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よし、準備は整ったな!!
今から俺たちは500人の民を抱えて海を渡って北の国「ロイト」に向かってロイトの五皇帝に会いにいくのだ。
そして大陸間での同盟を結びスコンフィットを潰す、これが一通りの流れだ。
「お前ら、今から俺たちは命にかかるようなことをたくさんしてくることになる。中には大切な仲間が死んだり、目の前で仲間が死ぬところを見るかもしれない。それが怖いならここから去ってくれ。俺は何も罪のない平民を巻き込みたくはないんだ。」
一応だがここで忠告をしておくことにした、なるべく犠牲は生みたくないからだ。
「どうせここで動かなくても死ぬだけなんだ、何もしないで死ぬのは嫌だって言ったでしょ?俺たちは確かに最初はお前を差別していた。けど今はお前がこの国で一番輝いている。そんなお前なんだからこれからもやっていけるさ。俺たちは後ろから支えて見せる。」
やっぱりこいつらは馬鹿だ、命がかかっているのに俺がいるからという理由でついてきやがる。こんなんじゃ死にたくても死ねねぇな。
「そろそろ出航だ、みんな準備はいいか?行くぞ」
そう言った頃だった
「ちょっと待ってくれんかのぉ、、、」
そこには走ってきて息の切れたデルラがいた。
「なんの用だよ俺たちは今から行くんだよ!」
「お前たちはロイトに行くな」
突然の言葉に俺はおどろいた
「おいおい、やめろって、、この世界がかかっているんだぞ!!!!!!」
俺がこういうとみんなそうだそうだと言ってくる
「ここで俺たちがいかなかったら、ベイキナどころか世界が終わっちまう、、そしたらジジイの好きだった人や大切な人まで死んじまうんだぞ!!!!」
「良いじゃないか、全部死んで最初からやり直したって」
デルラからとは思えないような言葉だった。
そういうとデルラは黒に紫のラインが入ったマントを羽織った
「まさかジジイ、、お前は!!!!!!スコンフィットだったのか!!!!!」
今までにない怒りの感情が込み上げてきた
「最初からやり直してみんなで笑顔になろうじゃないか、、、お前にも辛いことはあっただろう、みんなから差別され、誰にも相手されず誉められることもなかった。だがそれももう終わりじゃ、みんなでやり直し争いのない世界を作ってお前も楽に生きようじゃないか。」
デルラは今までにない笑顔でこちらに語りかけてきた。
しかしデルラ指をかすかにだが動かしていた。
s、、、、、o、、、、、s、、、、、
助けて???、、、、
そうすると何者かがデルラに向かってきた。
そしてデルラの腹を刺した
「あ、なんで切るの?」
「お前がしっかり調律しなかったからだろ?」
おなじく黒に紫のラインが入ったスコンフィットの服を着た2人が現れた
「これから調律するところだったのに」
「敵の前でのうのうと調律する奴がいるかっての」
こうして2人は話している。
「お前ら、、、、なんでデルラを殺したんだ??」
急展開すぎて頭が追いつかない、一体何がどうなっているんだ?
「ねぇねぇ、この子は?」
「例のやつだろ、俺たちを根絶やしにするんだとよ」
「へぇ〜、本当は私たちじゃなくてこの子たちがやってくれる筈だったのに目の前に目標がいるならいらなかったなぁ」
そういうと俺の周りにいた平民たちが全員飛び散った。
「じゃあ、もう目標が目の前にいるんだし殺しちゃおっか」
「ああ、俺たち2人にはまず勝てないけどな」
なんなんだこいつらは見た目が似ているが双子か???
「ふふふ、怖がってる怖がってる」
「さて、運命を奏でようか」
「ユニゾン・ミラー」
2人がそういうと2人の間の地面から一直線に線が引かれた。
次回「ユニゾン」