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レトside
はぁ、またこの時期が来てしまった。
「「バレンタイン」」
俺も一応あげる人いるけどさ、、
作れないんだよなぁ
どーしよ。今年も市販で誤魔化すか、、
いや。今年は付き合って5年目。
さすがに作ろうか。
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、、まじで作れないんだけど
卵落としちゃうし、焼く時間ミスって焦げちゃったし
こんなの渡せないよ、、
キヨ「ただいまー!」
やばい、キヨくん帰ってきちゃった、、
キヨ「レトさんこんなとこで何してんのー?」
レト「ぁ、え。別に」
キヨ「クッキー、、?」
レト「あ、うん。。」
キヨ「バレンタイン?作ってくれたの?」
レト「そ、だけど。失敗しちゃったから」
レト「渡せるようなものは、、」
キヨ「うんん。レトさんが作ってくれたなら何でも嬉しいよ。」
レト「こんな真っ黒焦げになっちゃったやつでも?」
キヨ「うん。レトさんが作ったっていう時点で絶対美味しいもん」
キヨ「だからさ、俺にそれちょーだい」
レト「、わかった」
レト「あーん」
キヨ「あむっ、、、、美味しいじゃん」
レト「ほんとに?気使ってないよね」
キヨ「ほんとほんと」
キヨ「美味しい。来年も作って」
レト「もちろん」