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yuna🌸
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#タグなにそれ美味しいの?
のんのら達の夢小説@フォロバ
58
💥💛🖤ツッキー&黒尾
『俺だけ見ててください』
放課後・音駒高校の体育館
「クロさーん! この前言ってた練習試合の動画、あとで送ってくださいよ!」
後輩に声をかけられた黒尾は、いつもの調子で笑った。
「おー、いいよ。あとで送っとくわ」
「ありがとうございます!」
そんなやり取りを、少し離れた場所から見ていた月島。
練習が終わり、部員たちが帰り始めた頃。
「……黒尾さん」
「ん? どした、ツッキー」
「ちょっと、こっち来てください」
「え、なになに? 俺なんかした?」
「いいから」
珍しく有無を言わせない声。
黒尾は面白そうに笑いながら、月島の後をついていった。
人のいない廊下。
月島は少しだけ視線を泳がせてから、ぽつりと口を開いた。
「……黒尾さんって、誰にでもああなんですね」
「ん? ああって?」
「……ああやって、すぐ人に構うところ」
「あー、まあ。俺、面倒見いいから?」
「自分で言います?」
「言う言う。キャプテンなんで」
「……ほんと、そういうところ嫌いです」
「えっ、ひどくない!?」
ケラケラ笑う黒尾。
けれど月島は、笑わなかった。
しばらく黙ったあと、ジャージの裾をぎゅっと握って。
「……黒尾さん」
「ん?」
「なんで、あんな人に近づくんですか」
「…………え?」
「俺だけ見ててください」
「…………」
「……っ、いや、今のは、その……!」
月島の耳がみるみる赤くなる。
「別に、そういう意味じゃなくて……!」
「ツッキー」
「……なんですか」
黒尾は口元を手で覆った。
肩が震えている。
月島の顔がさっと青ざめる。
「……笑ってるんですか」
「っ、いや、待って……!」
「帰ります」
「待て待て待て!! ごめん、違う、嬉しくて!!」
月島、ぴたりと止まる。
「…………は?」
黒尾は一度咳払いをして、なんとかいつもの笑顔を取り戻した。
「いや〜……これは」
月島が恐る恐る振り返る。
黒尾はニヤッと笑った。
「ツッキーツンデレですねぇ/////」
「………………は?」
「いやぁ〜、まさかツッキーから『俺だけ見ててください』なんて聞けるとは思わなくて。先輩、感動しちゃった」
「……黒尾さん」
「はい」
「今すぐ忘れてください」
「えー? 無理じゃね?」
「忘れてください」
「一生覚えてるわ」
「最低です」
「はいはい。……でもさ」
黒尾の声が、ほんの少しだけ落ち着く。
「俺、ちゃんとツッキーのこと見てるよ?」
月島が息を止めた。
「……っ、そういうこと、平気で言わないでください」
「平気じゃないけど?」
「…………」
「お前が思ってるより、俺だって余裕ないんだけどなぁ」
今度こそ、月島は何も言えなくなった。
黒尾はそんな月島の頭をぽん、と軽く撫でる。
「ほら、帰ろ。ツッキー」
「……子ども扱いしないでください」
「はいはい」
少し歩いてから、月島が小さく呟いた。
「……手」
「ん?」
「……手、繋がないんですか」
黒尾、完全停止。
「…………ツッキー?」
「……嫌ならいいです」
「いやいやいや、嫌なわけねーだろ」
今度は黒尾の耳が赤くなる番だった。
「……ほんっと、お前さぁ」
「……なんですか」
「そういうとこ、ずるいって」
月島は顔を背けたまま、黒尾の手をぎゅっと握った。
「……黒尾さんもです」
——その日の帰り道。
黒尾はずっとニヤニヤしていて、月島はずっと不機嫌だった。
ただし、繋いだ手だけは。
駅に着くまで、一度も離れなかった。
ねえ、待って??????
「俺だけ見ててください」って言った月島が、黒尾に「ちゃんと見てるよ」って返された瞬間に黙っちゃうの、破壊力ありすぎない????? 😭🖤💛
しかも黒尾、あとで絶対研磨に報告しようとする。
研磨「……言ったらツッキーに嫌われるよ」
黒尾「…………やめとこ」
研磨「うん」
黒尾「……いやでもさぁ!! 聞いた!? 俺だけ見ててくださいだって!!」
研磨「……うるさい」
黒尾鉄朗、恋するとうるさい。異論は認めません。 😭💕
コメント
1件
うわあああツッキーの「俺だけ見ててください」からの照れ隠しが尊すぎる………😭💛🖤 黒尾の「ちゃんと見てるよ?」からの「余裕ないんだけどなぁ」って正直に言うとこ、黒尾らしくてグッときたわ。 最後の手繋ぎ離さないってとこも、ツッキーから繋ぐのがずるい。笑 研磨の冷静ツッコミもナイスすぎる。 続きめっちゃ気になる!待ってる🔥