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エム「バツゲーム終了!!」
#二次創作
꒰ঌ匿名ちゃん✟໒꒱2
毎日殴られ、蹴られ、体はボロボロになっていった。
だがもう感覚が狂った。
痛みをあまり感じなくなった。
血が出るから止めて、痣ができたから冷やして、
切られたから止血、殴られて冷やす
繰り返し
繰り返し
ずっと。
でもやっぱり中学生。
精神的苦痛には耐えきれなかった。
ある日、プツリと音がした。
世界から音が消え去った。
この世界から存在を消してしまいたかった。
消えた存在は世界だった。
苦痛な声を聞かなくていい。
痛い言葉を聞かなくていい。
なんだかその事実が嬉しかった。
ある日屋上に呼び出された。
そこには見覚えのある温かみのある太陽の様な彼がいた。
でも一瞬、誰だか分からなかった。
酷く憔悴しきっていた。
希望で満ちていた瞳は絶望に堕ちていた。
彼は俺に気づいてくれた。
発した言葉は
『嘘つき。』
俺は突き飛ばされた。
『お前のせいだ。』
『お前なんて俺のヒーローじゃない』
泣きながら言われた。
涙を拭って欲しくて、泣き止んで欲しくて、
慰めなきゃって、ハンカチを差し出した。
水色や青、黄色が入ったハンカチ。
弾き飛ばされた。
彼の目は俺を睨んでいた。
1番聞きたくない言葉を、
1番言われたくない彼に言われた。
彼は泣いていた。
俺はわからなかった。
なんでそんな寂しそうな顔をしているの?
なんでそんな悲しそうな顔をしているの?
なんで?
突き放したのは君なのに。
『もう全部終わらせよう。』
『もういいよ。』
『全部、全部。』
『good by my hero.』
『もう二度は会えませんように。』
君は飛んだ。
風を切る音。
鈍く聞こえた潰れた音。
道を染める赤が。
全部。
全部。
目の前に起きた事を表していた。
グチャ。
コメント
2件
英語の意味はわかりますか? [さようなら、僕のヒーロー] です。 この言動の裏には彼なりの優しさがあったのでしょう。