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「実采が思っていること……?」
分からない。分かったとしても実采は多分、、
考えたくない。深入りするのが怖い。
「ま、あんまり考えすぎるのも良くないからね」
先生は頭をポンッと手を置いた。
「…先生?」
先生は何も言わず沈黙が続いた。
「……先生、私慎重にいきます。実采は多分今の関係が気に入っていると思います。それを壊さないように頑張ってみようと思います。」
私は深く決意した。
「あっ!実ちゃん!」
呼んだのは菜瑚ちゃんだった。
「どこ行ってたの?」
「図書室」
「そっか……なんかごめんね?そまで嫌だったとは思わなくて…」
「そ、そんな!謝んないでよ!全然気にしてないよ!ただ、気持ちが追いつけなくて、」
「お?実帰ってきてる!」
と言う孝子。
「田水くんもごめんね、図書室行ってただけだから…」
「いや、俺も勝手に決めつけちゃってごめん。」
3人で反省会をしている中、突然
「3人ともー!何してんのっ?」
窓から実采が覗いてきた。
「おっ実采ー!やっほ」
「えー!孝子、実と仲良かったけ?」
「いや、俺が一方的なだけ笑」
「まあ実と孝子全然合わないもんね笑笑」
「そ、そんな事言うなよ!!」
実采、今あなたは何を考えているの?
私は気になってしょうがない。
いつか、お互いに言い合うことが来るのだろうか。