〘 🎮seed 〙
体の全身が震えあがるような恐怖を感じた。
🎮「やッ、やッ、こなぃッ、こないでッ」(泣き目
父親「大丈夫だよ🎮♡痛いことはしない♡」
父親「まぁちょっと痛いかもしれないけど♡」
🎮「やだッ、やだッ!!!」(泣
体をひこずりながら後ろへと後ずさりする。 だが、背中が冷たい壁に当たる感触を感じる。
この時に理解した。俺は受け入れるしかないと悟った。
逃げ場はクソ親父に塞がれ、出れる訳でもない。
そして、クソ親父と距離も間もなくなった頃、クソ親父は俺の頬にそっと、手を置いた。
親父「やっぱ🎮の顔はお前らの母親にそっくりだなぁ……♡」
🎮「ははッ、おや……?」
クソ親父が口にした«母親»に俺引っかかる。
確かに、生まれて間のない頃にずっと俺を育ててくれたのは🌸兄だった。
改めて振り返ると、🌸兄には死ぬほど世話になっていると言う事が分かる。
そんなことを考えていると、クソ親父はもう一度口を開いて言った。
親父「あ、そっか。🎮は母親に会ったことないもんね♡」
親父「まぁとりあえず、気持ちいこと。沢山しよーね。🎮っ♡」
母親のことが心に残るが、そんなこと以前に、俺は恐怖で体は動かないし、声も出ない。
クソ親父の瞳の中には、ハートが映っていることを俺はその目で見た。
俺されるがままに、服を脱がされていった。
🎮「ッ……ふっ♡///…んん”…♡///」
嫌らしい水音が自分の脳内に広がる。
クソ親父と舌を絡めているのがどうしようもなく気持ち悪い。
ただその時、もう1つ。ガチャリと微かにドアが開く音が聞こえた。
それは、🍵兄かもしれない。俺は一か八かの大勝負で、力が少し入らない手足で思いっきりにクソ親父に抵抗した。
しかし体格差もある為に、数分すれば、すぐに押さえつけられた。
ニヤリと不気味な表情をうかべるクソ親父に俺はもう諦めた。その時だった___
息を少し切らした🍵兄がやって来たのは。
〘 🍵seed 〙
☂️くんと👑くんと買い物をしてから家に帰って来て、玄関の扉を開けて入った時だった。
上の2階から大きな音が響いたのは。
とりあえず最初に考えたのは、🎮くんのこと。なにか普通のことかとも思えたが、俺はそうも思えなかった。
何故なら、この家は〝普通じゃないから〟
嫌な予感がした。肌が刺され、痛みを伴うような感覚がした。
俺はすぐに買い物袋を玄関に置きっぱに、☂️くんと👑くんを連れて、2階の階段を駆け上がった。
そこからは、嫌らしく聞こえる水音が微かに聞こえた。
すぐに助けに行きたいが、このまま☂️くん達を置いていくのも危ないと考えた俺は、2人にこう告げた。
🍵「☂️くんと👑くん。俺のお部屋に行って、鍵を閉めて、📢くんや🌸くんが来るまで開けないで。」
🍵「2人が来るまでは開けちゃダメだよ。いける?」
☂️「………ッぇ…、」
俺が告げた言葉に☂️くんはすぐに不安を持ち、顔からも読み取れるほどの恐怖を持っていた。
でも、
👑「……ぅん、いけるッ。いけるでッ。」(震
👑くんはそう返事をしてくれた。でもその声は震えていたし、正味、不安も沢山抱えている顔だった。
でも今は、それに頼らざるおえない。そうしなければ、🎮くんが危ないから。
🍵「ありがとう。」
🍵「じゃぁ……行ってて。」
俺はその言葉を2人に言って、すぐに🎮くん達の自室へ駆け込んだ。
2人が、ちゃんと俺のお部屋に行って、鍵を閉めていることを願って。
そして、ついた矢先に目に映されたのは、襲われる寸前の🎮くんだった。
諦めきった顔に、されるがままにされる🎮くん。🎮くんの口からは唾液が垂れていて、体もビクつき、手足も既に力が入っていないようだった。
そして、興奮しているかのように見える義父。
見ていて反吐が出る。気持ち悪い。なんで自分の息子に性欲が湧くのだろうか。
本当に気持ち悪い。
そう思いながらも、体は動いていて、🎮くんを襲いそうだった義父の手を掴んだ。
義父「………何するんだい。🍵くん。」
🍵「🎮くん。怖がってます。やめてあげてください。」
🎮「🍵ッ、兄」(泣
ハッキリと義父に伝える。
この後何をされるかなんて大体想像がつく。
🎮くんは俺が来て安心したのかは分からないが、涙が込み上げているように思えた。
義父「はぁ……本当はもう少し君は後に襲おうと思ったんだけどね……」(🍵手首 掴
🍵「ッ!!?………」
そんな言葉を吐き捨てるように義父が口を開くと、俺の手首を急に掴み、俺を床へと押し付けた。
🍵「🎮くんッ!!逃げッ」(口 塞
義父「おっとダメダメ♡」(🍵口 抑
🍵「ん”~ッ!!!」
本来は🎮くんには逃げて欲しかった。だから«🎮くん逃げて»なんて言おうとした。
だが、それを義父に阻止された。
義父「🎮。逃げようとしたら🍵くんを酷くするからね?♡」
🎮「ッぁ……」(泣(頷
義父「いい子♡」
それに加え、義父は俺を脅しの材料にし、🎮くんに残るように伝えた。
きっと🎮くんにトラウマを植え付けるのと、自分のせいだと思い詰めてもらう為。
そしてその罪悪感から逃れる為に自分に相談してきた🎮くんを襲おうっていう魂胆だろう。
見慣れてきたから。
こんなに汚い大人達なんてそこら中にいて、生きている。
それにいつだって抗えない子供は………理不尽だ。
けど少し、🎮くんが犠牲になんなかったのは良かったな───
🍵「ッ、はッ♡…ん”ぁ゛ッ♡////」
義父「ぁ”~……最高っ♡」
あれから何時間経っただろう。
肌と肌が擦れ合う音に、ただ耳を塞ぎ目から涙を零してながら声を抑えながらも泣く🎮くん。
そして自分の少しいつもより高くて甘い声。
そんな音が静かな空間にただ響いて、地獄だった。
何度も容赦なくイかされ続け、白濁を噴射し、熱を少しでも逃がそうと足掻く自分。
痙攣も酷くて、目の前もあまり見えなくてチカチカする。
焦点も合っていないように思える。
トんでも起こされてヤられる。きっと、義父が満足するまで終わらないだろう。
自分のナカにある異物感がどうしようもなく抜けなくて、気持ち悪い。
ただそれと同時に、開発された体はいう事を聞かずに気持ちよくなり、快楽を求めようとする。
朦朧とする意識の中聞こえたのは、誰かがこの部屋のドアを叩く音だった。
〘 🌸seed 〙
やっと業務が終わり、家に帰ってきた頃。
時刻は既に20:30は過ぎていて、みんなはお腹すかせて待っているだろう。
そんか事が思い浮かぶと、🎮達には申し訳なく感じた。
けど不思議と多分、大丈夫だと思った。それは彼奴が居るからだろうか。
🍵っていう義弟が。彼奴は飯を毎日みんなの分を作ってくれている。
☂️達も«今日は🍵くんと買い物に行くっ!»て楽しみにしていたしな。
謎に湧く安心感を持ちながら、家に到着すると、目の前には、📢が居た。
🌸(また、こんな時間まで夜遊びしてんのか、)
こんな時間まで、📢が外に出て夜遊びをしているというのは分かり切っている。
本人もそう言っていたし………。
でも、そんな事を思うと、こんなにバカ正直に会社で働いている俺に、夜遊びでもして、この家の辛さを忘れようとしている📢に腹が立つ。
ただここで怒ってしまっても、なんの解決にはならない。
だから俺は平然を偽って、📢に話しかける。
📢も俺にとっては大切な弟で、守りたい存在なのには変わりは無いから。
🌸「おかえり📢」
📢「ただいま。🌸もおかえり」
🌸「うん。ただいま。」
玄関の外でそんな会話を2人で繰り返し、鍵の家を開けて俺と📢は中へ入った。
📢が入ったのを確認してから、玄関の扉を閉め、鍵をかける。
いつも通りの行動に、不信感を覚えたのはその時だった。
いつもならば、帰ってきた時、☂️達が迎えに来てくれるはずなのに……今日は来なかった。
それに食卓のあるリビングはびっくりな程に静かで、誰もいない。
📢も同様。ぽかんとしていて、びっくりとしているようだった。
この謎の不信感に包まれていたその時だった。
📢が声を上げて、俺に行ってきたのは。
📢「🌸ッ!!上から喘ぎ声するッ!!! 」
📢の耳がいいのか、俺の耳が悪いのかは分からないが、📢はとある異変に気づき、伝えてくれた。
そしてそれが、喘ぎ声。
一瞬にして、背中に突き刺さるような冷たさが走った。
もしかして、🎮や☂️。👑が、彼奴に襲われてるんじゃないかって。
🌸「2階行こうッ!!」
📢「おぅッ!!」
疲れきった足を無理やり動かして、2階の階段を駆け上がる。
1段1段階段を上がる事に、聞こえてくる喘ぎ声は大きくなる。
その声の正体は俺らの部屋から聞こえていて、ドアを強く叩いきながら、叫んだ。
🌸「お゙いッ”ッ”!!!開けろッ゙!!!! 」
何度も何度も繰り返し言い続けた。
📢はそれを見ているだけで、止めようともしなかったし、追加で何か言う訳でもなかった。
それを、かれこれ15分ぐらい続けていると、ガチャリと音を立ててその扉が開いた。
そこから出てきたのは、クソ親父だった。
🌸「おまえッ……何したッ!!」
親父「何って………きもちいことさ♡」
🌸「ッ!?!?」
親父「じゃあ、俺は用事あるから♡」
俺は束の間、思考停止した。
きもちいこと。かつて俺と📢がされていたこと。
最近なくて安心して、油断しきっていた。
八ッ、と我にかえる。
🌸(そうだッ、、🎮はッ)
扉が全開に開かれ、部屋に入る数歩前から部屋を覗く。
そこには、泣いて、ガタガタと体を震わせる🎮が居た。
🌸(きもちいことって、あっちの方じゃない、、?)
🎮の様子を見て、あっちの方ではない気がしたが、そんな考えはすぐに変わった。
🎮のすぐ前には、布団をかけられ、まだ痙攣しながらも寝ている彼奴の姿があった。
俺はその時にわかった。
彼奴。いや………🍵は🎮をクソみてぇな親父から守ってくれた。
🎮の代わりの、犠牲という存在になってくれたんだって。
🌸(こいつは本当に___)
〝優しい人〟なのかもしれない。
16話 犠牲 _ 𝐟𝐢𝐧𝐢𝐬𝐡
コメント
21件
わぁぁぁぁ っ え、 主 様 えっ ✘ 上手くね 、 (( 申し訳ないが、 推し受け って いいっ すね 、 (( 殴
フォロー失礼‼︎ 主様、結婚しませんk...((殴
コメント失礼します この話好きで楽しみにしています これからも頑張ってください!