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藤井『てか、お前ら付き合ってるん?』
ふと思った。
望の隣にいる〇〇は望の彼女なんじゃないかって。
なんか、イラッとする
○○『えっ?笑 何でそうなるの?笑』
小瀧『………』
○○はニコニコと笑っている。
俺にとっては笑い事やないのに…
早く好きって気づけやっ!
藤井『えっ、そうだったん?…』
マジか…
俺…
○○のこと少しだけやけど気になってるんに…
小瀧『………』
○○『ちょ!のんちゃん何か言ってよ!』
小瀧『○○は…』
○○『うん?』
小瀧『○○は俺が彼氏やったら嫌?』
藤井『は?』
○○『えっ?いや別に嫌って訳じゃないよ。むしろその方がロマンチックだし!』
小瀧『えっ?そこ?笑』
やっぱり○○は俺と考え方が違う。
やから、自意識過剰になってまうんや…
自惚れやってずっと今までして来たんやから。
チャイムがなり3人で教室に入る。
小瀧『俺の席どこやろ〜』
藤井『3人席やん!笑』
○○『本当だ!笑』
周りにいた女子から『いいな〜』『まぁいいよね!可愛いいんやし!』
と言われていた。でも男子からは…
『は?何で小瀧と藤井との3人席なん?納得いかへん。』だの『仕方あれへんよ。小瀧と藤井、イケメンなんやから。』と諦めた声も聞こえた。
3人揃って席に座る。
席順は
藤井○○小瀧
の順だった。
○○『私、何で2人の間なん?笑 担任が何か企んでるように思えてくるわ』
小瀧『仕方ないやろ。奇数クラスなんやから笑』
藤井『なんか眠いわ』
○○『えっ?寝てないの?』
小瀧『ちゃうねん。流星、授業がつまらんから寝るねんw』
○○『そうなの?笑 テスト大丈夫なの?』
藤井『赤点ギリギリやな〜w』
○○『勉強やらないで部活はちゃんとやるんだ?笑』
小瀧『当たり前やろ。俺も流星もサッカー好きなんやから。』
○○『そっか。そうだよね!』
小瀧『あっ、そや。流星?』
藤井『んー?』
流星が眠たい目を擦って起きる。
小瀧『○○、今日からサッカー部のマネージャーやることになったから。』
藤井『へっ?!』
あまりにも驚きすぎて変な声を出してしまう。
やって気になってる女の子が応援してくれるなら
頑張れるやろ?
わから、嬉しいわ〜
小瀧『でも…』
そう言って望が俺の耳に顔を近ずける。
小瀧『○○のこと…
奪うなよ。』
望の声はとても低かった。
The男の声って感じやった。
藤井『望、どういうことなん…?』
小瀧『俺、○○のことが好きやねん//』
藤井『っ………』
望は顔を赤らめて言ってきた。
ほんまに○○のことが好きなんやなぁって思わされた。
初めて聞いたわ。
何で早く言ってくれないん?…
俺…会って1時間も立ってない○○に
一目惚れしたんやけど…
小瀧『やから…○○に近づくなよ。』
藤井『っ、…』
俺は、返事をすることも頷くこともできひんかった。
やって…
好きになってまったから。
大親友でライバルの望と
好きな人が被ってしまったから。
好きな人が被ることは誰やって嫌なこと。
今それを味わっている。
○○の方を見ると…
○○『うんうん!いいよね〜久保建英選手も!』
小瀧『俺はキング・カズが好きやけどな〜』
とサッカーの話をしていた。
○○の顔はサッカーの話で興奮したのか少しリンゴ色になっていて、
望は幸せを噛み締めるような感じがした。
流星『っ………』
これだけで望に嫉妬してしまう。
今まで女やって簡単に手に入ったのに
○○だけは手に入らなそう。
やって…
○○は俺のことただの同じ部活の仲間。
そして小瀧と○○は…
両片思いに思えてくる。
藤井『はぁ…』
首を横に振ってその考えを消し、
また眠りについた。
その夢は、○○が小瀧といなくて、
俺と仲良く会話している夢やった。
これが正夢になればええな〜と考えている自分がおった。
この後、この夢が本当に実現するとは今の俺には思いもしなかった。
——–キリトリ線——–
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