テラーノベル
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自己満
「死ってなんだと思う?」
そう私に問うのはこの何も無い、深い静寂に包まれた森で共に住む相棒だ
「自分より強い生物の為に肉になる為かな」
「随分と酷な答えだな、間違ってはいないがそれとは別の意味があると思わないか?」
「あぁ…そう?」
こういう答えが曖昧だけど必ず答えがある様な質問が苦手だ
「他の答えと言ったら…死は始まり?」
「始まりか、何故そう思うんだ?」
「俺達みたいな生きていて死んだ事は無いようなやつに死は理解出来ない、死の先に何かあるかもしれないし死んだ生物は何かの形で他の何かになっているかもしれない、この世界がゲームで今はチュートリアルの可能性も…流石に無いか」
「話が長い」
「悪かったよ」
「まあ、今の話も否定は出来ないな」
「まず質問の意図をもう少し詳しく言ってくれ」
「生物はなんの為に死ぬのか」
「それならー」
「いやもういい…」
「そうか」
死は何か、それは日常生活で考える事はほぼ無い
自身より弱い生物を殺し、食べ、息をする
自身より強い生物から逃げ、見て学び、学習して身を守るだけの生活
森の中で生活していると大きい生き物は居ない、街や村の様な広い土地で過ごしているやつは死んだ
いくら後悔しても過去も未来も変わらないだろう
それでも二人で生きている、これだけで今幸せだ
「もう夜か」
「あ、本当だ」
「寝てる時に殺されなきゃいいな」
「まあ、俺を置いて死ななきゃなんでも」
「そうか…まあおやすみ」
目が覚めて一番に視界に入ってきたのは友人の死体
心拍数が一気に上がったのが分かる
暖かい木漏れ日と鳥のさえずりで少し心が落ち着いた頃、床に引っ掻き傷が付いているのに気づいた
友人の体は腹部に穴が空いていて内臓が無かった
自分の右の掌にも傷があった
「俺を守って死んだのか…?いやないか」
俺を置いて死なないでって言ったやつが先に死んでやんの
暫く一睡も出来なかった
隣の原型がほとんど無い肉塊からは腐敗臭が漂う
その数週間後くらい
狩りをしている時にでかい狼と猪と熊合わせたみたいなのに襲われて死んだ
抵抗虚しく首をガブッと
途中から夢の記憶曖昧になってきたから違和感あるかも
是非感想でもコメントに…それかなんかのネタ…
この夢、ステージは良かったんですよね世界観が少し過酷だっただけで
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