花咲病

花咲病

美咲「ただいま〜…って」

※美咲ちゃんは塾に行ってました

美咲「お姉ちゃんの目の色薄いの気のせい？」

すみれ「うーん気のせいじゃないんだよね…」

すみれ「病気が結構進んじゃってるみたいで」

美咲「えぇっ？！」

美咲「あと、なんか見慣れない服きてるけど…」

すみれ「う、腕にも花が咲いちゃって」

美咲「えぇっ？！」

美咲「ってなんでそんなお姉ちゃん冷静なの！」

すみれ「うーんなんだろうなぁ…」

すみれ「残りの時間、絶望して過ごしたくないんだもん」

すみれ「楽しい方が有意義じゃない？」

美咲「そっか…そうだよね」

美咲「みーもそう思う」

すみれ「あっちょっと今更だけど塾お疲れ様、あとおかえり」

美咲「ただいま！」

すみれ「ねぇみーちゃん」

美咲「なぁに？」

すみれ「久しぶりにトランプしない？」

美咲「いいよ！しよ！」

美咲「じゃあババ抜きね！」

すみれ「でもみーちゃんすぐに顔にてるんだよねぇ」

美咲「むぅぅっ」

花「それじゃあお母さんも混ざっていい？」

すみれ、美咲「もちろんっ」

数分後

美咲「やっぱりお母さんともお姉ちゃんも強すぎるよ〜」

すみれ「違うよみーちゃんが顔に出すぎなんだよ笑」

花「確かにそうね笑」

美咲「えぇ〜っ！」

すみれ(楽しいなぁ)

すみれ「ずっとこの時間が続いたらいいのに…」