テラーノベル
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ピピピピッピピピピッ
❤️「ん、、、うるさぃ、」
乱雑にアラームを消して、また二度寝をしようとしてかざねにハグしようとしたら、
“知らないイケメン”がいた。
❤️「ッッ!?!?!?!?だ、だれ!?」
🩷「ん〜、、しゅうとうるさぃ、」
目をゴシゴシしながらムクッと少し体の重さを覚えながら上半身が起き上がる
🩷「あれ、なんか俺人間の言葉話せてる?」
🩷「えッ、なんで人間の体なってるんだ!?」
俺、なんで人間なってるんだ??え??ガチでなんで??そういえば昨日寝る直前、 人間になれたらなぁって思ったからか、? だとしてもそんなん叶うはずないし、
俺はしゅうとの事をほっておいて考えていると
❤️「ッあの、!俺のかざねどこいったか知りませんか、、?後、君は誰なの、?なんで裸なの?不法侵入で訴えてますよ。」
🩷「えッ俺だけど!かざねだけど!しゅうとの飼い猫の!信じて!!」
❤️「でも、かざね猫だし、、」
確かにかざねっぽさはあるかも。
白い髪に先が綺麗な薄紅色に染まっている。
今気づいたけど猫耳と尻尾が生えてる。
可愛い、、かざねは猫の中でも美形だったからか人間でもこんなイケメンなったのか、?
なんか納得しちゃった。
考えてる間、かざねは猫耳を伏せ尻尾が小さく揺れながら不安そうな様子でこちらを伺っていた。
❤️「可愛い、」
無意識で言葉が出てしまった。いつもはこんな事ないのに。
🩷「もう言われ慣れてるも〜ん♡」
照れると思ったが案外そうでもなく満足そうな様子で目を細めながら言った。
余計かざねっぽい。かざねは可愛いと言うとよく目を細め、喉を鳴らしていた。
❤️「分かった。君がかざねって事信じるよ。
なんで人間になったかは分からないけど
またこれからよろしくね。」
そう言い終えるとかざねの目が煌めき尻尾を立て
🩷「ッ!!!ありがと〜しゅうとぉ〜!!」
抱きついてきて俺の肩ら辺に頭をすりすりしてきた。
髪の毛と猫耳がサラサラで少しくすぐったい。
❤️「ふふっ、くすぐったいよw」
🩷「(ゴロゴロゴロ」
喉鳴ってる。やっぱ猫だからか。
そういえば何か忘れているような、?
❤️「あっ!仕事!!遅刻しちゃう!!」
ベッドから飛び起き、急いで支度をする。
突然動いたからかざねもびっくりして毛を逆立たせた。
急いでご飯を作り顔を洗い、歯を磨いてスーツを着て玄関に向かう。
あ、かざね服着てなかったよな、?俺の服着てもらうか。
❤️「かざね!服と下着は俺のやつ使って!
それと、ご飯は冷蔵庫に冷やしてあるから
チンして食べて!それじゃ、行ってきます!」
そう言って俺は扉を閉め急いで会社に向かった。
🩷「、、、、、」
こういう時なんて言うんだろ。しゅうとを送りだす時、まだしゅうとに飼われていない時に聞いた事がある気がする。
もやもやしながらも俺は寝室に向かいタンスを開ける。黒いパーカーと黒いズボンがあったのでそれを着る事にした。着方はしゅうとが着替えている所を見ていたから分かる。
🩷「ちょっとゴワゴワするな、」
いつも服とか着ないというか必要ないから違和感がすごい。
服を着て何をしようか考え家を探検する事にした。いつもは視線が低いが今はとても高い。
大体この、なんか冷たい箱と同じぐらいの高さだこの箱を開けてみると、魚と白いご飯、茶色くて白い四角の物が入った液体があった。
これお昼ご飯かな。まだお昼ご飯はいらないか。
箱を閉じて他の所を冒険する。脱衣所、トイレ、リビング、など色々な場所を冒険しているとあっという間に時間が過ぎお腹が空いてきた。
🩷「、、お腹空いた。」
冷たい箱の所に行き開けてご飯を取り出す。
チンするって、なんだ?よくしゅうとが箱に入れて温めてるやつか、?あれならやり方はしゅうとを見ていたから知ってる。
白ご飯を箱の中に入れ、閉じ、ネジ?みたいなので調節する。黄色いボタンをおしたら中でご飯が回り始めた。
🩷「すげぇ、人間って賢いんだな」
人間になってから新鮮な事がいっぱいだ。
ある程度待ったらピー、ピーと音が鳴った。
もういいのかな?箱を開けてみると暖かい蒸気が流れ込んできた。取り出してみるとちゃんと温まっている。この調子で残りの魚と液体をチンしてご飯達を机に並べた。
🩷「いただきます、」
これで合ってたっけ、そういえばしゅうとなんか棒もって食べてたよな。どこにあるんだろ。
色々箱を開けて、やっと見つけたが持って見たけど難しいので、丸いのがついてる棒で食べた。 魚は食べにくかったから手で食べた。 無我夢中で食べていたらいつの間にかなくなってしまった。お腹いっぱい。
🩷「ごちそーさまでした」
魚で手が汚れたので手を洗い、特にやる事もないので寝る事にした。寝室に行きしゅうとのベッドに寝転がる。
ボフンッ
いつもの俺だったらこんな跳ね返らないのに、今は人間だからか、なんで人間になれたんだろ、
そんな事を考えてるうちに居心地が良く寝てしまった。
「だから、やめてください!」
しゅうとの声で目が覚めた。何か玄関の外の方が騒がしいのでドアの穴から覗いてみるとスーツを着たおっさんがしゅうとの手を引っ張っていた。
それを見た俺は乱暴にドアを開けた
ガチャッ
❤️「か、かざねぇ、、」
しゅうとは少し涙目になっており顔は赤い。
おっさん「んん?君も可愛いネ❣️猫のコスプレカナ⁉️おじさんと一緒に遊ばナイ!?!?」
はぁはぁと息を荒らく、太い体型をしておりしゅうとに触れている手には脂汗がついていて見ていて良いものではない。そして俺の手も掴もうとしてきた、
🩷「チッ、触んなよおっさん、てかしゅうとの手離せよ」
おっさん「そんなコト言わないデヨ❣️悲しいナ😢君、しゅうとクンって言うんダネ!かわいいネ!まさに運命だと思うんダ❣️だから猫チャンには関係ないネ」
おっさんはそう言うとしゅうとを引っ張ってどこかに連れ込もうとした。
❤️「かざね、たすけッ」
🩷「しゅうとの手離せっつてんだろおっさん」
一瞬何が起きたのか分からなかった。瞬きした瞬間俺の手は自由になっていて、おじさんは消えていた。かざねはおじさんが居たはずの場所にいた
🩷「しゅうと!大丈夫!?はやく家入ろ??」
❤️「ッうん、だいじょー、ぶ」
言い終わると同時に足の力が抜けた。咄嗟にかざねが支えてくれたが、うまく体に力が入らない。視界もぐるぐるする。
🩷「ッしゅうと、!?ぉぃ!しゅぅと!」
意識が遠のいてく、かざねの声が遠くなっていき
意識が消えていった。
コメント
2件
おじさん構文うま((( 「syuが可愛い」ねぇ...おじさんもイイこと言いますね(^^)