この作品はいかがでしたか?
34
この作品はいかがでしたか?
34
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「じゃ、俺は帰るわ~」
蘭は手をヒラヒラさせて帰って行った。
そして、そこらへんの女をナンパし始めた。
「兄貴……」
竜胆が遠い目で蘭を見つめる。
「オタクはどこ行きたい?」
「クリスマスデートっぽくないかもしれないけど、ゲームセンター行きたいな。 」
「うん、いいよ行こ?」
ゲームセンター
「このウサギ可愛い〜」
竜胆が、へぇ〜と言いながら、そのウサギのぬいぐるみのある機体にお金を入れる。
「取れたらキスしてくれる?」
「へ?」
と言っている間に、竜胆はぬいぐるみを期待から取りだす。
一発で取れたみたいだ。
「すごい!竜胆ありがとう~!」
にこりと笑いながら竜胆に感謝の意を伝えるオタク。
そのピンク色の唇に竜胆の唇がそっと重なった。
「ほわっ!」
優しくされた甘いキスに狼狽えるオタク。
「今今年は1段と最高だわ。クリスマス。お前といられるから。」
そして、竜胆はまた、オタクと優しいキスを交わした……
「「Merry Christmas」」