コメント
3件
ケーキバースの漫画全然無くて探してたんですけど推しのケーキバースが見つかって叫んでます🥹
ー竜蘭ー
【ケーキバース】
Q.ケーキバースとは?
A.【ケーキ】【フォーク】【普通の人間】が存在する世界線。
【フォーク】
・後天的に味覚を失う。ケーキを食べた時にだけ、《甘い》《美味しい》と感じる。
ケーキを見ると、本能的に《食べたい》と感じてしまう。
【ケーキ】
・フォークに食べられる(つまり受け)
フォークに食べられているという自覚はない。
フォークに出会うことなく一生を終えることがある。
☆フォークのケーキの食べ方
・主に、体液や皮膚全体を舐めることで《美味しい》と感じる。
attention
・竜胆責め!!!!!
・喘ぎ、モロR要素あり
地雷の人は逃げるんだー!!!!
__________________________________________________________
LET’S BEGIN the STORY
《竜胆side》
最近、食べ物に味がしない。自分の大好物を食べても、どれだけ辛いもの、苦いものを食べても、まるで砂を食べているような感じがする。
竜「いた、だきます。」
1口、食材を啄む。
じゃり、じゃり……ねちゃ……
ただただ、食感だけが残る。見た目は美味しそうなのに……
蘭「ん、これおいし〜♡♡竜胆食べる?」
竜「俺は、大丈夫かな……」
蘭「そぉ〜〜?」
竜「ごめん、にいちゃん。ちょっとお昼食べすぎちゃったみたい……だから、もうご馳走様するね」
蘭「りょーかい〜♡」
蘭「…………ちゃんと食べなよ?」
竜「食べてるよ笑笑」
また最愛の兄である蘭に気を遣わせてしまった。兄弟としての不甲斐なさを痛感する。
俺は、蘭にこのことを悟られないよう、なるべく平然に振る舞う努力をした。
____________________________________________________________
俺は咄嗟にトイレへと駆け込んだ。
竜「ヴッッ…ー!!!!」
「おぇぇ‘’‘’ッッ…………」
食べる。吐く。食べる。吐く。そんな地獄を何日も何日も繰り替え返した。気付けば顔が窶れ、生きる気力すらも失いつつあった。
そんなときだった。
いつも通り。 兄に平然を装っていたんだ。
すると、ソファーに据わり寛ぐ兄から声をかけられた。
蘭「ねぇ竜胆見て〜」
竜「どうした??」
普段雑誌などを読まない兄が、珍しく熱心にそれを読んでいた。雑誌の話題の共有だろうか?兄が夢中になるほど目を惹く内容なのだろう。俺も興味が出たので、兄の横に座った。
先に声を上げたのは蘭の方だった
蘭「なんかァ〜今、‘’ケーキ”と‘’フォーク”っていう人間が存在しているんだって、。」
俺は頭が混乱した。俺は、兄より博識な方であったから、自分の知らない単語を兄が知っていたことに驚いたし、何よりご飯をまともに食べていない所為か糖分不足になっていたからだ。
「知ってるよ。」そう言おうと思ったのと裏腹に、体は正直で、俺は眉間を寄せて咄嗟に
竜「ケーキ……?……フォーク?」
と聞き返してしまった。
蘭は、俺が既にこのことを知っていたのだと思っていたのか、俺が聞き返したことに対して目を丸くした。
こっちが驚きたいよ。
二人の間に沈黙が流れた。
蘭「なんか、フォークは、後天的で食べ物の味がしなくなるらしいよ。それで、ケーキを見ると、本能的に食べたい衝動が来て、そのケーキの全てが美味しく感じるらしい、」
竜「へ、へぇ〜〜」
蘭「まぁ、俺らの親どっちもノーマルだったし、関係ないっしょーー!!」
竜「ダッダッダ……」
蘭「ちょ、竜胆どこ行くの?!」
竜「ごめんっ!急用を思い出したんだった!」
蘭「……わかった、」
……フォーク?ケーキ??そんな事はどうでもいい、。ただただ、‘’嫌な予感”がする。
病院に行かなければ。
ずっと昔、見たことがあった。
フォークがケーキを殺し、肉や骨、内臓まで食い尽くしているニュースを。
昔の俺は、まさか自分がこんな思いをするなんて思っていなかったから、左から右に流していたけれど……
_____怖い、診断の結果が怖い。
もう二度と、誰も傷つけたくないのに…………
「灰谷竜胆さん〜〜〇〇室へどうぞ。」
____恐る恐る、診断室へ足を踏み入れる。すると…………
医者「灰谷竜胆さんですね?」
竜「はい。先生、俺は……!!」
医者「残念ながら…………フォークという結果が出ています。」
竜「え………………??」
次回▷▶▷♡50でやろうと思います。
フォロー、いいねよろしくお願いします!!