この作品はいかがでしたか?
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ゾムとエミさんのおかげで病気について少し知ることが出来た。
あれから数日後、ロボロたちはメンバーたちを呼ぶ。
tn:「急に呼び出してどしたん?」
kn:「ロボロきたでー!!」
ut:「やからシッマうるさい!!」
syp:「大先生も大概やで」
ci:「んははww初っ端からうるさいなぁw」
em:「皆さん静かに!ロボロさんから話があるらしいです」
zm:「頑張れロボロ」
rbr:「…ん!えーと今日は俺について話そうと思って」
tn:「お?なんや」
ut:「ふぅー!」
kn:「なんの歓声やねん」
rbr:「 俺の過去の話なんやけどな?
俺は小さい頃から体が弱くて、病室で寝たきりやった。そんときに一緒に入院してる奴がいて、シャオロンっていうんやけど、いっつも元気で明るくて。
みんなを照らす太陽みたいなやつやった」
kn:「俺みたいなやつやな」
syp:「部長はうるさいだけですやん」
kn:「あ!!言ったなお前!!」
rbr:「コネシマとは違うけど、そいつは俺の大事な家族みたいな感じやったんや。それで、ある日シャオロンが死んだんや。
俺と、同じ病気で」
ci:「…!そんな…」
rbr:「あん時の俺はいっつも死と隣り合わせで、死への恐怖を持つ暇すら無かった。病院やし、一日に何人も死ぬことなんて良くあった。でも…身近なやつの死はキツイな…
それでそいつの形見…っつーの?それがこれ。俺が毎日付けてるやつ。あいつからの最初で最後の贈り物や。
これが、俺の幼少期の話。」
syp:「大事な方からの贈り物やったんすね…」
ut:「初対面の時イジってすまん…」
rbr:「いや…w気遣わんで?」
zm:「それそういうのやったんや…」
ci:「その…病気って今は?」
rbr:「今も…続いとるよ。本来治らんって言われとるやつやし。しかも…余命つきやし…」
kn:「えっ!?余命…?」
tn:「それって、あとどんぐらいや」
rbr:「短くて、7ヶ月。長くて1年。らしい」
syp:「なっ…!!」
ci:「みじか…っ!?」
ut:「そんなんどうすればええねん…?」
em:「それは皆さんと考えるために集めたんです」
やっぱり、皆無理って顔しとる。
こういうのは大人しく死を待つんが…
zm:「ロボロ。俺は諦めてへんし、無理やと思ってないから」
rbr:「えっ…?」
まるで俺の心を読んだような発言。
こいつには…全部バレてまうな…
zm:「なんで分かったかって感じの顔やな。そりゃダチやから分かるで、お前のことは!!」
tn:「そんなん俺もダチやし〜??」
ut:「俺もやで?」
kn:「まぁダチかって言われたらなぁ〜?」
syp:「部長大先生が言いそうな言葉やめてもらっていいですか」
ci:「大先生冷たいもんなぁ〜」
ut:「心優しいわ」
…なんでやろ。
こいつらのくだらない会話一つ一つがとても大切に感じる。
このバカみたいな会話を聞けなくなるのは嫌や…
一緒に居ると生きたいと思ってしまうのは、
何故だろう。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500
更新めっちゃサボってましたすみません🙇♀️
コメント
7件
マジ神です! ありがとうございます