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「カジノ、オープンしたらしいよ」
「ふぅん?」
「行きましょうよ、みんなで」
「アイくん、金ないじゃん」
「まぁまぁまぁ〜、こっから増やしますって」
トピくんとアイくんが目を輝かせながら『行こう!』と誘われるまま…
オレ運転で新しいカジノへ向かうことになった。
まだあんまり金ないんだよなぁ…
とりあえず、生活に困らない程度の金額だけチップと交換して2人の後についていく。
「キャンディのやつがアツい」
と、スロット台に。
先客がいたので、打ち始めたアイくんの後ろに立って眺めていると、
「されますか?」
隣の人が声をかけてきた。
えっ…?
目をやった先には、見慣れた顔の人物。
「あ…」
「どうしました?」
いつもの問いかけ。でも…
「い、いえ…大丈夫です」
慌てて目を伏せるが、チラッと彼を見る。
ハーフアップの銀髪。
でも瞳の色が違う。
でも、声は似てる…
「よければ、どうぞ」
「…ありが、とう…ございます」
彼はにっこり笑ってその場から離れていった。
「…」
ケイン先輩…じゃない。
でも…
彼を追いかけようとしたら、
「きたー!ジョーくん!」
と興奮したアイくんがオレの腕を掴んできた。
「えっ、あ」
スロットのほうに向いていた一瞬で、彼を見失う。
「…?」
何だったんだろう…
「どした?マーくん」
早々に大金を溶かしたトピくんが、オレに近寄ってきた。
「ん…、ちょっと気になる人がいたから」
「えっ誰?誰?」
「もう行っちゃった」
…また、会えるかなぁ。
車好きの2人。
運命力、頑張れ超頑張ってくれ!と願いながら書きましたw