テラーノベル
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気付けば君は居なかった。
屋上から地面まで真っ逆さま。
鈍く潰れた音がして。
その音がトラウマだった。
聞こえたくなかった。
下へ向かった。
正直俺も飛ぼうと思った。
飛べなかった。
いじめっ子たちは颯爽とその場を去った。
着いた時にはもうすでに息は止まっていた。
ぐちゃぐちゃになった身体が。
徐々に広がる赤い血。
鼻を刺す鉄の匂い。
冷たくなった君があって。
救急搬送されてった。
死んだ、とだけ伝えられた。
その後、俺は去った
親戚との事情で。
俺は、逃げてばっかりだ。
嫌な音を聞かずに。
嫌な言葉を聞かない様に。
逃げて、逃げて、
俺の親友が死んだ。
自分が招いた結果だ。
当然だ。
逃げるばかりで根性もなく。
俺には飛ぶ権利もないだろう。
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れーん🌸