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ある魔法使いの冒険譚 ~7つの入り口はやがて世界を巡る~

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ある魔法使いの冒険譚 ~7つの入り口はやがて世界を巡る~

31 - 30.ちょいミステリーで時々恋愛な、ファンタジー誘拐事件・改

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2023年11月09日

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30.ちょいミステリーで時々恋愛な、ファンタジー誘拐事件



その巻が完成した場合は、題名の横に「改」をつけます。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


一体、誘拐された人はどこにいるんだ?


あの誘拐事件が起きてから一週間が経った。誘拐された人はアリ・フィール (32) ということが魔法帝国警察のお陰でわかった。


一応、誘拐事件が起きた宿〈旅荘・蒼虎帝宿〉には魔法除け魔法がかかっていたため、魔法で逃げるということは不可能だ。


そして、この魔法除け魔法がかかった場所に入った生き物は、一ヶ月は魔法を使うことができなくなるらしい。


ということで、足でしか犯人が移動できない一ヶ月が、誘拐された人を探せるタイムリミットということになったのだが…。


紅蓮の鳳凰鳥のメンバーも、最低で今から2ヶ月間は魔法が使えない。


リイナいわく、探知魔法さえ使えればすぐに見つかるらしいのだが。


なら、探知魔法を他の人に頼めばいいじゃん、と思うかもしれない。


だが、話を聞く限りだとセグラル自然渓谷村全域に、魔法除け魔法がかけられているらしい。


つまり、頼んでも、犯人と誘拐されたアリさんが唯一隠れられる場所、つまりセグラル自然渓谷村で探知魔法は使えない。


ということは、頼む時間の無駄。


というわけで、リグを除く6人は2人一組、リグは一人で、4手に分かれてセグラル自然渓谷村を捜索することにした。


俺はフォティと組むことになった。フォティは俺と同い年だから、話しやすくて、一緒に組めてよかったと思った。


「ねぇ、リード。アリっていう人、どこにいると思う?」


「どこだろ。どっかの納屋とかに閉じ込められてるんじゃない?」


「私は、山の洞窟の中とかにいると思うかなぁ…?」


「なんで最後疑問形になった?」


そんな雑談?をしながら探すこと2時間。流石に疲れた俺たちは、近くのカフェに入った。勿論、俺の奢りだ。


俺はカフェオレ、フォティはミ二カ(柑橘系果実)のブレンドティー(一番高いやつw)を頼んだ。


「リード、奢ってくれてありがと」


「いや、別に…」


何なんだ?急に胸がドキドキしてきた。一体何で?もしや…心拍数が上がっているのか!? ←当たり前


それに、何故かフォティのことが気になる。一体どうしてだ? ←これが恋というものです


そのまま、胸のドキドキを必死に抑えようとしながら、フォティと休憩を楽しんだリードだった。

ある魔法使いの冒険譚 ~7つの入り口はやがて世界を巡る~

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