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2日目、アップ
摩浪side
春高2日目、今日からはシード校の参戦となる。今はアップの時間。体を動かしてると大見コーチが、烏野顧問の先生らしき人に声をかけているのを見かけた。あの人が武田先生かな?緊張してる。
大見「次スパイクで良いですよねっ?」
武田「エ゛ッ、え〜っと(うう…!溢れ出る場慣れ感…!)」
烏養「サーブ多めでお願いしたいです!!」
摩浪『(*≧m≦)=3 ぶふっ!笑。何あれ面白い』
そしたら背後から聞き覚えのある声が聞こえる。
日向「うお…!おおっ…!!“ミヤアツム”が2人…!!!」
菅原「ミヤアツムスペック盛りすぎ問題…」
東峰「“双子”はスペックと違うだろ…」
澤村「フウ〜…」
摩浪『(あははっ、烏野おもろい)』
宮侑「東京勢にデカい顔させんのはもう終いやで」
宮治「……」
摩浪『お2人共行きますよ』
ツムサム「ほーい」
双子先輩に声をかけ移動。試合前の最後の調整のために。
侑「あ、俺。飛雄くんにアイサツしてくるわ」
摩浪『すぐに戻って来てくださいね』
侑「おん」
なんて言っておいたけど心配だ、
摩浪『侑さんのとこ行ってきます』
北「頼むで」
烏野がアップしてる場所まで小走りで向かう。侑さんの後ろ姿が見えてきた。
影山「ヒナタボゲェーー!!」
相変わらずボケ好きねぇ。あれは多分岩泉さん譲りかもね。
宮侑「気合い入っとんな〜」
影山「! チワッス」
宮侑「飛雄くん元気にしとったー?」
影山「ハイ」
日向「(ミヤアツム…の方だよな…??)」
宮侑「今日頑張ってな??俺下手糞と試合すんのほんま嫌いやねん」
うーっわ言っちゃったよ。あの人も相変わらず過ぎて怒る気にもならん。しかも翔陽の方見てるし。
月島「(わあ)」
縁下「(強豪コワ…)」
影山「それはすみません」
日向「何で謝った影山コノヤロウ!」
はぁ、何やってんだか。まぁいいか。
影山「俺はヘタクソじゃないです」
宮侑「知っとる知っとる」
影山「あいつはヘタクソですけど」
日向「何て事言うんだ!」
影山「弱くはないので大丈夫だと思います」
日向「(๑•̀ㅂ•́)و✧ジーン!」
へぇそんな風に言えるんだな飛雄も。
摩浪『侑さん』
侑「先に行っとく言うたやん」
摩浪『長話するかと思ったんですよ。侑さん話し出すと止まらない時ありますから』
侑「へいへい」
日向「あ!摩浪!」
摩浪『翔陽』
俺の方に歩いて来る。手のひらを向けるとすかさずハイタッチしてきた。
日向「やっと会えたー!」
摩浪『だな。久しぶり』
日向「やっと、やっと試合できる!」
摩浪『うん。飛雄もお久』
影山「よっ」
俺らが話してると烏野のマネージャーの子が走ってきた。
谷地「第1試合2セット目中盤です」
摩浪『侑さん戻りましょ』
侑「おん」
日向「摩浪!」
摩浪『ん?』
日向「今日はよろしくな!」
摩浪『よろしく』
俺と翔陽はもう一度ハイタッチをしそれぞれのチームの元へ向かう。