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7 - 第5話:実采の気持ち②

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2023年08月12日

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「実采が思っていること……?」

分からない。分かったとしても実采は多分、、

考えたくない。深入りするのが怖い。

「ま、あんまり考えすぎるのも良くないからね」

先生は頭をポンッと手を置いた。

「…先生?」

先生は何も言わず沈黙が続いた。

「……先生、私慎重にいきます。実采は多分今の関係が気に入っていると思います。それを壊さないように頑張ってみようと思います。」

私は深く決意した。


「あっ!実ちゃん!」

呼んだのは菜瑚ちゃんだった。

「どこ行ってたの?」

「図書室」

「そっか……なんかごめんね?そまで嫌だったとは思わなくて…」

「そ、そんな!謝んないでよ!全然気にしてないよ!ただ、気持ちが追いつけなくて、」

「お?実帰ってきてる!」

と言う孝子。

「田水くんもごめんね、図書室行ってただけだから…」

「いや、俺も勝手に決めつけちゃってごめん。」

3人で反省会をしている中、突然

「3人ともー!何してんのっ?」

窓から実采が覗いてきた。

「おっ実采ー!やっほ」

「えー!孝子、実と仲良かったけ?」

「いや、俺が一方的なだけ笑」

「まあ実と孝子全然合わないもんね笑笑」

「そ、そんな事言うなよ!!」


実采、今あなたは何を考えているの?

私は気になってしょうがない。

いつか、お互いに言い合うことが来るのだろうか。

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