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榊拓弥と和巳君が隣のアパートに移ってきた。

「ごめんください~笑っ」

「はーい」

「沙耶?」

はい先輩にお話があってきました。

「待っててね沙耶~!美幸ちゃんが見えたわよ」

「はーい!」

パタパタ!

「美幸ちゃんいらっしゃい笑っ和巳君がいるからいってみる」

「はい笑っ」

「これザンギ揚げたから」

ありがとう~笑っ

マヨあるかな。

さあわからない。

恵美。

お赤飯忘れてた…


和巳~!暑いって!

「兄さん。天麩羅?…から揚げ食べたいって言ったよ!」

「和巳さん~拓弥さんいますか?…」

沙耶ちゃん…いらっしゃい…

アハハウケるなエプロンかけてるよ。

これお母さんからザンギ揚げたからっていわれたけど。

「拓弥さんいますか?」

「奥さま…」

「貸して」

キッチンで手際よく揚げてくれた。

「ご飯あるの?」

ご飯炊いた?…

玉子とじにした。

天麩羅は白いご飯、お赤飯あるから。

「ワアッ凄い美味しそうだ!」

ベシッ!

美幸ちゃんに叩かれた和巳君。

エヘヘ…

「おーい榊~笑っ」

警部が見えた。

恵美と沙耶。美幸ちゃん見えてたか。

「ケーキ買ってきたから」

「誰かの誕生日?」

「和巳君のだよん」

「抜けがけするんだ…」

友香…ごめんね

「ママ意地悪しないでよ!」

「そんなつもりじゃないわよ」

「はい和巳君にプレゼントするよ」

美幸ちゃんまで

「私の受け取ってね笑っ」

何…開けてもいいの?

「時計だよ…」

こらこれもだよ。

友香お前口悪いよ。

私達からよ。

ガサガサ、

「え?トレーナーだよ。兄さん~笑っ」

「警部、奥さま弟に尽くしてくれてありがとうございます」

「これからお前達が俺達に尽くしてくれよ笑っ」

「意味わからない…」

「ごめんね、私達あなた達が結婚するまで見守るから元気でいてほしいのよ。」

「ありがとうございます…」

「あなたこれで良いわよね…

お酒飲んだ?…」

これなんだ?

「それ味醂だよ笑っ」

「ペッ変な味だったな」

ジンジャーエール、コーラありますよ。

拓弥お酒呑まないのか…

そういえばお酒しばらく呑んでない…

良し拓弥座れ。

「ワイン?…」

「あなた~!それ記念日のワインよ!」

…口開けたまま。転がった警部…

悪かった…

しかたないわね。

拓弥さんグラスあるかしら。

待っててください。

あーん。

沙耶?…和巳君が先に食べてた。

お前ら…

美幸ちゃんが見えた。

良いな…

「美幸ちゃんおいで」

お兄ちゃん。

「あーんする?」

「うん笑っごめんなさい。はーい笑っ」

いただきます…睨まれてた友香の顔を観たらふくれてた。

「ママ?ごま塩は?」

忘れた!


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