須貝×山本
「今日こそは」
ピンポーン
ガチャッ……
山「須貝さん!」
須「おー、山本!」
山「来ましたよ!」
須「ホンマにありがとうな!」
山「いえいえ!」
須「じゃあ入って!」
山「お邪魔しまーす!」
須「こっち来て!」
山「はい!」
タッタッタッタッ…
ガチャッ…
須「じゃあ、ベッド座って!」
山「え、いいんですか?」
須「おう!」
山「じゃあ失礼します!」
ポフッ…
山「須貝さん家のベッドって柔らかいですね!」
須「そうか?」
山「はい!」
須「まぁ、ありがとう!」
山「んふふっ…笑」
須「あ、そうや!」
「ちょっと山本に見てほしいのがあるんよ!」
山「お、どれですか?」
須「ちょっと待ってな〜…」
山「はい!」
須「……あ、あった!」
山「お、見せてください!」
須「これなんやけど…」
山「なにしますか?」
須「なぁ〜…」
山「須貝さん、あの紐ってなんですか?」
須「ん?」
「あぁ、あれ?」
山「なんですか?」
須「なにって…」
「うーん、ゴミ?」
山「捨てないんですか?」
須「いや、なんかに使えそうだから残してる」
山「じゃあ早く使っちゃいましょうよ!」
須「うーん、でも言うて使い道ないんよな…笑」
山「確かに…」
「何か縛っときますか?」
須「うーん…」
「でも束のゴミとかないんよな」
山「僕の手でも縛っときますか?」
須「いや、なんで? 」
山「なんとなく?」
「僕は別にいいので」
須「……じゃあ縛ってみる?」
山「いいんですか…!」
須「なんでちょっと嬉しそうやねん」
山「え、なんでかな…」
須「まぁいいわ」
「縛るで?」
山「はい!」
須「ん……」
「難しッ…」
山「腕合わせときますね!」
須「ん、ありがとう!」
「……できた!」
山「わぁ〜…!」
「取れない笑」
須「だろうな!笑」
山「んッ……」 ググググ…
「あ、ちょっと解けてきたッ…!」
グイッ
山「え」
ドサッ
須「いやー、無自覚助かるわぁ〜…笑」
山「え、ちょ、え?」
須「山本、今日こそは逃さへんで?」
山「ちょ、離してッ…!」
須「嫌やで笑」
「ほら、もう腕縛ったから抵抗出来んやろ笑」
山「なんッ、で!」
須「言うて山本もその気やろ?」
山「……そんな事ないッ!」
須「ふーん…」
プチプチ…
山「ちょ、脱がすなッ!」
須「抵抗できるもんならしてみな笑」
山「んんッ…!」
須「なぁ山本?」
山「なにッ…!」
須「俺、山本の事めっちゃ好きやで」
山「わかったッ…!」
「ありがとうッ!」
須「……暴れんなよ」
山「ビクッ…」
「す、須貝さんが悪いッ…!」
須「大人しくしてたら痛くなくないで?」
山「やだッ、逃げるッ…!」
須「ほら〜…」 スッ…
山「ビクッ」
須「手首赤くなってるやん」
山「解いてッ…!」
須「それが人に頼む態度か?」
山「……解いてくださいッ」
須「ふはっ笑」
「いい子」
山「ねぇ、言ったから取ってッ!」
須「嫌やで?笑」
「俺取るって一言も言ってへんで?笑」
山「なんでッ!」
須「山本の事好きやもん」
山「ねぇ、なんでッ…!(泣)
須「あー、最っ高…」
「唆るわぁ…笑」
山「取ってッ…!(泣)
須「嫌やで」
山「ねぇ、おかしいよッ…!」
須「………」
山「僕、須貝さんの事、確かに好きだけど、これは違うッ…」
「須貝さん、おかしいよッ…!」
須「…そっか」
「ごめんな…」
シュルシュル
山「ぁ……」
須「ほら、解いたで」
「ごめんな、俺、おかしいよな…笑」
山「…よければ相談乗りましょうか?」
須「……いいんか?」
山「はい、いいですよ!」
須「俺なぁ、男が好きやねん…笑」
「けど周りにそんな奴居らんやろ?」
山「けど、ネットとかだったらいっぱい居ますよ?」
須「それはネットの話やねん」
「現実で周りにあんま居らんやろ?」
山「そうですね…」
須「だから誰にもわかってもらえないし、俺も、女好きになろうとしてんのにッ…」
「男なんか興味ないって、言いたいのにッ…」
山「……僕は否定しませんよ」
須「ッ……!」
山「誰を好きになっても、いいんじゃないですか?」
「例えそれが同性でも異性でも、僕は応援しますよ」
須「山本……」
山「まぁなんでかって言うと、これで須貝さんが3人目って言うところですよね〜笑」
須「え……」
山「1人目が伊沢さん、2人目がふくらさん、3人目が須貝さん」
「逆に僕は、同性にしか好かれたことがないので、応援する以外に僕の逃げ道もないんですよ…笑」
須「山本は、付き合った事あるん…?」
山「まぁ、軽いノリでですね」
「僕、恋愛感情がわからないので2人共軽いノリで付き合ってましたね」
須「ノリ……」
山「はい、けど2人はちゃんと愛情をくれて嬉しかったです」
「僕はちゃんと”好き”って言えませんでしたけどね…笑」
須「山本……」
山「なんですか?」
須「じゃあ、俺と付き合わん?」
山「え、でもいいんですか…?」
須「ノリでも3人目でも関係ない」
「俺は山本が好き」「だから、山本の恋愛感情も一緒に探してこうよ」
山「僕でよければ…!」
須「え、ホンマか…?」
山「はい、でも怒らないでくださいよ?」
須「おう、山本と付き合えただけで嬉しいから…!」
山「よかったです!」
須「……山本、好きやで」
山 「…ありがとうございます!」
コメント
1件
ん?無理やり感がある?安心しなされ、実話だ