霊夢「う”…ぁ”」
「きっしょ…」
「ちょっと殴っただけでこれ〜?w」
「今日はもう行こ」
霊夢「…ここ、は…。」
体育館裏…
そっか、私、気を失ってたんだ
…私はいじめられている
今日は金属バットで殴られた
つらいけど
逆らえない
逆らったら、⚪︎ぬかもしれない
霊夢「はは…弱いな…私…」
霊夢「は、やく…帰んなきゃ…」
ボタボタ、と口から血が出て
お”ぇ…と、声が出てしまう
霊夢「…ヒーローが来てくれないかな…。」
毎日が辛くて
叶うはずのない幻想を
ボソッと呟いた
「今日も体育館裏に来なさい」
霊夢「…はい」
また殴られる
また蹴られる
嫌だ
霊夢「来ました…」
「おっそ…」
「早くしてちょうだい」
霊夢「ッ…ごめんなさい」
「さてと、今日もバット、用意したわよw」
「はやくやろーよ!」
「私見張っとくね〜」
「OK」
「ちゃんと抑えておきなさい」
「今日はストレス溜まってるんだから…」
ブン、と風のきる音が聞こえ
私はぎゅっと目を瞑った
「ガハッ!?」
霊夢「え…?」
目の前を見ると、そこには
生徒会長の霧雨さんが立っていて
側には私をいじめていたモブ子さんが
倒れていた
霊夢「霧雨さん…?」
「も、モブ子‼︎」
「暴力なんて最低‼︎」
魔理沙「ふッ…面白い冗談だな」
「はッ?冗談じゃないんだけど」
「暴力振っといて何?」
魔理沙「じゃあお前らがやってた事は何だ?」
「ヒッ…」
霊夢「…」
「わ、私たち話してただけだよね、霊夢!」
「私たち友達だもんね」
「逆らったらどうなるかわかるよな?ボソッ」
霊夢「…ぁ」
魔理沙「ほう、じゃあ話してただけと?」
「そうですよ‼︎」
魔理沙「じゃあ、この映像は何?」
『ちゃんと抑えておきなさい』
『今日はストレス溜まってるんだから…』
「、ぁ…」
「も、モブ子がやれって言ったんですッ‼︎」
「はッ…⁉︎
あんた達‼︎」
魔理沙「博麗さん、行こ」
霊夢「は、はいッ‼︎」
私はこの時、霧雨さんが
私の”ヒーロー“だと思った
コメント
2件
騎士魔理沙やん!? カッケェ... さすが私の推し♡
魔理沙さんカッコよすぎません?