テラーノベル
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あれ、、?私菊朝派のはずなんだけどな……
まいっか、朝菊ぐへへh(((
いやーーーーーアーサーの飯不味設定を変えたことにより私のやる気が半減したぞよ(()
お昼休みのあの奇妙な動悸から、数週間が経った。俺と菊は、相変わらずクラスの「いつメン」として、毎日それなりに楽しく過ごしている。
……いや、「それなりに」なんてのは嘘だ。
本当を言うと、俺の頭の中は、毎日右隣にいる男のことで完全にキャパオーバーを起こしていた。
菊が教科書をめくる指先、笑った時に少しだけ細くなる目、時折見せる高校生らしからぬ落ち着いた仕草。そのすべてが、いちいち俺の心臓に悪い。
「友達」として好きなのか、それとも別の意味なのか、答えを出すのが怖くて、俺は実に見事な現実逃避を続けていた。
そんなある日の放課後。
終礼のチャイムと同時に、窓の外からザーッと激しい雨の音が響いてきた。
「うわ、マジかよ。予報じゃ曇りって言ってただろ……」
窓の外は、一寸先も見えないほどの土砂降り。
当然、、俺は傘なんて持ってきていない。
絶望しながらカバンを片付けていると、隣の菊が困ったように眉を下げて声をかけてきた。
「アーサーさん、傘はお持ちですか?」
「いや、持ってねぇ……。最悪だ、少し雨が弱まるまで図書室で時間を潰すか、最悪ダッシュで帰るわ」
「この雨の中を走ったら、一瞬で風邪を引いてしまいますよ。……あの、もしよろしければ」
菊はそう言って、カバンから一本の折りたたみ傘を取り出した。
「私の傘、一緒に入りませんか? 駅までですが」
「え……っ、いや、でも、それじゃ菊が濡れちまうだろ! 折りたたみじゃ狭いし……」
「大丈夫ですよ。ほら、行きましょう?」
菊にそう促され、俺は断る理由も見つけられないまま、一緒に昇降口へと向かった。
パサッ、と菊が小さな紺色の傘を開く。
……想像していた以上に、狭い。成人直前の男子高校生が二人入るには、どう考えてもスペースが足りなかった。
「……じゃあ、失礼しますね」
菊が俺の左側に一歩、足を踏み入れる。
その瞬間、フワッと菊の髪から、いつもお昼休みに嗅いでいるあの緑茶のような、それから少しだけお日様のような、いい匂いがしたような気がする……
ちっ、近い……!!!
肩と肩が、完全にぴったりと触れ合っている。
菊の背が俺より少し低いせいで、俺のすぐ真横に、彼の綺麗な黒髪がある。
歩くたびに、お互いの腕や肩が擦れ合って、その度に俺の脳内はパニック状態だ。
「アーサーさん、もっとこちらに寄ってください。右肩が濡れていますよ」
「あ、いや、俺は別に濡れても平気だから、お前がちゃんと入れよ!」
「ダメです。風邪を引かれたら、明日から私が寂しいですから」
菊は何気なく、本当に何気なくそう言って、俺のブレザーの袖をクイッと自分の方に引っ張った。
ーーーーーードキッ
心臓が、今日一番の爆音を奏でた。
雨の音がこんなに激しく響いているのに、自分の鼓動の音の方がうるさくて、菊に聞こえてしまうんじゃないかと本気で焦る。
傘を持つ菊の手が、寒さのせいか少しだけ白くなっているのが見えた。
その手を、引き寄せられたその袖を、いっそのこと掴んで、俺のポケットに突っ込んでしまいたい
そんな衝動が頭をよぎって、俺は自分の突飛な思考に、顔中から火が出るほど驚愕した。
待て。何考えてんだ俺。寂しいって言われて舞い上がって、男の手を握りたいとか……
雨の冷たさとは真逆の、ドロドロとした熱い感情が、胸の奥から溢れて止まらない。
隣を歩く菊は、相変わらず前を向いて静かに歩いている
だけど、その横顔を見つめているうちに、俺はもう、自分に嘘を突き通す限界を迎えていた、
ただの友達。話しやすい隣の席の奴。
そんな便利な言葉で、この胸の苦しさを誤魔化すのは、もう無理だ。
あぁ、クソ……。認めりゃいいんだろ、認めりゃ……!!
雨の雫が、傘の縁からパラパラと落ちていく。
その薄暗い世界の中で、俺はついに、自分の胸に深く突き刺さっていた感情の正体を、はっきりと自覚してしまった
男とか女とか、そんなの関係ない。
俺は、隣で傘を差してくれている「本田菊」という男に、とっくに、底なしの恋に落ちていたんだ。
「アーサーさん? どうかしましたか?」
不思議そうにこちらを見上げる焦茶色の瞳。
俺は、赤くなった顔を隠すように、わざと意地悪く、だけど精一杯のツンを込めて言い返した。
「なんでもねぇよ! ……ほら、傘、俺が持つ。お前、手冷たくなってんじゃねぇか」
菊の手から、奪い取るようにして傘の柄を握る。
その時、また一瞬だけ触れ合った手の熱さに、俺の心臓は、もう二度と元のリズムに戻れなくなってしまった。
ぐへへツンデレのツンが出たな……((
ってか私 。 ←これ使いすぎじゃね?マルハラやん
じゃあのー
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