※注意事項は1話参照
主な登場人物
雲雀→hb
・今回、他の3人は出てきません。
↓本編です
hb:ん…?ここは…?
目を覚ますとそこは、西洋風の豪華な家具や装飾品が並ぶ部屋だった。白を基調とした部屋で、美しい。
???:初めまして、渡会雲雀さん。私が認めた、”鎮魂歌(レクイエム)“の正式な所有者。
声のする方を見ると、淡いピンクのドレスを着た美しい女性がいた。
hb:初めまして…?
???:いきなりすみません。申し遅れました、私はセレーネ。”鎮魂歌”の最初の所有者です。
hb:え…?最初の…?
セレーネ:ええ、そうです。渡会雲雀さん、今日はお願いがあって、お話に参りました。
hb:お話…ですか…
セレーネ:はい。実は、私の他にも何かに共鳴して力を取り戻し、暴走しかけている秘宝があるのです。そして、それらが求めている所有者は、おそらくあなたのお仲間です。
hb:あいつらが!?
セレーネ:そうです。暴走しかけている秘宝は3つ。それぞれ私の弟や妹たちが宿っています。それらの元へ行って、正式に所有者となってほしいのです。
hb:暴走…は、まずいですよね。わかりました、話してみます。
セレーネ:ありがとうございます。一つ目の秘宝は”守護の腕輪”です。私の弟、ルークが宿っています。その秘宝には、「民を守りたいという気持ちを持つこと」という父の教えから、それをつけて祈れば、守りたいと思った人に守りの結界を付与できます。思いが強いほど、結界は強くなります。
hb:なるほど…
セレーネ:あら?もうすぐ時間のようですね。では、よろしくお願いしますね。またお話ししましょう。
hb:え?ちょっと…
その瞬間、視界が光に包まれた。
hb:はっ!?夢…?
hb:(随分と鮮明な夢だったな…)
hb:ランドリー行って話してみるか…
_____
今回はこの辺で終わります。
「因縁」「歌姫の秘宝」に続く第3部です。
今作は、オリジナルキャラクターが多いです。
それでも許せる方のみご覧ください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!