【sn side】
屋上に着くと、krさんが1人で待っていた。
krさんは僕を見るなり、「何があったの?」とpnさんたちに尋ねた。
そしてpnさんたちによって簡潔に説明された。
kr「そっか、そんなことが…辛かったね」
krさんは僕の頭を優しく撫でてこう言った。
kr「その人達の事は俺に任せて。」
「俺の方から先生たちに報告して、処分下してもらうよ」
sn「ありがとうございます…」
ありがたい気持ちはあるけど、でもそれよりも迷惑をかけて申し訳ないって気持ちと、巻き込んでしまって申し訳ないって気持ちの方が強かった。
sn「ごめんなさい…」
pn「え、何が?」
sn「pnさんたちを巻きこんでしまって…」
「めいわくも、かけてしまって…」
僕がそう言った瞬間、3人の顔が固まった。
tr「何で迷惑だって思うんですか?」
sn「え、だって…噂は聞いたことありますよね?」
「変な子だって…普通の子じゃないって…」
tr「でも関係なくないですか?」
sn「え?」
tr「だって、性別の話でしょ?別にsnさんの性格が変な訳じゃないし、むしろ常識人だと思いますよ?」
kr「そうだよ、性別なんて二の次だと俺は思うよ」
さっき止まったはずの涙がまた溢れ出そうとしていた。
pn「sn、この前言っただろ」
pnさんは僕の目を見て、話し始める。
pn「変な人はいないんだよ、人と違う個性があってのその人じゃん」
「だからsnくんが男装していても、女の子らしくなくても」
「snはsnなんだ」
「俺はsnに「俺こそがsnだ!!!」って胸をはれるくらい自信持てるようになってほしいと思ってる」
「それに、今のご時世、生きるのはリアルじゃなくてもいいんじゃねぇの?」
sn「…?リアル以外に何が…」
pnさんはkrさんとtrさんに目配せをする。
それに気づいたkrさんとtrさんはうなずいた。
sn「…?」
pn「俺らな?ゲーム実況者グループを作ろうと考えてるんだ」
sn「ゲーム実況者グループ…?」
pn「うん、それでsnも入ってほしいなって思って…」
「ほら、前ゲームの話したやん?そのゲームを中心に実況しようと思っているんだ」
sn「で、でも僕じゃなくて他にも良い人が…」
pn「ううん、snがいいんだ!」
「snは性別とか気にしているかもしれないけど、誰もが変だって言う訳じゃない。」
「何よりさっきkrさんが言った通り、性別なんて二の次だよ」
「大丈夫、俺らはきちんとsn自身を見てるよ」
僕はpnさんのその言葉に励まされた。
僕の決断は………!!!!!
終わり方だいぶ雑ですみません。
もう殴ってください()
次の新連載の方ばかり気にして、雑になってしまいました。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
コメント
3件
明けましておめでとうございます! 新年早々見るの遅れてしまいました🙇♀️ 今年もたくさん応援するので頑張ってください!