次に目を覚ましたのは真っ先に金髪と黒色の髪が見えた
霖)……??
目を覚ましてポカーンとしていると直哉が中々にでかい声で私の名前を呼んだ
直哉)霖!!
霖)…うるせ
直哉は私を抱き抱え凄い心配しているのがよく分かる
直哉)お前は…本当に……何もかもを…心配させて…
物凄い勢いで私の事を凄い抱きしめる
霖)ちょっと…私……なんでこんな事に
聞こうとしたら直哉が勝手に話した
直哉)俺がこっちに来たら既に倒れてたんや
少し前の話
直哉サイド
直哉)くっそあの女呪霊にまんまと引き摺られやがった!
走って取り敢えず探せられるところを探す
1時間後
直哉)はぁ…ったく居ねぇ…アイツどこ行ったんや!
(あ”ーったく、んで俺はあの馬鹿女の為に探してるんや…アホみたいにイライラするわ)
もう何回降りたのか分からないが降りた先にはあの馬鹿女が居た
直哉)!!霖!
くっそ、なんでこいつ倒れてるんや!可笑しいやろ!
直哉)…!!
こいつ……なんで泣いて…可笑しいやろ…
霖サイド)
という大まかな話を聞いた
霖)あ”〜…まぁ、分かったしいいや…体いって…
体を起こして出る方法を考えようとしたとき
霖)??あんたどうやって来たんだよ
そう、それが少し気になったのだ
直哉は少し「うーん…」と考えた後
直哉)覚えとらん!
と、凄いいい笑顔で言われた
霖)こっのばかぁ!
直哉)しゃ、しゃーないやろ!
あーもう出るの面倒くさくなっただけじゃん
霖)はぁ……どうやってでるか
(少しでもあいつがどこから入ってきたってのが分かればなぁ…)
ほんの少しの淡い期待を抱いてどこから入ったと聞いても覚えとらんの一言で一蹴された
霖)もうヤダ泣きてぇよぉー!
部屋の端っこでわんわん泣いていたらしれっと直哉が側にきた
霖)なんだよぉ…グスッ
直哉)女に泣かれっと複雑なんや、やめろ
シレーっと私の肩抱くのやめてもらっていっすかね〜…
霖)…あっそ!もう私壁壊してでるし!
いそいそと立って壁を壊そうと鞭を取り出す
霖)…はぁ、壊れっかな…
鞭を振り上げ思いっきり壁を叩くがビクともしない、いや、ビクともしないだけならまだいい
直哉)うわっ!ちょっ!こっわ!やめややめ!俺が先に死ぬわ!
そう、鞭が反射するのだ
霖)チッ…はいはい、辞めますよ
物理が無理なら多分弾幕とかも無理だよなぁ…
霖)ね〜ひまー!愛しい旦那様に会いたいよ〜…
↑旦那不足で死にそうな人
直哉)騒ぐなや…俺やって好きでこんな所いたくないわ
そろそろ本気で壊そうかなと思い立ち上がると直哉が死にそうな顔で「や、やめろ、俺が死ぬ…頼むでやめて」
と、懇願された
怖そうに求められて暇で暇でゴロゴロ〜っとしていたら聞き覚えのある音が聞こえた
霖)あれ、この音って……
直哉)え?なんか聞こえるん?
こいつ難聴かよ…
霖)聞こえるでしょ、そろそろ本気で壊すか
直哉はマジで今度こそ殺される…と顔をしていた
霖)…わかったよ【四重結界】
結界を奴の周りに張ってやる
霖)よし、そこで大人しくしてろよ、出たらぐちゃぐちゃ確定だから
直哉)ヒュッ…
鞭を取りだして本気で壁を叩く
霖)ッ…(流石に疲れるな……)はぁっ…はぁっ……フゥ
直哉)お、おい…
声をかけてくるが無視して壁を叩きつける
霖)はぁ…はぁ…(あっつ…この鞭…結構硬いんだけどな)
上着を脱いで体の熱を放つ
霖)……はぁ、明日は筋肉痛だなぁ笑
あのバカ(直哉)は大人しくしている
霖)はぁ……(不味い…クラクラしてきた……)
足がおぼつかないことに気づき「霖!!」と叫んだ
その声で何とか気を取り戻した
霖)はぁ…はぁ…あっつ……
鞭をしまって刀を取りだし地面に刺して立ち直す
直哉は心配そうな顔をしているが気にせず鞭で叩き続ける
バタッ
体力を使い過ぎて遂に倒れ呪力の維持が出来なくなり結界が解けると直ぐにこっちに来た
直哉)霖!お前はどんだけ無理するのが好きなんや!ええ加減にせぇか!
霖)ご、ごめ…はぁ…はぁ…(あっつ……)
直哉)ったく…
直哉はため息を着いて「今は大人しくしてろや、また休憩してからでええやろ」と言われた
目を閉じて…私は意識を飛ばした
??時間後
霖)ん……o。.( ´O`)〜〜
目を開けると何故か悟くんが目の前にいた
霖)…???
悟くん)霖!!
霖)うわぁ!?
膝で寝かされていた私は悟くんに抱きしめられた
悟くん)良かった…霖が無事で…ギュー
霖)…大丈夫だよ、ごめんね……
周りを見たら全員が居た
霖)…そっか……良かったぁ…って、あの男尊女卑野郎は?
周りを見渡したら甚爾さんにベタベタしていた
甚爾)くっつくな!
直哉)ええやろ〜それよりも久しぶりやな!元気やったか!?
……何も見なかった…よし
霖)男尊女卑野郎はいなかった、私が殺した
全員-直哉)ブフッ
直哉)はぁ!?おまっ、俺の事をいつ殺したって!?
直哉がブチギレてこっちに来ようとしたら悟さんと悟に抑えられた
霖)ンベー
悟くんに抱き着くと悟くんは私のことを優しく抱きしめた
悟)お前は少し
悟さん)こっちで話し合おうか
直哉)は、はなせ!俺は甚爾くんに話があるんや!離せ!ちょ、やめろ!離せや!
直哉は2人に引き摺られながらいつの間にか空いてた外に連れて行かれた
霖)んぅ…ギュー
悟くん)怖かったな、部屋に戻ろうか
霖)うん、みんなと一緒に帰る
悟くん)…じゃ、少し待ってるか
悟くんは私を抱えて部屋の外に出た
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