あの後は無事に2人を寮に送って私も部屋に向かった
部屋に着いた後には孝慈先生に連絡をして先生から「明日話があるから時間空けておいてくれ」と、メッセージが来たのを最後に私は眠りに着いた
夜飯抜きだったおかげで朝は暴飲暴食…我ながらすごい量を食べたと思う…ほんと、うん…凄かったや(?)
朝になれば昨日の疲れもあってかだいぶ遅くなったが正直どうでもよかった
教室に行く気もなかったけど話ぐらいはしなきゃダメだと思って疲労困憊の体にムチを打って渋々教室に向かう
教室
魅華)あ”〜…(現在机で突っ伏中)
今日は転入(?)3日目、昨日まですっごい元気だった人が机で突っ伏してやばい声を出しているとなれば普段話しかける人達も「こいつは…やばい(色んな意味で)」と無意識に察する
魅華)もう…ねたい……
真琴)み、魅華ちゃーん?
魅華)はーいみかちゃんですよー…(突っ伏したまま)
真琴)…とりあえず…寝るか?
魅華)もう寝る…
華炎)どっかの新婚夫婦か
魅華)華炎ちゃーん?今の私には起こる気力も追いかける気力もましてや雪月先生を呼ぶ気力もないからね?
(雪月今現在部屋にて待機中)
華炎)なんか…察したわ(?)
シレーっと真琴が自分の上着を被せてくれたり魁が何故かしれっとホットミルクを持ってたりしてい怖い
魅華)お前らはいい旦那になるよォ…
魁)なーに言ってんの寝るんでしょ
魅華)寝るぅ〜…
ホットミルクが入ったティーカップを手に取ってゴクッゴクッ…と少しづつ飲んで「さぁ寝ましょう」という時に
孝慈)魅華〜はなしがあるんだが…お前ら何してる
全員)魅華/私が寝るための準備(?)
孝慈)お前ら本当にどうした
コップを魁に渡して再度また突っ伏…
孝慈)み、魅華さーん?お話…
魅華)5秒以内に話さないと寝る
孝慈)え、あ、嘘!
魅華)ごー…
孝慈)き、きさらぎ駅についてはよくやった!だが力を使いすぎるとこうなるって話だ!
魅華)…そんだけ…?
孝慈)お前の無理難題に付き合った俺をほめてくれ!
魅華)…よしよし……?
眠過ぎて脳が溶けてたんだろうな、なぜ私はこいつの頭を撫でている…そんな光景を見たら他の奴らだって顔を半開きにして(魅華さんがついに壊れた)と思うはずだわな
孝慈)お、お前本当にどうした?いつもなら頭を思いっきり殴るはずだよな…?
魅華)…?え、なに?
孝慈)…お前らこいつに何した…?
全員)何にもしてません
流石にやばいと思った楓夏に思いっきり手刀を食らって気絶した
華炎)よくやった、せんせ、昨日こいつに何したんすか
孝慈)いやぁ…ちょっと、仕事を……
華炎)仕事でここまで死にかける…か?
孝慈)あ”…っとぉ
孝慈が真琴達に目配せをして2人は「はぁ…」と、ため息をついて
真琴)神隠し…神の相手を魅華が1人でした
華炎)…は?
真琴)…無事に祓ったよ、堕ちた神を
魁)いや、堕ちた神でも神だよ!?それをひとりでって…サポートもなしでしょ!?
鈴)…うん
真琴)でも、本当…ひとりで勝った…つまり、魅華は神だよ
その場にいた1人寝てるやつ以外を除いて全員が息を飲んだ
楓夏)…確かに、神に勝てるのは神しかいない…
真琴)…ねぇ、先生は知ってるの?
孝慈)…半分賭けだ笑だが、コレで確定だこいつは上位神に部類する神な、きさらぎ駅はあれでも強い方だから
鈴)やることえぐ…
華炎)まぁ、実力調べにもちょうどいいよね
楓夏)さすがに引くよ…
孝慈)す、すんません…
ここの教師たちはやることがエグイってのがよくわかるよね
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