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tg視点
週末、俺は緊張しながら駅の改札を出た。
tg 先輩、もう来てるかなぁ……
待ち合わせ場所は、先輩の家の近くの駅前。デートって言われたけど、実は今日はお泊まりすることになっている。
tg はぁ……
改めて考えると、めちゃくちゃ緊張する。
付き合って初めてのお泊まり
先輩とは何度も遊んでるし、家に行ったこともある。でも「恋人」として一緒に過ごすのは、やっぱり違う気がして…
pr ちぐー
不意に呼ばれて、びくっと肩を震わせた。
tg せ、先輩!
pr そんなに驚かんでもええやんw
先輩は笑いながら、俺の頭をぽんぽんと撫でる。
tg は、恥ずかしいですから…
pr 可愛いからええねん
tg か、可愛くない!
pr はいはい
先輩は軽く受け流して、自然に俺の手を取った。
pr ほな、行こか
tg え、手……
pr 恋人なんやし、ええやろ?
tg んぅ……
恥ずかしくて下を向くけど、手を振り払うことはできなかった。
こういうの、付き合ってるって感じする…
心臓がどきどきしながら、先輩の家へ向かう。
tg お邪魔します…
prそんなかしこまらんでもええのにw
先輩の部屋に入ると、なんだか落ち着く。
付き合った後も何度か来たことがあるから、見慣れた景色のはずなのに、まだ慣れないなぁ…
pr ちぐ、座っときや
tg あ、 うん…
言われるままにベッドの端に座ると、先輩が隣に座ってきた。
tg えっ、ちょ、近くないですかぁ、?//
pr ええやん、付き合っとるんやし
tg で、でも…!
先輩はそんな俺をじっと見つめて、ふっと笑った。
pr ちぐ、もしかしてめっちゃ意識しとる?
tg ッッ!
pr 図星やなw
tg し、してません…!!
pr 嘘つけ
先輩がふいに顔を近づけてくる。
tg な、なんですか…
pr いや、ちぐが可愛すぎるから、ちょっと意地悪したくなってもうて
tg も、もう!
先輩は俺の反応を楽しむように、じっと見つめてくる。
先輩の家には、付き合ってから何度か遊びに来たことはあった。
けど、お泊まりは今日が初めてだった。
だから、どうしても意識してしまう。
pr ちぐはほんまに可愛いんやから
pr 俺のとこから離れんなよ?
真剣な目で俺を見つめてくる先輩。
tg 離れるわけないじゃないですか…//
ふたりの距離。
それは永遠___。
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