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rbru/nmmn/ご本人様関係NOTHING/誤字あるかも/rb『』 ru「」
なんか白狼って気高いイメージありますよね。なんとなく気高い人ってお家柄良さそうですよね。
そういうお話です。
よくある令嬢パロのようなものです。
パロの名前わからないです。すいません。
あえて禁断の愛という終わりにしています。ストーリー的にね。
自分の好みだなんて口が裂けても言いませんよ?
あと決勝が自分の誕生日で流石に驚きましたよね。運命かと思って胸がトゥンクしました。嘘です、ズキズキしてます。
タイトル
[I’m all yours.but forbidden love.]
俺の全てはあなたに捧げる、しかし危険な愛。(和訳)
「おい、星導。」
『はい、なんでしょう?⋯⋯って、あれほど言葉遣いを直せと言ったのに⋯』
「お前は俺の執事。別にお前ぐらいならいいだろ。父上の前ではちゃんとしてるんだから許せ。 」
『まぁ、別に悪いとは言いませんけど。それで今度の舞踏会で良いところのお姫様を泣かせないでくださいね。』
「俺は踊らない。お前となら良いけどな。」
『そんな断固たる決意要りません。俺は護衛としてお付きするんです。』
「無理。踊らん。媚び売りたかないね。」
『それこそお父様に怒られますよ?』
「良いよ別に。お前が女の格好すりゃいいのに。 」
『俺のプライドを尊重してくれませんかね。』
「主従関係だ。命令には従え。」
『はいはい、ココア淹れたのでそんな訳のわからないこと言うのは終わりにしてください。』
「だから俺はココアが好きなわけじゃ⋯。」
そう言いつつも、目を細めてカップを受け取った。
多少の礼儀もへったくれも捨ててココアだけを渡す星導に怒りの鉄槌が下らないのは主人の寛容さだろう。寛容というか、主人自体が荒い性格だから気にしないのか。
『⋯そういえば、最近花瓶の花変えたんですけど枯れないんですよね。もしかして、手入れして下さってます?』
「さぁな。」
主人の部屋に飾ったというのに、他に手入れする人がいると言うのか。他のメイドらは主人の部屋に入ろうと星導のように長くは滞在しない。唯一小柳が許したのが星導と言ってもいいのだろう。
当たり前だ。小柳は代々白狼の家系。長生の中ずっと仕えているのが星導なのだから。
小柳の父、星導からすると雇い主。簡単に言うなら逆らえない人だ。
その人からもまぁまぁ気に入られている方だろう。その分、逆らえなくなってもいるのだが。
『えぇと、明日は舞踏会の練習⋯⋯⋯⋯くらいですね。明日はあまり稽古がないみたいですね。お休みだそうです。』
「ほんとだよ。終わらせても掃いても執務が流れ出てくるんだ。」
「やっと休みだよ。」
『1日中お眠りになられるんですか?』
「⋯そうだ。それだよ。」
「明日、街へ出掛けないか?何か仕事があるなら別に急ぎじゃないし良いんだが。」
『⋯明日、ですか。』
『⋯はい、大丈夫ですよ。何時からのご予定になさいますか。』
「⋯そうだな、9時に門で持っているから来い。私服でな。 」
『え!?俺この服くらいしか着ていけるものないんですけど⋯?』
「お前だって収入あるだろ。なんで服買わねぇんだよ。」
『 自分で使いたいものもないですし。』
「⋯仕方ねぇ、流石にその服だと目立つ。俺の服を今渡すから着ろ。 」
『えぇ、そんな。汚したら俺首飛ぶじゃないですか。』
「俺が飛ばせないから安心しろ。俺の気分次第でしか飛ばさないからな。」
『気分次第の方が怖いんですけれどね。まぁ、有難う御座います。』
星導は知っている。こんな時に遠慮をしたって自分の主は押し付けてくる。しかも遠慮をしたほうが機嫌が悪くなるのだ。
小柳は自分の戦闘服、正装のマントをひらつかせながら自身のクローゼットを開ける。
普通こんな大きい城で、しかも一人息子。もう少しわがままを言ってきらびやかな服を買っていいと思うけれど。そんな事を星導は考えていた。
「ほい。これ着てけ。」
紺色の少し胸が開く薄いしシャツと黒いズボンを渡される。
『あ、有難う御座います。9時ですね。用意しておきます。』
『今日も遅いのでここらでお暇させて貰いますね。それでは、ごゆっくりお休み下さい。 』
「あぁ、おやすみ。」
星導は大きな扉を開けて、星導は部屋から出ていった。
小柳は窓から月を眺める。
頬杖をついて大きく息を吐く。
幸せが逃げていきそうだな。
「⋯散々アピールしたつっーのに。」
小柳は椅子から立ち、また幸せを逃しながら長く結んだ髪を解いて頭を振った。
執務服を脱いで、適当にラックに掛ける。
もう生まれてから何度も見慣れたベッドに自分の身を投げた。
翌朝9時近く、星導に伝えた通り小柳は門の近くで待っていた。
庭、というか敷地に咲いている青バラを見る。結局白いバラを着色して育てるだけなのに、なぜこだわるのか。まず自分たちは白狼の家系なのに青か。
着色するにもこれだけ数が多いと大変だろうに。
髪をまとめてこないほうが良かったか。
折角あいつと二人で外出出来るやっとの日なのに、
と小柳は思考を張り巡らせる。
もう一度自室に戻るか、だなんて考えていると紫髪の男がやって来た。
『すいません。お待たせいたしました』
髪をいつもより緩く結って昨日小柳が渡した服を着ている。似合っているな。と小柳が声をかけると礼の言葉を返してきた。
『⋯それで、どこに行かれるんですか?』
「場所は決めていない。町中とだけしか考えていなかった。」
一度髪を解き、もう一度結び直す。
「そうだ。服が無いんだろ。買いに行くぞ」
『はぁっ!?ちょ、』
星導は主の思惑に振り回され馬車に押し詰められた。
『ちょっと、俺服いらないですって。』
「俺が買わせたいだけだ。遠慮するな。」
『遠慮もどうも⋯、!』
「舞踏会に出るんだろ。俺もお前もこんな格好じゃ出れねぇし踊れねぇよ。」
『ですけど⋯!』
「とりあえず付いてこい。俺はお前と街を歩きたいだけ。首は飛ばせないから。」
『⋯はい。』
結局主の令には逆らえない。
星導は一瞬で大人しくなった。
『小柳さまの執事である私が令嬢に好かれるような素敵なお洋服を選んで差し上げますよ。』
「そんなものいらん。お前の服を買うだけだ。」
『⋯⋯小柳さまも、もうそろそろ嫁を探す時期ですよ。この前だってお見合いしたじゃないですか。』
『いくら長寿だからって、婚約しないことは出来ないですよ。』
「そういうお前の恋人だって見せてもらえたことないけどな。」
『⋯まぁ、それは。』
「お前だって長寿だろ。恋人の一人くらい見せてくれ。」
『そういう小柳さまもそろそろ婚約者を見せてください。皇帝の目が怖いん です。』
「父上のことなんて気にする必要ないだろ。」
『俺の雇い主は誰だと思っているんですか。俺の首は小柳さまが飛ばさなくとも皇帝に飛ばされるんです。』
「あぁ、それか。雇い主は俺に変わったぞ。」
『はいはいそうですか⋯⋯⋯って、え?』
「父上も長寿ではあるが何かあった時のためにと俺に雇い主を託してきたんだよ。もう1年前の話だけど。」
『えぇ、俺そんな話伝達されなかったんですけど⋯』
「ははっ、気の毒に。」
「まぁとにかく俺しか首を飛ばせない。お前がとんでもない大罪を犯したなら皇帝に首が飛ばされるかもしれないが。」
『なんですかそれ。』
馬車主は小柳らに声をかけて、2人は馬車を降りた。2人の異様な雰囲気に周りの街人達らはざわついていた。
「ほら、行くぞ。」
そう言って2人は街を歩き回った。
結局、小柳は星導にまるで貢ぐかのように勝手に服を選び支払った。
これが金持ちかと星導は顔を顰めるも、
主から貰った服は見事にぴったり。しかも自分で納得がいく程似合っていたそうな。
流石長寿同士で主従関係でいただけある。
その日の夜、小柳は眉を顰めあからさまに嫌そうな顔をしつつも星導に城にあるホールのような場所に連れて行かれる。
ホールというか、舞踏会の会場。
当たり前だろう。皇帝が開いた舞踏会という名目の小柳の嫁探しなのだ。
一国の王子ともあろう人が100年以上生きているのに嫁を作らない。
普通のだらけた貴族ならば姫を取っ替え引っ替えするのに、この人となれば色恋の噂も何も出ない。
それだから小柳に仕えているの星導は頭を悩まされているのだ。
星導も見事に意思を変えない小柳にため息を吐きつつも、踊りの練習をする。
毎年⋯いや、舞踏会が開かれる度に星導は稽古という名のお遊びに付き合って毎度色恋の噂を作らず自身の部屋に戻る彼にため息を吐くのがいつものこと。
もちろん姫が一国の王子に玉の輿をするためか夜這いにくるも小柳はクールな対応を見せバサッと切る。
押し倒されようが、どんな魅惑な格好をされようが小柳は何も反応しない。
色恋の噂が立たない代わりに小柳に男性の機能がないのではと噂が立つほどだ。
『はぁ⋯、とりあえず今回も1回だけ練習しますよ。”今度こそ”色恋の噂を作りましょうね。』
「嫌やね。」
そんな言い合いをしつつ慣れたように手をを取り合う。
小柳は毎度星導をリードする。
当たり前だろう。姫をリードするために練習しなければならないのだから。
星導もまるで専用のドールかと言いたげに完璧に踊る。こんな完璧に踊れる姫も居ないだろう。
音楽が止まり2人の動きも止まる。
『毎年恒例行事じゃないんですからね。今度こそ嫁を見つけてきてくださいよ。』
「わかりましたよお姫様。」
完璧なエスコートで締めるために星導の手の甲にキスを落とした。
『⋯俺は令嬢じゃありません。』
「はいはいそーですか。」
『舞踏会は明後日ですからね。自分の好みくらい見つけておいてください。』
「お前が女になってくれたら喜んで結婚したのに。」
『すいませんね男で。』
「っだから⋯!」
『はい?』
「⋯⋯いいや、なんでもない。ゆっくり休め。」
『⋯?そうですか。今日はありがとうございました。貰ったものも着るようにしますね。』
『今日お借りしたものはまたお返ししますね』
「いい。それもやるから着ろ」
『ありがとうございます。今頂いたものも含めてちゃんと着るようにしますね』
「あぁ、分かった。楽しみにしている。」
『それではゆっくりお休み下さい。失礼します。』
階段をコツコツと登って行き、自身の部屋に戻っていく星導を眺めた。
小柳は2人で踊った場所でゆっくり座り込む。
小柳の心を邪魔するのは彼自身のプライドか。それとも皇帝の息子という立場なのか。
どちらにせよ、小柳は悩むことばかりで気が参っていた。
一国の王子ともあろうのに、恋する人には気持ちが届かない。気づいたら、迷宮のごとく拗れていた恋模様。 小柳はため息を吐いた。
舞踏会、小柳はどうするのだろう。
星導のお望み通り色恋の噂を立てるのか。
それは、舞踏会当日のお楽しみた。
ため息を吐いて、下をうつむく。
それでも小柳が笑顔になるのは、
街中を歩きながら笑顔になり小柳を連れ回す星導を思い出したからだろう。
尋常じゃない量の 執務に追われ、あっという間に舞踏会当日になっていた。
星導は小柳の身だしなみを整えつつ話しかける。
『今度こそ嫁候補を見つけてきてくださいね。皇帝からの詰めは尋常じゃない量の汗をかくので。』
「ははっ、まぁ一生滝汗をかいといてくれ。俺は踊らない。嫁候補も見つけない。」
『女嫌いではないのにどうしてそこまで徹底して嫌がるのですか。』
「そういうお前だって他のメイドと会話する時顔が作り笑顔だぞ。毎度引き攣ってる。」
『よく分かりますね。案外バレにくいと思うんですけど。』
「他のメイドならお前の美貌にさぞかし酔って気にもならないのだろう。」
『お誉めの言葉と受け取っておきます。』
「なんだ、別にストーレートに受け取ってくれれば良いのに。」
『まぁまぁ、とりあえずもう終わりました。外も騒がしくなってきたので出ましょうか。』
「護衛とエスコート頼んだぞ。」
『分かりました』
「はぁ⋯⋯⋯」
『そんな大きいため息つかないでください。ほら、行きましょう。』
椅子からエスコートされ階段に近い部屋から出る。
コツコツと靴の音を立てながらゆっくり歩く。階段はきちんと星導がエスコートしたようだ。
色目と美の羨望が交じった女らの視線が飛び回る。小柳は、星導が自分の側から離れ護衛に回り他の者と交代しようとしていたため腕を掴み自分についてこさせた。
案の定星導と話していると女が近寄ってきて甘ったらしい声と匂いを振り撒き踊りに誘ってくる。
断ろうとする小柳に星導は後ろから笑顔の圧をかけるがそんな抵抗も虚しく小柳は丁重にお断りした。
まるでお見合い現場かというほどに甘い恋人の様な雰囲気が流れる二人も多く、その様な人らが大抵踊っていた。
小柳は王子なのもあるため座って食事を取ることも出来ず星導と会話して暇を凌いでいた。
前代未聞だろう。一国の王子ともあろう人が護衛と話し続けているのだから。
星導は内心ヒヤヒヤしている。当たり前だろう。皇帝からのギロチンが怖いからだ。
小柳は星導にちょっかいがかけたくなったのか、急に膝つく。
星導は体調が悪いのかと急いで小柳の目の前に座るが立たされたようだ。
星導の片手を取って小柳は顔を上げる。
まるで練習の時のフィナーレかのように手の甲にキスを落として口を開いた。
「一曲踊りませんか。」
『⋯は?ちょっ⋯!』
周りの視線が一気に二人に集まる。
仕方ない。誰とも踊ることがなかった冷酷な王子が自ら誘い、しかも踊ると言うのだ。
星導も主従関係、しかもこの状態というのが重なって断るに断れなかった。
星導は誰にも見えぬよう心のなかでため息をついた。
『えぇ、是非。 』
星導は小柳にしか作り笑顔 と分からないようにしつつ笑みを浮かべた。
小柳は立ち、2人は手を取り合う、
流石2人の踊りだ。としか言葉が出ない。
星導も小柳も長年踊ってきたのが積み重なり完璧な踊りブレも間違えも一切ない。
曲が切り替わると、小柳はひざまついてまた手の甲にキスを落とした。
社交礼儀のように小柳はこなしているが、こんなの姫と踊ってもすることは一切ないだろう。まぁまず姫と踊ることすらないのだが。
星導は小柳に耳打ちする。
『も”ー!一度部屋に戻りますよ!』
小柳は星導の剣幕に少し笑いつつ、星導にエスコートされ自室に戻る。
『何をしているんですか⋯!!王子あろう人が護衛なんかと踊って⋯!!』
「そこらの令嬢と踊る気はないが暇だった。それだけの話だ。 」
『⋯はぁ、小柳高貴なお身分なんです。護衛なんかと踊ったら鉄槌が下りますよ。』
「そんなものどうだっていい。俺は充分満足だ。もうあそこに出る気はない。 」
そう言っていつもの通り結った髪を解く。
『ましてや求婚する気でもなく令嬢でもない俺と踊ってどうするんですか⋯。』
小柳は星導の説教タイムに目を細め遠くを見つめる。
それと同時に、小柳はなぜここまでアピールしているのに気づかない。もう十二分に分からせたはずなのに。と怒りが沸く。
椅子に座る小柳の隣で立つ星導の目を見つめて、小柳は立ち上がる。
長い艶髪をゆらゆらと揺らせながら、星導の手首を掴む。
そのまま部屋の鍵を閉めベッドに向かう。
自身の大きいベッドに手首を掴んだ勢いのまま星導の体を振り投げる。
さすが剣士の力だと言いたいところだがそんなこと言える空気感でもない。
ベッドの上で困惑したじろく星導の上に小柳が馬乗りになった。
「なぁ、お前がここに来る前の昔話をさせてくれ」
『はぁ⋯⋯。良いですけど、この体勢でですか。』
「あぁ。我慢しろ」
『分かりました⋯』
「俺にも幼い頃、好きな人がいた。高貴な姫で、可愛らしかったような記憶がある。」
「年相応の恋愛で政略なんてものは無かったし、頬にキスをする程度で終わりだった。かわいい恋愛だよ。」
「けどな、そいつは両親に操られていたんだよ。俺も自分の立場は理解してる。一国の王子という権力を持ったやつは、政治でも邪魔になるだろう。」
「2人で仲良くクッキーを食べていた時だよ。もう虫が蠢くような吐き気がした。」
「どういうことだか分かるか」
『⋯薬を盛られていた?』
「まぁそんなもんだ。毒が盛られてたらしい。毒殺未遂で済んだから良かったよ。白狼で感謝した初めての瞬間だった。免疫力が強かったからな。」
「全員がそんなやつらだとは思ってないし、俺にだって信じている人は居るけれどそんなことがあってからは女が苦手だ。結婚だなんて関係持ちたくない。 」
「まぁ、そんな事件の十年後くらいにお前が来たんだ。知る由もないし別に知ってほしくもなかったけどな。 」
「俺は女は愛せない。でも愛する感情はある。」
「俺がなんで今こんなことやってるか、分かるか」
『⋯⋯分からないです』
頭がいい此奴でも分からないか。分からないふりをしているのか。
「⋯⋯駄目だって事は充分理解しているよ」
「俺は、お前が好きだ 」
「でも、結婚も何も権力でねじ伏せようが何もできないんだ」
「お前が断ろうが、お前をクビにしたりなんてしない」
「今、この場でお前の気持ちが聞きたい」
『⋯⋯⋯駄目、ですよ。こんなことしたら』
「あぁ、わかってる。」
『⋯⋯⋯こうなっちゃうから、駄目なんですよ』
そう言われて小柳は身をひっくり返された。
さっきまで自身が馬乗りしていたのにと驚きつつ、どんどん指を這わされる手首に目が閉じれない。
『ごめんなさい。俺も、小柳さまにそう言われて止められる気持ちでは、無いんですよ。』
『許して、下さいね』
『愛してしまって、ごめんなさい』
「⋯⋯⋯閨事をするのか」
『⋯⋯するとは言い切れません』
「⋯そうか。どちらにしても好きにしてくれて構わない」
『でも、⋯』
「俺のことを考えて迷うならやめろ」
『⋯でもこんなことをしたら⋯、』
「俺は好きにしていいと言ってる。」
「⋯⋯⋯この愛は、隠し通す。お前に危害は加えない。」
「⋯俺なんかが愛して悪かったな。気持ち悪いなら正直に逃げたっていいんだぞ」
『嫌です』
『俺が、汚してしまっていいんですか』
「いくらでも汚してくれ。お前にならどこまでも汚されたいよ。 」
小柳が星導の首に腕を回した瞬間、星導ほ自分の本能赴くままに小柳を愛した。
淫らで、美しかっただろう。
知らず知らずのうちに、淫らな花が咲く。
まさに禁断の愛の園だろう。
初めて知る小柳の甘い声に星導は溺れた。
小柳は星導の甘い匂いに溺れた。
主従関係なのに。
危険な関係だ。
いつか小柳が自分の立場を投げ捨ててまで星導と愛し合うというのか。
ずーっと、この危険な関係を続けるのか。
互いに互いを捧げ合った2人は、一体どんな愛を育んでいくのだろうか。
禁断の愛か、この身全てを捧げるのか。
小柳は星導の唇にキスを落として目を瞑った。
明日からも執務に追われる裏でどんなことが起きているかは計り知れないだろう。
ーーfin
納得しない終わり方でしたが18ガッツリ入れないからこその雰囲気が出てくれたら嬉しいですね。
まじで納得いってないですけど私の想像力は使いもんにならなくなりました。
コメント
2件

めちゃくちゃ好きなストーリーです!!