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鼻を突く硝煙の臭い。耳を刺すような砲火の音。
視界が白く焼ける爆炎の中で、私は軍刀の柄を、指の節が白くなるほど強く握る。
☀日帝)「……っなんてことないぞ」
卍ナチス・ドイツ)「ん、震えてるぞ日帝」
☀「うっさいな」
震えている? 違う、これは……。
視界の端、空母の縁から覗く「海」が…怖い。
海面に反射する光の底に、
沈んでいった無数の艦艇と、私を呼ぶあの子たちの叫びが聞こえる気がした。
零、大和、武蔵……。
🇺🇸アメリカ)「Hey, 仲睦まじいことで。でも日帝、貴方は今の俺たちが守るべき宝!I love you!」
最新鋭の戦闘機を背に、あのアメリカが舞い降りた。
..ああ、他にも色々いるみたいだな。
私をかつてあの崖から突き落とした張本人が、笑顔で手を差し伸べる。
☀「米帝……貴様……!」
刀を抜こうとしたその時、船体が砲撃を受け、大きく傾いた。 足元が滑る。
☀「うわっ…あ、…っ!」
視界が真っ白になる。
(海に落ちる――)
酸素が、肺に届かない。
怖い。苦しい。痛い。
なんて………、…無様なんだろう。
🇺🇸「おい日帝!腕掴んで上がってこい!」
ええ…いやいくらなんでも無理だって…
これしか方法無いから掴むけどさ
(海から引き上げられる)
甲板に放り出された瞬間、喉が凍りついた。
☀「ゲホッゴホッッ……寄ってくんな…!」
卍「日帝!?大丈夫か!? 」
🇺🇸「Hey! 冗談だろ、しっかりしろ! 息吸えって!」
☀「こっち来んなって…言ってんだろ…」
さっきまで殺し合っていたはずの男たちが、同時に私へ駆け寄ってくる。
無意識に、隣にいたナチスの軍服に縋り付いていた。
☀「…っ、……置いていかないで……っ!頼むから…」
死ぬのは構わない。
でも…私はあの子たちのところへ行かなければならない。
空と、海のところへ…