コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
水『そ、うだ。俺、殺されたんだ。』
青「……誰に…?」
水『クラスメイト。』
青「ゆっくりでいいから、説明できる?」
水『うん…』
水『それは高1の時かな』
水『……』
めちゃくちゃ陰キャだった。
そんな俺のもとに陽キャで有名な”かいと”という人が話しかけてきた。
かいと〔よっ!なんの本よんでんのー?〕
水『ぁ…えっと…これは~で~~~~』
こんなふうによく喋るようになり、仲良くなっていった。
かいとの友達とも仲良くなれた。
その友達と仲良くなるに連れ、何かかいとの機嫌が悪くなった。
機嫌が悪くなって、いつの間にか無視されれるようになった。
それで、機嫌が悪くなりすぎたわけか、俺を刺した。
水『って感じかな〜…』
青「そう、だったんだね…」
水『僕がこの世界に残ってるのって…やっぱり1人で寂しくて、友達が欲しかったからなのかなぁ。』
青「ふ…ーん、じゃあさ、友達ができたなら、どうなるの?」
水『………、ゎかんなぃょ』
寂しそうに俺を見つめる。
どこか苦しみもあるんだろうか。そんな表情をしている。
この時。俺は気づかなかった。
何も考えなかった。
考えたら、苦しくなる気がしたから。
もう寝よう。
明日は面接の日だ
ピピピッ
青「んー…」
青「( ゚д゚)ハッ!」
面接だ!
早くいかないと…
青「水、いってきます」
水『すぅ…すぅ…』
面接が終わった。
採用される自信がある。
明日に結果が出るようだ。
青「楽しみだな」
ピコンッ
青「!!!!」
水『採用された…?』
青「………うんッ!!!」
水『良かった!良かったね!ギュ~~~~ッ』
青「ははッw苦しいw」
一緒に喜んでくれる。
水は俺にとっての救いだった。
青「ねえ」
水『ん?』
青「明日さ、遊園地行ってみない?」
水『!!行きたい!!!』
青「おっけー!」
遊園地。人生で初めてなのかもしれない。
水と行ける。
水が、水と居ると居心地がいい。
水『………、最後が青と遊園地かぁ…嬉しいなボソッ』
青「それじゃ!」
水『レッツゴー!!』
この日が
俺にとっての水と過ごせる最後の日だと言うことを知らずに
Next❦5