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これから四流がどうなっていくのか楽しみ!
【脅威と知恵は合わないようです】
zm×em中心のem総受けストーリー
⚠今後腐描写あり⚠
⚠我々だ 軍パロ⚠
⚠その他色々注意⚠
なんでも許せる方向け
【語りzm】
これは今の我々国から約15年ほど前の話だ
この日、俺はエミさんと出会った
【○○国軍専門中高等学校】
その日は夏の真っ只中でとにかく暑かった
俺は昼休憩の開始チャイムが鳴ると同時に教室を出て中庭の木の上で昼飯を食べていた
すると中庭のスピーカーから放送が流れた
『校内放送、生徒の呼び出しをする』
『高等部1年、軍事実技学科ゾム・同じく1年軍事研究学科エーミール』
『至急理事長室に向かうこと』
(めんどくせぇ〜)
(せっかくの昼休憩潰れるやん……最悪……)
そう思いながら俺は1階東棟の理事長室へ向かう
コンコンコン
zm)軍事実技学科1年ゾムです。
?)どうぞ
zm)失礼します
中に入ると冷房の冷風が体を包み先程まで首元から流れていた汗が止む
(教室にもこれくらいの冷房入れてほしいんやけどな……)
(てか教師だけとかズルすぎるだろ)
コンコンコン
em)軍事研究学科1年エーミールです、
?)どうぞ
em)失礼します
俺はこの時部屋に入ってくる奴の事なんか気にもとめずに
( ここでの話が終わったら木の上で昼寝でもするか……)
なんて思っていた
?)遅かったね
em)前の授業が長引いてしまいましたので少々遅れました
em)申し訳ありません
zm)…
(早く中庭戻りてぇ……)
?)よし、じゃぁ本題に入ろう
em)…あ、あの……先に少しよろしいですか?
?)ん?どうした?
em)……○○国軍幹部のオスマン幹部でお間違い無かったでしょうか……
隣の男の発言でさっきまで緩んでいた気が引き締まる、
(は?)
(やば…ダルすぎて相手の顔見てなかった……)
os)あぁ、一般生徒には理事長が幹部なの伝わって無いのか。
em)ぁ、えっと……
os)まぁ今2人の目の前に居るのはただの学校の理事長だから
os)そんなに気を張らなくていいよ
(まさか幹部…上官だったとは……)
上官、いつもなら敬語で、態度を整え、姿勢をただし話さなければならない相手
だが、気を張らなくても良い…
戸惑いはあったし躊躇も多少あったが俺は最終的に他教師と変わらない態度で話す事にした、
zm)では、オスマン理事長、
em)なッ
zm)我々を呼び出した要件とはなんでしょうか
em)貴方ッ失礼ですよ!
隣の男が忠告をする、
いや、
忠告というより指摘だろう、
上官にはそれ相応の態度で居なければならないという常識への指摘
os)大丈夫大丈夫
os)いいね、ゾム君だっけ、上官にはっきり物言いできる奴はなかなか居ないよ
zm)……あざす
俺にフォローを入れるとオスマン幹部は俺らをここに呼んだ理由を話し始めた
os)ここに2人を呼んだ理由だけど、
os)2人とも、今のままなら2年生には上がれなさそうなんだよね
zm&em)……は?/え?
予想していなかった言葉に俺も、隣の男も混乱し、固まった
そんな俺らをよそ目にオスマン幹部は机の上のファイルを開き淡々と話をつづける
os)まずゾム君だけどね
os)主に体術・武術は成績トップを入学当初からキープしてるし、
os)実技では学年トップ、なんなら他学年とも戦えそうだよね
zm)ありがとうございます…
os)這い寄る脅威…だっけ、さっき生徒同士で話題になってたよ
(生徒同士の会話を知っているって……多分朝から学校内に紛れてたな…この人)
zm)そう、なんすか
os)うん。だけど知識・学力では退学ラインギリギリ、結構 ヤバイよ
zm)……うっす
オスマン幹部は俺へある程度告げると顔色1つ変えず隣の男にも告げていく
os)そしてエーミール君ね
os)主に知識・学力は多分3年生にも引けを取らないでしょ、君
em)は、はい、正直自信はあります
os)……ちなみにだけど
os) 1008Σ[n=1~0∞(n^5)/(e^(2πη)-1)=?
em)2ですね
(エグ…)
(コイツ、ほんとに頭良いんやろな)
os)自分で分かってると思うけど体術・武術関係なく体力が無さすぎ、
em)……はい
オスマン幹部は俺らの成績状況を伝えるとファイルを閉じ机に置いた
他の教師なら悪態をついて話を聞こうともしないがこの人が前に立つと、何故かただ話を聞くしか出来なくなった
その理由は今もよく分からないが
おそらく軍の幹部という立場や国を相手にする外交官のオーラに押されたのだろう
os)それで、教師としてさすがに昇学出来ない奴を学校に置くことはできないのね
os)でも2人みたいな優秀な人材を退学にはしたくない
os)てことで、他の生徒の事も考えて来週から2人には同じ寮で過ごしてもらうよ
em)それは……拷問か何かでしょうか……
zm)俺も……あんま気が進みません……
(さっきからのコイツの発言といい態度といいとにかく俺には合わないだろ……)
os)まぁまぁ、朱も交われば赤くなるとも言うし相手の優れている点を吸収出来れば万々歳でしょ?
os)教え合いでもしたら自分の能力の向上にも繋がるし、ね?
zm)……期間は…どのくらいでしょうか
os)冬の昇学試験まで、
zm)……
(まじかよ……あと約半年くらいか……)
em)分かりました
zm)は!?お前なに勝手にっ!
os)それは良かった、了承ありがとう、
os)じゃぁ来週には特別寮に入れるようにしておいてね
俺が乗り気でないのを知っておきながら隣の男が勝手に了承し、それをなぜかオスマン幹部も認めていた
(マジでふざせんなよな……)
em)では、我々は退室してもよろしいでしょうか
os)うん、もちろんだよ、貴重な昼休みにありがとうね
【退室後】
zm)おい、お前
em)……なんでしょう
俺の意思無しで勝手に決められたのが気に食わず隣の男に問い詰める
zm)俺了承してねぇのになんで勝手に受け入れてんだよ
em)ずっとあの場所にいても得なことは何も無いでしょう?
em)この後の時間の使い方を考えればすぐに行き着く思想です
zm)だからって勝手に決める事ねぇだろ
em)……確かにあなたの言うとうりですが私はこれが最善策だと思いましたので
em)…私達あまり合いそうに思えませんね
男はそう言うと早足で俺の前から消えた
zm)……んだよ…あいつ……
『ゴーン ゴーン』
zm)予鈴鳴ったし帰るか……
俺は予鈴を聞き終わる前に教室へと歩いた
【理事長室内】
os)……前回も同じ実験的な強化をしたけどそれは大成功だっし……
os)今回も大丈夫だとは思うけど……
os)……どうなるかな
ほぼ自己満のストーリーですが是非よろしくお願いします