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episode.12「訳あり屑。」
刻ちゃんはよ居場所特定せいよ((
すたと
「これを口実にしようとは思わないよ」
「じゃあ何」
…何だろ。
言ってから思った。
なんか迷言みたいなの言ってたけども。
何の意味があったんだろ。
喧嘩して…それでとりあえず言い返しただけ。
ただそれだけだったから、
何の意味もない。
何であんなこと言ってたんだろ??
「とりあえず性格直そ??」
「んぇ ~ 、でも…」
「でも?」
こいつ言い返すことは300通りぐらいありそうだな。
「僕…親にそうしろって言われてるから、」
「え?」
親に…??
え、しかも命令…??
どういうこと…?
星くんが言っていることの意味がわからない。
僕が首を傾げると、星くんはそれを察して言った。
「ちょ ~ っと話長くなるけど、いい?」
「うん、」
side.星
僕は、生まれた時からずっと母親に洗脳を受けていた。
「何があっても自分が中心」
「自分の意見を全部突き通せ」
そんな非常識なことを覚えさせられていた。
父親?
あいつもあいつで屑だったよ。
母親に洗脳されてたのかね、
僕よりも自己中で…それで…、
ぅ゛ッ、思い出すだけで無理だ…。
「大丈夫、??無理しないで」
…えるは優しいね。
人の心配ができるなんて。
僕は人の心配なんかできないよ。
自分の心配で精一杯だったからね。
母親の洗脳と、父親の…、
’’暴力’’が、本っ当に辛かった。
「暴力…?」
殴る ~ 蹴る ~ だけじゃない。
まあえるちの想像でいいけどね。
言うの辛いから。
…まあそういう感じかな。
え?だったらなんでこんなことしたのかって??
…。
盗聴器があるんだよ。
外出時はいっつも。
ここはまだバレてないから安心できる僕の唯一の居場所。
盗聴器もないし、
僕しか知らない場所の地下にあるから。
あ、知りたい?
えるちなら教えてあげるよ。
ベッドの下に扉があるんだ、
そこから隣の家まで行く。
今いる所がその「隣の家」だよ。
…まあ、学校では盗聴器つけられてるからさ、
壊したらわかるし、
言う通りにしなきゃだったんだよ。
…ごめん。
「ここにいたんだね…星」
…え、
書くのだるる(
おつのら