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――聖女の儀式は女神のものではなく、女神を封じた魔神のものとなっていた。
過去の聖獣騎士フィデリオの残した紙片からそのことを知ったヴァレナとヨシュカ。
その手記に残された、「本物の女神の封印が解かれれば、魔神に対抗できるかもしれない」という言葉に希望を見出すも――
「【だが女神の封じられた場所は――わからなかった】」
そのあとに書かれた文章を口にしながら、ヴァレナは絶望に突き落とされていた。
(聖女の儀式の真実もわかって、何を目指せばいいかもわかったのに……ここまで来て……)
「――【当然ながら、本物の女神に関する資料や記録は、ヴェヒターによって処分されていたからだ】」
ヴァレナが絶望から続きを読めずにいると、ヨシュカが口に出して読み上げた。
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