いに行きますかー」
💚「行こー!」
💚「わぁ、綺麗な宝石」
💙「見てこの指輪!」
💙「薄い青のリングにエメラルドが付いてる」
💚「これが良い!」
💙「なんか、青と緑ってところが俺とふうはやみたいで綺麗だね」
💚「んね、綺麗…」
売り子「これにするのかい?」
💙「はい。1組でお願いします」
売り子「では、50,000円を」
💙「お願いします」
売り子「はいどうぞ。お幸せに〜」
そして俺らは右手の薬指に指輪を着けた。
これでふうはやと結ばれるなら苦労はしない。
俺は嬉しくて堪らなかった。
そして城下町祭りも終わりを迎え、夜の静けさというものが近づいてきた。
明日、俺は「しゅうくりーむ村」周辺の警備を任されている。
だから、明日ふうはやとは会うことが出来ない。少し悲しい気持ちもあるが、お揃いの指輪をふうはやだと思っていれば何とか乗り越えられるだろう。
💚「りもこん!明日の警備、頑張ってね!」
💙「ありがとう!勇者として頑張ります」
💚「じゃあ、ばいばい」
💙「ばいばい!」
ガチャッ
俺は自分の部屋に戻り、明日の警備の支度を進める。
💙「えーっと…勇者の服を置いて、盾と剣も置いておくか!」
💙「今日は楽しかったなぁ…」
💙「おやすみ。ふうはや」
と、ふうはやがいる訳でもないのに言って瞬く間に寝入った。
翌日。
💙「ふわぁ…っ眠すぎるやばい」
俺は起き上がって、勇者の服を着て髪の毛をセットする。
💙「よし!セット完了!」
そして、俺は部屋を出て食堂へと向かう。
適当に空いている席を見つけて座った。
💙「ふうはやが食堂に来てないな。ふうはやと隣に座りたかったのに」
(ちなみに、食堂のテーブルは横に長いテーブルです。)
俺が座ってから数分経った時に俺の隣にとある女性がきた。その女性は前から俺に話しかけてくれる人だった。
女性「あらやだ!りもこん様じゃない!今日の警備頑張ってね!」
💙「え、なんで俺が警備なことを知っているんですか?」
女性「盗み聴きしたの!りもこん様のことが大好きだから♡」
💙「あ、あ、すごい、ね笑」
俺はこの女性があまり好きではない。
何故か知らないが俺の個人情報をなんでも知っているんだ。怖い。だからその人が隣に座ってきて俺は少しだけ怯えた。
そして、今日の朝食はフランスパンのブール、鶏胸肉のコンソメミルクスープ、デザートにシャインマスカットだった。
料理は美味しかった。だけど、食べてる最中もその女性がずっと俺の事を見てきて怖かった。
💙「ふうはや助けて…怖いよ…(小声)」
💚「りもこん大丈夫?どうした何があった?」
俺が助けてって言葉を放った瞬間にふうはやが来た。
💙「え…?ふう、はや?」
💚「りもこんが嫌がってるんで見るのやめてあげてください」
女性「チッ!なんなのよ!」
ふうはやにそう言われた女性は瞬く間に食堂から出ていった。
💚「りもこん、大丈夫だった?」
💙「ふうはや!ありがとう」
ギュー
俺はふうはやに抱きついた。ふうはやは暖かくて安心出来る存在だった。
💚「ちょっと!俺を懐炉代わりにしないでよ!」
💙「ごめん!」
💚「いいよいいよw」
💚「今日の警備頑張ってね!」
💚「無事に帰ってきてよ!」
💙「俺は勇者だから大丈夫だって!」
俺はふうはやから別れの挨拶を交わし、しゅうくりーむ村へと向かっていく。
このいんく城からしゅうくりーむ村はある程度距離があるから馬車で向かうことにした。
1時間後。
やっとしゅうくりーむ村に着いたのでこの村の長に挨拶をする。
しゅうくりーむ村は輝かしい雰囲気ではなかったが、そこかしこにガーランドが飾られあり、洗練された美しさだった。
そして、村長の部屋に行く。
💙「失礼します」
❤️「どうぞー」
❤️「今日は急に任務を指示してすまないねぇ」
❤️「俺はしゅうと。この村の長でもあり、戦士もやらせてもらっている」
💙「俺は勇者のりもこん。よろしくな」
❤️「りもこん!よろしく!」
❤️「最近、このしゅうくりーむ村に攻めてくる敵が非常に多いんだよね。それで、敵のせいで負傷者も続出してるし…。
だからこの任務をりもこんに任せたってわけ」
💙「それなら任せてくれ。俺が敵を倒す。」
❤️「じゃあお願いします!」
💙「あぁ、任された!」
そして俺は村の周辺の警備を進める。
💙「うわ、まじかぁ…敵の拠点が村のすぐ近くにあるじゃん」
💙「早く倒さないと…」
俺はすぐさま敵の拠点に侵入した。
💙「かかってこいよ!悪どもめ!」
そう言うと敵は俺の方に走ってきたので俺は盾で自らを守った。そして鞘から剣抜き、剣を振り下ろす。
💙「これでトドメだっ…!!」
シャキンッ
💙「何とか敵の拠点を潰せたぞー」
💙「はぁ、疲れた。拠点の周りも一応警備しておくかー」
安心していたのも束の間。
俺が後ろを振り返ったときに2匹の敵が俺に剣を振り下ろそうとしていた。
やばい、防げない。気絶するかも。
💙「不覚…ッ!」
瀕死になることを覚悟していた時。
矢音が聞こえた。
💙「敵に矢が刺さってる…?俺、助かったの?」
💙「でも一体誰が…?」
❤️「ふう、無事で良かったよ」
💙「え、?しゅうと?」
❤️「心配だから着いてきたんだよね」
❤️「そしたらりもこんが不意をつかれそうになっててさ」
❤️「だから俺が弓矢で敵をダブルコンボしたってわけ」
💙「ありがとう!勇者なのにごめんなさい」
❤️「ううん。全然いいよ。勇者様の命が何より大切だし!生きててよかったよ」
💙「本当にありがとうございます!!」
💙「それで言いたいことがあってさ、魔王討伐の協力メンバーにならないか?」
❤️「魔王討伐!?それで世界が救われてこの世に平和を齎すことが出来るなら、お願いします!」
💙「じゃあこれからよろしくね」
💙「助けてもらったお礼にさ、これからいんく城の客室に泊まってかない? 」
❤️「ごめん。俺、もう泊まってるんだよね」
💙「そうだったの!?」
❤️「そうだよ!w」
❤️「1ヶ月前に【ねーるざの街】のかざねと俺で王様にとある任務を渡されたんだ。だからその時からずっと泊まってる。今は村に帰省してるだけだよー 」
💙「かざね、さん…?って誰?」
❤️「俺の仲のいい友達!今日の夜に俺もお城に泊まるからさ、紹介してあげるよ!」
💙「ありがとう!」
そして、俺はひたすら警備を続ける。
時は刻刻と過ぎていき、辺りは既に薄暗くなっていた。
💙「今日の任務おわったぞー!!」
❤️「じゃあ一緒にお城に帰ろう!」
💙「帰ろー」
💙「じゃあ馬車に乗ろう。ほら、徒歩は疲れるだろ?」
❤️「え!?いいの?ありがたいな!」
💙「じゃあいんく城へれっつごー!」
1時間後。
いんく城に到着した。
夕日が沈み、人気(ひとけ)のない夜の静けさが染み込んだ城下町。そこを通過していんく城の城門を潜る。
❤️「そういえば、もう7時だね」
❤️「え、俺ら夜飯の時間に間に合わなかったくない?w」
💙「夜飯抜き?w最悪もう!w 」
❤️「かざねを紹介しようと思ったけど今日はた時間もないし無理そう」
❤️「明日紹介するね!」
💙「やったー!嬉しい!」
❤️「じゃあ今日は、客室に戻って寝よう!」
💙「だね!」
俺らは客室に戻り、寝る前のひと時を過ごす。
そしたら_
コンコンコン
ドアがノックされた。
💙「ん…?誰だ?」
ガチャッ
ドアが開いたが暗くてよく分からない。
????「りもこん!来ちゃった」
💙「ふう、はや…?だよね?」
💚「正解ー!!」
💙「もー!びっくりしたじゃん!」
💚「今日さ、りもこんが任務でしゅうくりーむ村に行っちゃって全然話せてなかったから、なんか、その、えっと、寂しくて…」
💙「寂しいかったの?心配にさせてごめんね?」
💚「ちゅーしてもいい?」
💙「え?」
ふうはやが放ったその一言は俺の予想を遥かに超えるものだった。
💚「駄目?」
そんな甘い言葉を俺にかけてくる君。
返事はもちろん…
💙「いいよ」
💚「ありがと…」
💚「りも…好きだよ♡」
💚「俺から離れないで…俺だけを見てね♡ 」
チュッ
クチュクチュレロレロ
💙「んッ…///くるひいッ」
ぷはぁッ
💚「苦しんでるその顔大好き♡」
💚「大切な勇者様の唇を奪っちゃった♡」
💙「はぁ、はぁ、ッ… 」
💙「甘い…♡ 」
💙「ふうはやの口の中甘い…///」
💚「大好き♡りもこん♡」
💙「ありがとう…♡ 」
💙「俺からの気持ちは魔王討伐後に言うね…?」
💚「うん!ありがとう!」
💚「りもこん?ばいばい!また明日ね?」
💙「また明日ね!」
ガチャッ
俺はドアを閉めると、さっき起こった事の一部始終を確認した。
突然の事態に思考が停止する。
え?なに?ふうはやが?あのふうはやが?俺に接吻を?え?ええええええぇぇぇええ?!?!
何事!?
最近、ふうはやのことを気になり初めてはいたが、こんなに惚れてしまうとは…
でもこんな色恋沙汰は魔王を討伐した後にすることなのでは?俺はそう思った。
俺はそんなことを布団の中で考えていた。
全然寝れない。俺の考え事が頭の中の8割を支配して、全然寝れないのだ。
💙「やばい、寝れない…」
💙「今日オールしようかな…」
そして7時間後…。
俺は結局眠れなかった。ずっと、ずっと、ふうはやが頭から離れなくて…。もしかして俺は恋と言うものに落ちてしまったみたいだ。
💙「眠すぎるぅ…」
とりあえず今日は予定が何も無いのでゆっくり出来る。そんなことを思いながら、髪の毛をセットして、着替えて食堂に向かう。
そして俺はいつも通り、空いている席を見つけ、適当に座ろうとした。
そしたら、誰かから肩を叩かれた。
💙「え!?誰?」
後ろを振り返ると、そこにいたのはしゅうとだった。しゅうとの隣には俺と初対面の人がいた。
❤️「ほら、挨拶して!」
🩷「俺の名前はかざねだ!ねーるざの街の長で、最強の戦士だ」
🩷「君の名前は?」
💙「俺の名前はりもこん。この国の勇者をやらせてもらっている。よろしくな!」
❤️「りもこんが昨日、かざねに会いたいって言ってたから紹介したの!」
🩷「そういうことね!勇者様のことは前から知ってたけど、顔をよく見るとイケメン!」
💙「まじー!?テレルナー」
❤️「照れるなってw」
💚「あれ!?りもこん!としゅうととかざねもいる!」
💚「おはよう!りもこん!」
💙「おはよう!」
俺は驚いた。昨日の夜のふうはやの雰囲気と全然違うことに。
まるで人が変わったかのように。
💚「とりあえず4人で並んで座りたいな!」
💙「座ろ!」
💚「りもこん!隣に失礼します」
💙「はーい」
🩷「お腹すいたぁーあ」
❤️「それなー?」
今日の朝ごはんは、サンドイッチ、コーンスープ、粒の大きな葡萄だった。
💚「りもこん、」
💙「どうしたの?」
💚「いや、その…」
💚「俺、葡萄苦手だから食べてくれない?」
(※そういう設定です)
💙「いいってことよ!俺、勇者だしさ!」
💚「じゃあ俺が食べさせてあげる!」
💙「え、ちょっ!まっ!」
💚「あーん♡」
パクッ
俺は躊躇う暇もなく、葡萄を口に入れられた。
💙「んッ…///もう…自分で食べれるよ…!」
💚「よく出来ましたぁ♡」
そうして朝食を食べた後。かざねに話しかけられた。
🩷「りもこん」
💙「ん?どうしたの?」
🩷「今日の3時にお城の庭のお茶会場所で話をしたいんだ」
💙「俺は今日、予定がない。断る理由もないからいいぞ」
🩷「じゃあ今日の3時に庭のお茶会場所に集合な!」
💙「了解だ!」
そして、今日の3時…。
💙「やばい!もう3時!遅刻するー!!」
俺はダッシュで階段を駆け下りて、集合場所のお茶会場所に向かった。
🩷「あ!りもこん!やっときたー」
💙「ごめんー!遅れたー」
🩷「全然大丈夫w」
💙「今日めっちゃ暑いからガゼボの下でもいい?」
🩷「いいよー」
俺らはガーデンチェアに腰掛けた。
🩷「りもこんと休憩するってしゅうとに言ったら、紅茶を注ぎにきます!って言われてさ、多分もうすぐしゅうと来るかもね」
💙「そうだねぇ」
❤️「かざねー!りもこん!紅茶持ってきたよー !」
🩷「噂をしてたらまさか本当に来るとはw」
🩷「偶然すぎるw」
💙「本当にめっちゃ偶然だねw」
❤️「えぇ!?俺、奇跡ってこと!?w」
❤️「とりあえず俺はさようなら」
🩷「ばいばいー!ありがとう!」
💙「しゅうとありがとう!ばいばい!」
💙「俺、お菓子持ってくるの忘れた」
🩷「って言うと思って…」
🩷「お菓子持ってきてます!」
💙「え?!ほんと!?」
🩷「うん!りもこんにも分けるからご安心をー」
💙「ありがとうすぎる😭」
かざねから渡されたのは、マカロンだった。
マカロンの色合いが紅茶の雰囲気とマッチしていて美しい。
🩷「いいよいいよ!食べな?」
💙「本当に心から感謝」
💙「てことで!本題に移ろうか」
💙「今日、何の話がしたくて俺を呼び出したの?」
🩷「それは、君の魔王討伐の協力をしたいんだ」
🩷「是非とも俺に協力させてください」
💙「勿論だ。君は逞しくて、武器の扱いも凄そうだ」
💙「断る理由なんて、何処にもないだろ?」
🩷「りもこん…!」
俺は紅茶を啜り、マカロンを一口頂いた。
💙「これ、めっちゃ美味しいね。何処で買ったの?」
🩷「あぁ、そのマカロンは少し味が特別でねぇ…。俺のねーるざの街の名物なんだ」
💙「そんなんだ!今度ふうはやに買ってきてあげよ」
🩷「いいね!ふうはや、甘いもの大好きでしょ」
💙「だよね!」
💙「てか、話したいことはそれで終わりでいい?」
🩷「うん!もう終わり!」
🩷「だけど、まだりもこんと話していたいなぁ…」
💙「奇遇だね。俺もだよ」
そうして、他愛もない話をしているのも束の間。夕日が登って空をオレンジ色に灯した。
🩷「もう部屋に戻りますか!」
💙「戻ろう!」
そうして俺らは自室を目指して歩く。
💙「俺ここの部屋だから!ばいばいー」
🩷「ばいばい!」
そういえば、俺は明日の朝に王様から呼び出しを受けている。重要な話らしい。
翌日…。
俺は朝早くから起きて、勇者の服をきて王の間へと向かう。
💙「ねっむぃ…。廊下歩いてる途中に寝ちゃいそう… 」
💙「もうすぐ王の間に着くからしっかりしてる雰囲気出さないと!」
💙「失礼します」
そして俺は跪く。
👑「今日は来てくれてありがとう。りもこんよ」
💙「はい」
👑「其方は勇者だ。そこで我からお願いがある 」
👑「それはだな… 」
👑「其方と一緒に魔王討伐をしてくれる仲間の任命式をやるんだ。今日、丁度12時になった時、此処(王の間)で任命式を行おう」
💙「承知しました」
そして俺は王の間から出て暇つぶしのため、訓練所に向かい、兵士達に剣の扱い方を教える。
💙「もっとこう、剣を振り下ろす感じでやるんだ!」
兵士「ありがとうございます!」
💙「君、剣が相当上手だね。実戦ってのも悪くない」
兵士「実戦やってみたいです!りもこん様!」
💙「じゃあ実戦所に行こう!」
兵士「ありがとうございます!」
実戦所に着いたら他の兵士達もたくさんいた。
その中に、綺麗な緑色の頭が見えた。
💙「ん?あれは…ふうはや…か?」
💙「まぁいいや…」
兵士「どうしたんですか?」
💙「いいや…何もない」
💙「早速、実戦をしよう」
💙「まずは、俺の攻撃を盾でガードするんだ」
兵士「え!?りもこん様って勇者だから絶対強いじゃないですか!」
💙「大丈夫!剣を振り下ろすタイミングを1段階遅くするからさ」
兵士「うぅ、じゃあ頑張ってみます!」
💙「剣を振り下ろすタイミングで、
俺が【はい!】って言うから。それだったら分かりやすいかな? 」
兵士「わざわざ私の為に…!ありがとうございます!」
💙「じゃあいくぞ!」
💙「はい!!」
シュッ(剣を振り下ろす)
兵士「うわぁっ!」
カキーンッ(剣が盾に当たる)
💙「お!ガード出来たじゃん!おめでと」
兵士「出来ました!本当にありがとうございました!」
💙「11時57分か。俺、この後俺は任命式があってね…。悪いけど此処で終わらせてもらうよ 」
兵士「はい!ありがとうございました!」
俺は大急ぎで王の間に向かう。王様の命令なのに、遅刻したら間違いなく終わる。
王の間の前に着いた。時刻は11時58分。
何とか間に合った俺は安堵のため息をつく。
王の間に着くと既に、いんく王国の騎士、騎士長、それにふうはやとかざねとしゅうともいた。
💚「りもこん!遅いってー」
💙「ごめんごめん!」
💚「あ!王様来るよ!」
👑「本日は集まってくれてどうもありがとう」
👑「そして、此度は大戦士の任命式を行う」
👑「はやはや街のふうはや、しゅうくりーむ村のしゅうと、ねーるざの街のかざね。そして、勇者のりもこん」
👑「を、いんく王国の大戦士に任命する」
👑「そして、魔王討伐の責務を全うするのだ」
👑「だが、魔王を討伐する準備は、まだ万全とは言えん」
👑「準備が整った日、このいんく城の鐘を鳴らそう」
👑「話は以上だ。皆、散会したまえ」
💚「いやー!まさか俺らが魔王討伐を命じられて、おまけに大戦士に任命されるとは!」
🩷「めっちゃ嬉しい!」
🩷「ようやく俺らの戦力が認められる時がやってきたみたいだし!」
❤️「ね!本当にそう!」
💙「でも、魔王討伐って怖いー!!」
❤️「ちょっとぉ!?勇者さん!? 」
💚「なーにビビってんの!俺らならきっと出来るよ」
💙「だよね!」
🩷「てか、何それ!その指輪!」
💙「あーこれ?ふうはやと城下町の夜祭りに行った時にお揃いで買ったんだ」
💚「うん!」
❤️「結婚してるみたいでいいねw」
🩷「ね!いいじゃんw」
💚「結婚してないからー!からかわないでよ!」
❤️「はいはいwごめんw」
🩷「ごめんてーw」
時が経ち、夜になった。
俺は寝る準備をして布団の中に入った。
💙「今日は寝れそう…」
💙「おやすみー」
コンコンコン
💙「ん?誰だ?」
💙「誰ですかー?」
ガチャッ
💚「りもこん!」
💙「って、ふうはやじゃん!」
💙「どうしたの?もう就寝時間だけど」
💚「ごめん…」
💙「いいけど、とりあえず中に入りな?」
💚「ありがと!」
💙「で?どうしたの?」
💚「りもこん。カーテン開けてみて?」
💙「え、うん」
カーテンを開けた。そしたら、窓の外には星空が広がっていた。まるで、宝石が散りばめられているかのように。
💙「わぁ、綺麗」
💚「そう、この星空を一緒に見たくて」
💚「今から展望台に行かない?」
💚「そしたら、この綺麗な星空がもっと綺麗に見えるかも」
💙「でも、就寝時間って城の警備がそこら辺を巡回してるしバレたらやばそう」
💚「でも、りもこんと行きたいの!」
💙「しょうがないなぁ…。まぁ、俺も星空見たいしいいよ」
そうして、俺らは警備員に気をつけながら展望台へと静かに歩いていく。
💙「着いた。此処が展望台だよ」
💚「凄いね。俺、展望台に来たことなくて。でも、こうしてりもこんと初めての展望台に行けて良かったよ」
💙「俺も良かったよ」
💙「この展望台は城下町が見渡せるんだ。綺麗でしょ?」
💚「わぁ、凄い!めっちゃ綺麗だね」
展望台から眺める景色は壮観だった。
俺らの目に映ったものは、深夜になって城下町祭りが終わった城下町の姿だった。城下町の人々は出店を閉じ、周辺のランタンの火を消す。
ランタンの光が消えてなくなった時、城下町は光を失った。しかし、星空が俺らの視界全体を煌びやかに染めた。
💙「あ!ふうはや!流れ星!」
💚「お願い事しなきゃ!」
💚「えっと、ぉ」
💙「流れ星もう終わったよ?w 」
💚「えぇ、うそ!?w」
💚「流れ星って消えるの早いね」
💙「あんなに綺麗なのにすぐに消えちゃう。儚いよね」
💚「りもこんは何か願い事とかあるの?」
💙「俺の願い事かぁ」
💙「いや、今は言わないかな!」
💚「えー!なにそれーw余計に気になる」
💙「いやー、言わないよ?」
💚「えーw」
好きな人と付き合いたい。そんな願い事、好きな人本人の前で言える訳がない。恥ずかし過ぎるよ…。
💙「ふうはやの願い事は何なのー?」
💚「俺は…」
💚「魔王を討伐した世界で、りもこんと一生一緒に暮らせますように!かな」
💙「俺もふうはやと同じ気持ちだよ」
💚「なにそれ。嬉しいw」
💙「あははッ」
💙「今、俺らは右手の薬指に指輪をつけてる。だけど、それが左手になる日も程近いかもね!」
💚「嬉しすぎるんだけど。ねぇ、りもこんとハグしたくなってきちゃった♡ 」
ギュー
💚「りもこんとハグしてると、なんか落ち着く」
💙「俺はふうはやの隣にいるだけで落ち着く」
💚「えへへ///」
💙「そんな可愛い顔、誰にも見せないでよね…///」
💚「え!?」
やらかした。つい、本心が心の中から出てしまった。ふうはやは俺の発言に驚いていた。
💙「違ッ!これは…その…」
💚「りもこんって勇者のくせにそういう可愛いところがあるからいいよね!」
💙「もう!またそうやって俺をからかってー!!」
💚「からかってなんかないよw」
💚「よし、もうそろそろ自室に戻らないとね」
💚「展望台から見る景色、綺麗だったなぁ」
💚「俺、またりもこんと見に行きたいな」
💙「俺も同じこと思ってた!」
💚「あははッ」
それから、約2ヶ月後…。
魔王を討伐する日の前日。
いんく王国の兵士、騎士、そして「大戦士」が城に集まった。
そして、魔王討伐の為に各自、食料の確認や、兵士達が使用する弓の手入れなどをした。
俺とふうはやは武器のチェック担当だったので、いんく城の武器庫へ向かう。
💚「ねぇ、りもこん」
💚「ここに置いてある大量の弓って、全部俺ら2人で手入れしないといけないの?」
💙「うん。王様にそう言われたからね 」
💚「大変すぎるってぇ!」
💙「まぁ、頑張って手入れするかぁ」
💙「ほら!ふうはやも頑張りな!」
💚「はーい。分かった…」
この時、俺らの他に武器庫に人はいなかった。
だから、ふうはやと2人きりで少しだけ、ほんの少しだけドキドキする。
3時間後…
💙「どう?そっちは終わった?」
💚「うん!ばっちりだよ!これで魔王討伐も有利に戦いを進められること間違いなしだよ」
💙「まぁ実際のところ、俺もふうはやも弓は使わないけどねw俺ら大戦士の中で弓を扱えるのはしゅうとだけだからさ 」
💚「ねw本当にそう」
💚「ちなみに俺の使う武器は槍なんで!強いですけどー!?!?」
💙「ふうはやの槍が強いアピールはもういいでーす」
💙「俺の剣と盾のほうが強いもんねー」
💚「またそうやって自慢してくるーw勇者のクセにー♪」
💙「勇者のクセにとかやめなさい!!w」
💚「はーいw」
💚「はぁ…」
突然、君がため息をした。
心配になって、俺は尋ねる。
💙「どうしたの?ため息なんか君らしくないじゃん 」
💚「いや、なんだろう。最終的に魔王と戦うのは、大戦士のかざねとしゅうととりもこんと俺じゃん?それでさ、本当に魔王を倒せるのかなって思えてきてさ…」
そんな弱気になるなんて君らしくない。
俺はそんなふうはやの頭を撫でる。
💚「りも、こん?」
💙「大丈夫。きっとみんなで生きて帰れるし、魔王も討伐できるよ」
💙「だから、大丈夫。俺も着いてるし!」
💚「そうだよね!りもこん!なんかりもこんのお陰で勇気が出てきた。ありがとう!」
ガチャッ
????「失礼しまーす」
💙「どちら様?」
💙「って!しゅうととかざね!」
❤️「どう?武器のチェック終わった?」
💚「終わったよー!」
🩷「おー!良かった」
🩷「ていうか、いよいよ明日は魔王戦だね」
🩷「それで、魔王戦の要となるのってここにいる俺ら(大戦士)じゃん?」
🩷「頑張ろうぜ!」
💙「おー!」
❤️「おー!」
💚「おー!」
🩷「おー!」
💙「俺らで絶対に魔王を倒そうな」
💚「んね!絶対に!」
💙「じゃあ今日は、此処で解散!」
💙「また明日会おう」
「じゃあな!」
明日の為にやるべきことを終えた俺は自室に戻り、ベッドに入る。
だけど、なんだか落ち着かない。
明日が魔王戦。しかも俺は魔王討伐の要となって戦う。
緊張して落ち着かないのも当たり前だろう。
💙「んぅ…どうしよう。落ち着かなくて寝れない」
💙「ふうはや、今起きてるかなぁ」
俺とふうはやの客室は隣り合わせだ。
そこで俺は考えた。
ふうはやと一緒に寝れば、良い睡眠が得られるのではないのかって。
俺は、自室をでてふうはやの客室のドアを3回ノックする。
ガチャッ
そしたら、扉が開いた、
俺は、既にふうはやが寝ているのかと思っていたのでふうはやが起きていることにびっくりした。
💚「りもぉ?どうしたのぉ?」
💙「ふうはやと一緒に寝たいの」
💚「んぇ!?」
💙「俺、魔王討伐の不安と緊張で頭がいっぱいで寝れないから、一緒に寝たい」
俺は、ふうはやにそう説明をした。
💚「実は、俺も寝付けなくてさ。いいよ、一緒に寝よ?」
💙「ありがとう…」
💚「ねぇ、りもこん?」
💙「どうしたの?ふうはや」
💚「ぎゅーしながら寝たいなぁ」
そんなふうはやの発言に俺は驚いた。
だって、ハグしながら寝たことなんて俺は今までの人生の中で一度もないんだから。
勿論、返事は
💙「うん!ぎゅーしながら寝よーね」
ふうはやの体温は暖かくて俺ごと溶けてしまいそうだった。
その日の夜の俺らは、お互いの体と体の隙間を一切残さずハグをして、眠りについた。
翌日(魔王戦当日)
💚「りもこん!起きてぇ」
💙「…ふわぁ、まだ眠いよぉ」
💚「今日、遂に魔王戦討伐だね」
💙「そうだね。絶対に魔王を俺らで倒すんだ」
💚「あぁ。頑張ろう」
俺らは戦いの準備をして、集合場所のいんく城城門前広場へと向かう。
城門前広場に着くと、兵士、騎士が既に並んでいた。
💙「あれ?しゅうととかざねってまだかな」
💚「確かに。来てないね」
タッタッタ
❤️「やばい!遅れるぅー!」
🩷「俺ら遅れてない?」
💚「うん!全然大丈夫」
💙「遅れてないから安心して!」
、
👑「本日は魔王城に乗り込み、魔王を討伐する時」
👑「集いし兵士、騎士達よ。君たちは魔王城に巣食う魔王が飼い慣らしている敵を殲滅したまえ」
👑「そして、大戦士のふうはや、しゅうと、かざね、そして勇者りもこん。君たちは、兵士軍と騎士軍が敵を堰き止めている間に魔王がいる本丸へと向かうのだ」
👑「皆、行くぞー!! 」
「おー!!」
カーンカーン(鐘 )
この鐘は準備が万全になった時に鳴る鐘だ。
そしてその鐘と共に、俺の魔王討伐への緊張感はやがて、責任感へと変わっていった。
魔王城に向かう。
1時間後、魔王城に到着した。
兵士、騎士たちはすぐさま周りの敵をなぎ倒して、俺ら大戦士のために道を開けてくれた。
💙「今のうちだ!本丸に乗り込むぞ!」
💚「いくぞ!」
🩷「行けぇー!」
❤️「乗り込むぞ!」
タッタッタ
タッタッタ
💙「ん?此処が本丸か」
💙「さぁ魔王。何処からでもかかってきな」
😈(魔王)「貴様らは誰だ?まぁ、良い。お前らの命運もここまでだからなぁ!?w」
魔王の見た目は恐ろしかった。全身が暗い紫色、手に剣がくっついていて、目が赤色に薄気味悪く発光している。
全体的に邪気を纏っていた。
😈「どうだ?びびって声も出ないか?w」
💙「お前を倒して、この世界に平和を齎す。それが俺の使命なのだ」
😈「小賢しい。これでも喰らえ!」
❤️「りもこん!危ない!」
カキーン(盾に攻撃が当たる)
💙「うぅぅぅ!お前の攻撃なんか防げる」
😈「まぁ、ここから本気を出そうか」
😈「お前らぁ!〇ねえええぇぇ!」
(😈が剣を振り回す)
❤️「そんなものッ!俺の弓には効かないよ!」
シュンッ(矢音)
😈「効かぬ!」
🩷「じゃあ、俺の炎の魔法はどうかな?」
ボワッ
ジュージュー
😈「熱いッ!クソ!負けてたまるかぁああ”」
かざねの炎の魔法でも駄目なのか。
だけど、倒すまで諦め切れない。
💚「喰らえ!俺の槍術!」
グサッグサッ
グサッグサッ
😈「うぐっ…がはっ…お”え”ッ」
💚「もっとお前にダメージを与え続けてやるッ…」
グサッグサッ
😈「フフフ…」
😈(💚に剣を振り下ろす)
シュッ
💙「ふうはや!危ない!」
カキーンッ(盾に攻撃が当たる)
ふうはやに魔王の攻撃が当たろうとした時、俺は即座にふうはやを盾で守り抜いた。
間一髪だった。
💚「はぁ、はぁ、ありがとう…りもこん」
💙「ふうはやは下がってな」
俺は魔王に剣を振り下ろし、滅多刺しにする。
シャキーン
シュッ
シュッ
グサッグサッ
😈「うぐっ…苦しい」
😈「お主中々やるのぅ」
😈「だが、無意味だ。俺はお前らを此処で倒す」
❤️「そんなのさせないッ」
😈「うるさいッ!!」
😈「だまれえええ”え”ぇぇぇ」
❤️「 うわぁ!魔王!こっちに来るな!俺は遠距離武器だから近距離じゃッ 」
💚「しゅうとぉおおお!」
しゅうとが、窮地に陥っていた。その時。
ふうはやが槍で魔王を突き飛ばした。
😈「鬱陶しい奴らだ。少々手間がかかるな」
😈「まずは勇者からかぁ」
😈「シュッ」
サッ
シュッ
シュッ
シャキーンッ
💙「当たんねぇよぉッ…!」
🩷「りも!逃げて!」
ボワッ
🩷「燃えろぉおおお”!」
😈「熱いッ…クソッ」
🩷「もっと燃やしてみようか笑」
ボワッ
ジュージュー
パチパチ
ジュー
😈「いやぁ”!クソが!熱いッ熱くて堪らないッ」
🩷「りもこん!俺がこいつを引きつける」
🩷「だから、りもこんはそのうちに攻撃を仕掛けてッ!」
💙「OKだ!」
💙「よし、魔王こっちだ!」
😈「俺様の破壊ビーム!喰らえええええええ」
ビシューン(破壊光線)
💙「まずい!このままじゃ指に破壊光線がッ 」
魔王の破壊光線が自分の指に当たった時、
俺とふうはやのお揃いの指輪に破壊光線が当たり、指輪が真っ二つに割れた。
だが、指は無事だった。
まるで指輪が俺の心の叫びに応えてくれたかのように俺の指を守り抜いてくれた。
😈「まったく、忌々しい(いまいましい)奴らめ」
💚「りもこん!指大丈夫?」
💙「うん…でも指輪に攻撃が当たったて砕けちゃった。ごめん、ふうはや…」
💚「そんなの今、気にしないでいいんだよ!」
💚「さぁ、今は戦わなくちゃ」
💙「だね!」
😈「お前らの命運もここまでだな」
😈「凍れ!!」
魔王がそう言い放った時。
本丸全体に大量の氷柱が降り注いだ。
💙「うわぁ!やばいッ…あんなのに当たったら一溜りもないッ… 」
🩷「降ってくる氷柱は、俺が魔法で溶かすからひとまず安心して!」
ボワッ
シューシュー
❤️「ナイス!かざね!」
🩷「でも、やばいッ…こんな大量の氷柱を一気に壊せない…」
💚「かざね!お願い…頑張って…」
❤️「りもこん以外、盾持ってないから俺らは避けるしかない。だから、かざね。 頑張って…」
🩷「うん…!」
😈「氷柱よ…!もっと降れ!」
🩷「まずいッ…!このままじゃ、守りきれないッ… 」
🩷「りもこん!ふうはや!」
🩷「俺が魔法で氷柱を溶かしてる最中に、一斉に奴に猛攻撃を加えるんだ!」
🩷「しゅうとは、二人が攻撃してる間に弓で魔王に攻撃してくれ 」
❤️💚💙「了解だ!」
🩷「氷柱は俺が溶かす!」
ボワッ
ジュージュー
シューシュー
😈「氷柱よ…!もっともっと降るんだ!」
パシャーン(氷柱が降る)
🩷「させるか…!燃焼!」
ボワッ
シューシュー
💚💙「今のうちに!」
シャキーン
シューシュー
💚「喰らえ!」
グサッグサッ
😈「クソっ!やめろ!」
❤️「よし!俺が魔王の急所を射抜くから…!そのうちに!一気に畳み掛けるんだ!」
ヒューン(矢音)
ザクッ
😈「ウグッ…」
❤️「今のうちに一気に!」
💚💙「任せろ!」
😈「やめろ…!」
😈「うおおおおぉぉぉおおお!」
(魔王が剣を振り回す)
💙「避けろ!」
💚「うわぁッ!危ない!」
💚「りもこん、ありがとう!」
💙「よくもふうはやを…!」
ザシュッ
シャキーン
シューシュー
ザクッザクッ
😈「もうどうなってもいい…!氷雪の嵐!」
その時。本丸全体が氷の壁で覆われた。
そして、俺らの頭の上に氷柱が降り注ぐことに なった。
💙「頭の上に氷柱が!避けて!」
❤️「っあぶな!避けれたぁ…」
💙「ふうはや!上!早く避けて!」
💚「…ごめん、もう、避けきれないッ!」
💚「みんな…ありがとう…」
🩷「って、ふうはや!まだ死ぬな!」
🩷「氷柱よ!燃え、ろッ…!」
シューシュー
💚「ん、あれ、俺生きてる?」
🩷「良かった…間一髪 」
🩷「よし、戦闘モードに戻るぞ」
💚「あぁ」
💙「みんな!一斉に畳み掛けるんだ!」
🩷「しゅうと、俺に考案がある」
❤️「なんだ?」
🩷「俺の炎の魔法で矢じりに火をつける。それを魔王に当てれば炎の矢になってより一層、攻撃力が強く される筈だ」
❤️「天才かよ!」
🩷「じゃあ矢じりに着火!!」
ボワッ
🩷「射れ!!」
❤️「当たれー!!」
ヒューン
グサッ
😈「熱いッ…うぅうう…何故だ、どこから炎が」
🩷❤️「ここからだよ!魔王!」
😈「小賢しい野郎共め…」
💚「魔王が燃えてるうちに攻撃するぞ!りも!」
💙「あぁ!」
シャキーン
ザシュッ
ザクッ
シューシュー
ふうはやは優れた槍術で攻撃し、しゅうととかざねは互いに援護し合って攻撃している。
俺は精神を統一し、魔王に攻撃を加える。
💙「いけるぞ!みんな!このまま猛攻撃を加え続ければ倒せる!」
😈「フフフ…貴様らはバカだなw」
💚「は?」
😈「最終奥義!タイフーン!」
ビューーー(風音)
最終奥義。嫌な予感がした。
その予感と共に俺らは本丸の端へと突き飛ばされた。
バタッ
隣を見たら、ふうはやとしゅうとが頭を打って気を失っていた。
💙「そんな…」
💙「あれ、?かざね?かざねは?」
🩷「俺は居るよ…」
かざねも突き飛ばされたようだったが、運良く当たり所が悪くなく、戦闘ができる状態だった。
💙「しゅうととふうはやは気を失っている。だから、俺らでやるしかない」
🩷「承知した。行くぞ!」
🩷💙「絶対にお前を倒す!」
😈「さぁ、かかって、こい…!」
ザシュッ
ザシュッ
🩷「お前に降り注げ!大魔法!火山弾!」
ドカンッ
バーンッ
かざねの大魔法は爆発的な威力であり、それは魔王までも脅威とするものであった。
だが、大魔法を使ったせいでかざねの体力は根こそぎ奪われてしまったのだ。
😈「ぜぇぜえ…うわぁあ”あ”あ”!我はまだ生きる!」
🩷「りもこん!今だ!トドメを!」
💙「任せろ!」
💙「うおおおおぉぉぉおおお!」
タッタッタ
💙「はぁぁああ!」
ザシュッ
💙「倒せ、た か?」
俺の最後の一撃で魔王を倒すことに成功した。
だけどみんなは…。
ふうはやとしゅうとは魔王に突き飛ばされて気絶したままだ。脈はある。かざねは、急に大魔法を使ったせいで恐らく体力が一気に奪われたのだろう。そのせいか、横たわっている。
🩷「ねぇ、りも、こん、…倒せ、た のぉ?」
💙「倒せたよ」
💙「これでこの世界に平和が訪れる」
🩷「良かった…!」
、
、
そして、10分後。
ふうはやとしゅうととかざねは回復して起き上がることが出来た。
❤️「うぅ…」
💚「俺ら生きてる?」
🩷💙「生きてて良かったー!!」
💙「魔王はもう倒したよ」
💚「本当に!?倒したんだ!やったー!」
❤️「みんなありがとう!!」
💙「さぁ、こんな魔王城から出よう」
魔王城から出て、俺らはいんく城へ戻る。
俺らはいんく城の展望台に足を運んだ。
💙「わぁ、みんなみて!朝日が出てる!」
💚「本当だ!きれい!」
🩷❤️「綺麗…!」
🩷「あ、そういえば俺らはやることがあるので二人でイチャイチャ過ごしててくださーい 」
❤️「じゃあねー」
💙「ちょっと!!」
💚「ねぇ、りもこん?」
不意に名前を呼ばれてドキッとする。
💙「ん?なに?」
💚「魔王を倒したことだし」
💚「言わせてほしい」
💚「りもこんが大好きです。付き合ってください!」
💙「俺も大好きです。お願いします!」
俺らは、いんく城から見渡せる絶景をバックに展望台でお付き合いをした。
魔王がどれだけ俺らのことを痛めつけようが、俺らの絆は消えやしない。
一生君を幸せにすると俺は誓った。
暖かい朝が来た_。
𝑻𝒉𝒆 𝑬𝑵𝑫
裏タイトル「俺らの絆は消えやしない」
ということで!20,000文字超えたのでここで終わりにしたいと思います!
今回はあまりイチャイチャっていう感じが無かったかもしれないんですけど、次回はドロドロな作品(?)書きます!お楽しみにー!
お疲れ様ー!