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GPT合作。

注意

キャラ崩壊あり、実際と違うところ多め、長文、誤字脱字あり、Dozle corp.二次創作。

設定(GPT指示文抜粋)(一部前回からの更新あり)

【舞台】全国でも有名な私立の魔法学校

【登場人物】

1おんりー(『』)

高校1年。魔法を使うこと、勉強が得意。なんでもできる。最近では少しずつ同級生と話すように。親と仲が悪い。

2ドズル(「」)

高校3年。勉強が得意。いつも上位。人々をまとめ、統率することがとくい。

3ぼんじゅうる(【】)

高校3年。スポーツが得意。いっつも明るく、さりげない優しさも。誰とでも仲良く接せる。ドズルと同じクラス。

4おらふくん(〈〉)

高校1年。スポーツと魔法が得意。勉強は苦手で、天然。優しくて、初めての人には人見知るが、すぐに打ち解けられる。おんりーと同じクラス。

5おおはらmen(《》)

高校2年。勉強が得意。スポーツはめんどくさがるが、上手い。ズボラだが、自分の趣味は本気でやる。人見知らない。


秋。長期休暇は終わったが、多くの生徒はまだ余韻に浸っている。自分はほとんどいい思い出がない。一週間は入院していたし、外に出たのは実家に帰ったのとぼんさんたちと遊びに行っただけ。最近は同級生と少し話すようになった。

モブ〔おんりー、この数学の問題がわからないんだ…〕

『教えるね(ニコッ』

変わらないことは素の自分が出せないこと。作り笑いをしてしまうし、優しく接するというか八方美人の状態だ。そういえば昔は親に作り笑いしかしていなかった。捻くれた性格なんてほとんど出ない。

モブ〔そういえばこの前家族と旅行行ったんだ!〕

こういう風に家族の話をされると辛い。憎い。自分もこんな親に恵まれることができればな…そんな風に思っていたことは、誰にも言えなかった。おらふくんにも、ドズさんにも、ぼんさんにも、menにも。だってみんな

親ガチャに成功しているから。

最近では気が楽だったが、同級生から親の話をされるたびに苦しかった。

ある日、ついに耐えられなくなって、屋上に逃げた。

何もすることがなくて、ただ空を見ていた。空は、自分の心と正反対のように、快晴だった。秋晴れだ。

ドアが開き、ぼんさんが来る。

【やっほー!おんりーちゃんがサボるのって珍しいね〜!】

無視して俯く。ぼんさんは隣に座る。

【なんか…あった?よければ話、聞くよ?】

『親と昔っから仲が悪くて…殴られたり暴言を吐かれるのは当たり前だったんです。    同級生の親との幸せそうな話を聞いていると憎らしくて…辛くて…鬱陶しくて…全てがどうでも良くなって死のうかとも思った。なんでだろ…自分ってなんで生きているんだろう…って思った』

気がついたら涙が出ていた。最近では無意識なうちに 涙が出ることがよくある。ぼんさんは、特に同情もせず、ただ聞いている。それが楽だった。何か言われる方が嫌だった。ぼんさんは、背中をさすりながら

【頑張ったね。もう、頑張らなくてもいいんだよ。】

〔助けるから〕〔辛かったね〕何もわからない大人たちによる同情が嫌いだった。どうせ全てうわべだけの言葉。助けてくれる人なんていない。そう思っていた。でもなぜだろう。

彼の言葉は、とても温かかった。自分は疲れ果てるまで泣いた。ぼんさんはその様子を見守っていた。


そのあとは気が楽だった。頑張らなくてもいい。その言葉がとても好きになった。同級生からも

〔最近キャラ変わったね〕

と言われるようになった。でも、俺から離れる人は誰もいなかった。このまま平凡な日々を送りたい。それが自分には一番似合っている。飾られていないけれども楽しい日々。それを送り続けられるのが幸せだった。これからも穏やかな日々を過ごせますように。


1544文字。

魔法のような青春を。

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