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--現代–
「クソッ!あいつはどこへ行ったんだ! この米国である俺が、こんな醜態を 曝け出すとは…不覚…!!」
「え、アンタもしかしてアメリカ?」
「…!?お、俺の背後を容易く取るとは… 何奴…!?」
「え?俺?知ってるだろ、フランスだよ。 」
「フランス?… しかしその顔…お前仏か?」
「うげっ、その名前で呼ばないでよ、 気持ち悪りぃなぁ…」
「ところで尋ねたいのだが、大日本帝国はどこにいるか知らないか?」
「ってか、さっきからなにその喋り方。 アメリカでは新しくそんな感じのヒーローが 流行ってんの?」
「ひぃろぉ?」
「…うーわ、俺気づいちゃったわー……お前鬼畜米帝かよ、ジジイじゃん」
「は?お前、言ったな…?許さないぞ…」
「チッ、確かに、ちょっとのことで大爆発するやべぇやつだったわ、お前って」
「…?それはなんだ?板?」
プルルルル…
「…あ、ブリカスぅ〜?お前の息子なんかやってるよ?シバいてくんない?」
「は?」
「あー、来る?わかったー」
プツッ
「めっちゃ怒ってたよーwww」
「ぶりかす…とは誰のことを言ってるんだ?」
「え、アンタの背後に立ってるやつ」
–第二次世界大戦–
「あっっ!!!日帝ちゃんが笑った!可愛いーー!!」
「…!?私、今笑っていたか?」
「うん、にこり、ってね。サイコー!! 」
「そうか、良かった。私も笑えるのだな。」
「……!」
「?どうした、米国よ」
「いや、なんでもない!それより、昔の俺の話をしてほしいな。俺がどんだけ黒歴史を残してきたか気になるからさ。」
「…お前の話、か」
「あっ、嫌だったら良いんだよ!」
「いや、良い。愚痴れる状況なんてそうそうないからな。」
「そっか、確かに。じゃあ、一番ムカついたことは?」
「む、ムカついた…とは?」
「あっ、えーと…苛立ち…?を覚えた一番の出来事は?」
「…ふむ…そうだな。米国の後をつけていたら、米国が食べた缶詰で転んだことだな。」
「俺ポイ捨てしてる!?駄目じゃん!」
「そうだな。ポイ捨ては駄目だ。」
「ふふ、やっぱり…」
「日帝は今でも昔でも、やっぱり 芯は変わらないな。」(小声)
「む、なにか言ったか」
「いいや、なにも。それより、話の続きを聞かせて!」
「嗚呼。」
コメント
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短い上に投稿期間空いてすみません あと小説書くの下手になってる…