「「おはようございます」」
「おっちー!」
「おはよう」
「よかったな!戻って!」
「ん、心配かけたな」
「でも、早かったな」
「まぁな」
「…………なべお前、服の下見せてみろ」
「はぁ?なんでだよ!やめろって離せ!」
「ちょっとふっかさん、翔太くんから離れて」
「お前が言ったんだろ、めめ」
「抱いたのは、ちゃんと、翔太くんの方です」
「ちょっ!おまっ!みんなの前でそういう話するなよ!」
顔を真っ赤にしてぷりぷりと怒って、翔太くんは阿部ちゃん達の方に向かっていってしまった
「あーあ、ふっかさんのせいだ」
「いや、今のはお前だろ………さっきのほんと?」
「もちろん、大事ですから」
「へぇ、愛されてんねぇ、なべは笑」
「俺の時は頑張ってくれましたし」
「愛し合ってるねぇ笑」
「当たり前です」
「これ以上はやめてくれよ笑」
「次は誰ですかね笑 ふっかさんかも笑」
「勘弁してくれって笑」
「翔太、戻ってよかった」
下世話な話をする蓮達を置いて、部屋の奥に向かえば、阿部ちゃんが声をかけてくれる
「うん、心配かけました」
「今回は、大丈夫だったの?」
「ん、思い出したから大丈夫だった」
「へぇ、めめも大人になったね」
「そうじゃなきゃ、困る」
「ふふふ、翔太、嬉しそう」
「………大事にしてもらってる」
「そうだね」
寄り添って想いあって、お互いを大事にするってことが分かってきてたんだなって、今回のことで改めて感じた
大して変わってないように思って、ちゃんと、変わるべきは変わってきて、2人のカタチを作れてる
それがなんだか、俺は、とても嬉しかった
「始めるぞー」
「「…「はーい」…」」
今日からも日々、2人の愛を覚えていく
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ありがとうございました。🥰