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5 - 北海道は萌えている

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2024年04月13日

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どうも皆様、サカナです

東北かわいい

北海道かわいい

皆様にちょっとご相談なのですけど、各県で有名、または代表的なカモシカ以外の動物っていますかね?

ケモナーとしてケモ耳を生やすのは当然なんですけど、動物はその子と縁のあるものにしたくて

個人調べで情報が足りておらず、この子はこの動物の方が有名だよー、似合うよー、とかってことがありましたら、教えていただけると嬉しいです










北海道「…東北かわいい…」

新潟「急に来て何言い出すんだ」

ここは中部地方、新潟の部屋である。

突然来たかと思えば、北海道は深刻そうな表情で先程の言葉を零した。

北海道「聞いてくれ、本当にかわいいんだ」

新潟「酒飲みてえんだが…」

北海道「飲んでていいから聞いてくれ」

新潟「…むしろそこまで言いてえことがあんだら興味出てきた。話してみれ」

北海道はあまり話さない方なので、話を聞いて欲しいと言うのは中々にレアだ。

酒を飲みながらでもいいと言われたので、新潟は日本酒を注ぎながら話を聞くことにした。

北海道「最近、秋田と飲んでいたんだけどな」

新潟「あー…なんか前に言うたったような」

北海道「秋田って常に尻尾とか出すタイプだろう?お嬢と同じように」

秋田は仕舞うと違和感があるそうで、秋田犬らしい立耳と巻尾が特徴で、表情ともども 感情表現が豊かなのは秋田の魅力である。

ちなみに、お嬢とはにゃぽんのことだ。

新潟「あれは確かにいとしげら。もふりたくなる」

北海道「だよな。それで、秋田の家…まあ東北地方が住んでいる場所で飲んだわけだが…」





青森「よう北海道!よぐ来だじゃ!」

秋田「今日は僕に付ぎ合ってけでどうも!」

北海道「いいんだ。俺も楽しみにしてたからな」

宮城「ゆっくりしてってね〜」

北海道と秋田は袋いっぱいに酒瓶を持ち、宴会(仮)の用意をしているようだ。


秋田「あー…日本酒おいし…」

北海道「ペース早いな…」

秋田「んめぁからつい飲んでしまった〜」

1時間後、2人は日本酒を空にしつつ、ほろ酔い状態になっていた。

青森「おーおー、飲んだぐれでらなぁ。わにも飲まへでー」

秋田「え〜?でも青森はお酒弱ぇし、これ結構強ぇがらやめどいだ方がえで思うな〜」

青森「い、一杯くれ飲めるはずだす…」

北海道「なら、これ飲んでみるか?」

青森「いのが!?」

北海道「あぁ」

青森「ありがどな北海道!いだだぎます!」

秋田「えっ、ちょと」

青森「ゴクゴクッ」

北海道から日本酒をもらい、ご機嫌で飲んだ青森。

秋田が止めようとするも、一足遅かった。

青森は、とっても酒癖が悪いのだ。

北海道「…あ、それ強いやつだった…大丈夫か、青森」

秋田「!?」

青森「んへ…///」

秋田「…や、やざねそう…」

青森「あぁ〜きぃ〜たぁ〜!おまえものめよぉ!おいし〜からさぁ!」

一瞬で酔っ払ったザk…青森は、早速付近にいた秋田に絡み始めた。

秋田「こうなるどおもやみだんだよ〜…い、岩手〜!!」

すっかり酔いも覚め、この酔っ払いりんごをどうにかすべく、秋田は岩手を呼んだ。

岩手「?」

北海道「岩手、青森が酔ってしまった…少し助けてほしい」

岩手「…なるほど、面倒なごどになったな…」

青森「いぃ〜わぁ〜てぇ〜?あっはぁ、おめも飲〜めよぉ〜///」

岩手「!?」

岩手を視認した青森は秋田から標的を変え、日本酒を岩手の口に突っ込んだ。

先ほどまで秋田と青森が戯れていたところを見てみると、秋田が倒れている。

秋田「こぷっ…し゛ぬ゛…」

北海道「あ、秋田…」

青森「ほっかいどぉ〜?」

北海道「ひっ…」

青森「んへへ、飲まへでけるよ〜///」

岩手「あ゛ぁ〜…////」





北海道「そうして地獄が作り出されたんだが…」

新潟「すまねえが情報量多すぎて訳わからねえ」

北海道「…まとめると、青森が酔って俺と東北地方全員に致死量の酒を飲ませた」

新潟「なんとなくわかった 」

北海道「それで、結局リビングに大量の死体が転がったんだが…」

新潟「うわぁ…」





翌朝、真っ先に目を覚ましたのは北海道だった。

北海道はロシアが親族であるため、多少は酒に強かったからだ。

北海道「うっ…久しぶりに二日酔いだ…頭痛い…」

朝日に目を細めつつ周囲を見ると、

北海道「…天国…?」

倒れた全員が耳と尻尾をぴょこっと出しており、微かに揺れている。

東北は小動物が多く、寒いのでふわっふわである。

高身長の男たちが倒れ、小動物っぽい耳と尻尾を揺らしている…

その光景に、北海道は何かに目覚めた。

北海道「めんこい…」

パシャッ

北海道は角度を変えながらスマホで撮影し、近くにあったブランケットをかけ、ある程度片付けてから帰宅した。

その時には、二日酔いなど忘れ、幸せそうに微笑んでいたという。





北海道「はぁ…東北かわいい…」

新潟「…そうか」

北海道「聞いてくれてありがとう、新潟。少し落ち着いた」

新潟「おめはいつも話さねえから、おめのことが知れてよかった。落ち着いたなら帰りな、それとも飲んでいくか?」

新潟はまだ未開封であろう酒瓶を持ち上げた。

北海道「…いや、この前死ぬほど飲んだからな。暫くは遠慮する。本当にありがとう」

新潟「気にすんな。気をつけて帰れよ」

北海道「あぁ。またな」


新潟「…俺だった意味、あったか?」

北海道が帰った後、少し疑問に思った新潟だった。

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