テラーノベル
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一方隣の部屋の執事達は─
『っんぅっふぁっん…ハァハァっんぁっ』
1階の執事達は顔を赤らめながら、隣の部屋からの主の嬌声を聞いていた。
(心を無にするのです…主様の事はお慕いしておりますが、無理にしなくても良いのですから!しかし…主様と出来るのなら…)
(刺激が強過ぎる…ヤベどうしよう、勃ってきちまった…)
(主様のこんな色っぽい声初めて聞いた…こんな可愛い声出すんだな。)
ベリアン、ロノ、バスティンはそれぞれ思う事がありつつも3人が出て来るのを待っていた。
アモン、ボスキ、後輩が出て来ると、ボスキが涙目になっているのを見たベリアンは驚き大丈夫なのかと心配をした。
「大丈夫です。ちゃんと◯◯からの愛情はもらいましたから…」
†††
正式に主とアモンは付き合う事になったのだが、今まで通りの生活を送る事には変わりなかった。
「では、私達の事も愛して下さるという事ですか?…その、先程のような事も…」
ベリアンは恥ずかしそうにアモンとボスキと後輩がしていた事を思い出し顔を赤らめた。
「うん。…ベリアンも私とそういう事したいって思ったりするの?」
「そ、それは…主様がよろしいのであれば私もしたいと思ってしまいます。私も主様の事をずっとお慕いしておりますから。」
ロノもバスティンも主の方を見て、受け入れて欲しそうにしていた。
「…主様、俺だって主様の事が好きなんです。美味しそうに俺が作ったご飯を食べてくれてそのお顔を見る度に…」
「俺だって、主様に命を救われたあの日からずっと惹かれていた。受け入れてくれると嬉しいのだが…」
ロノとバスティンも主に心の内を打ち明けると、主はベリアンとロノとバスティンの3人を抱き締めた。
「大丈夫だよ…私はちゃんと皆の事を見てるから。心配しなくても大丈夫。」
そして、主はベリアンとロノとバスティンの額にそれぞれにキスをした。後輩はここまで慕われているのは主の器用さと愛情深さ故なのだろうと思った。
「っハァハァぁ…」
「主様…痛くはないですか?」
主の吐息混じりの甘い声がベリアンの耳をくすぶり、ベリアンの大きくなったものも更に大きくなっていった。
「んぁ!っぁんあっハァハァっ痛くないよ…」
「良かったです…ロノ君もバスティン君も入れたそうですので、そろそろ変わりましょう。」
3人は入れ替わりで主の体を堪能し続け、終わったのは夜中になっていた。
†††
「おはようございます、主様。」
「ん…バスティン?もう朝なのか…」
主が目がなかなか開けられずにいると、バスティンはそれを可愛く思ってしまい主をギュッと抱き締めた。
「主様。その…朝からで申し訳ないんだが…良いか?」
主はバスティンの事を受け入れ、額にキスをした。
「すまない。…主様が可愛い過ぎて抑えが効かないんだ。」
バスティンは主の首元から胸にかけてゆっくりとキスをしていった。そして主の秘部に手をやると昨日の事もありぐっしょりと濡れていた。
(主様の事となるとどんなに自制しても止まらなくなってしまう…もう、)
「っハァハァっ入れても良いよ?私も我慢出来ない。バスティン来て?」
主がそう言うと、バスティンは一気に主の中に入れゆっくり動き出した。
「んぅぁあ!っハァぁあっハァぁんっぁんっ」
主の甘美な声が、バスティンの自制心を壊していく。するとその時、寝室の扉が開いた。
「バスティン!いつまで何…して…」
ロノがいつまで経っても来ないバスティンを見に行くと、主とバスティンが朝からしているとは思わず呆然としてしまった。
主の甘く縋る声がロノの耳を刺激し続け、これ以上聞くと甘い蜜に吸い寄せられてしまうと分かっているにも関わらず動けずに居た。
「んぁっぁああ!」
バスティンが主のお腹の上に吐き出すと、ロノはバスティンの頭を思いっ切り殴った。
「…何をする?」
「バスティン!主様を呼んできてくれとは言ったが、して来いとは言ってねぇ!早くしないと遅刻しちまう。」
こうして、急いでベリアンが主の身支度を済ませ、ロノが朝ごはんを食べさせ、アモンがヘアセットしたりと執事達全員で主の周りを動き回り仕事モードの主が完成した。
後輩はそれを見て居て、仕事とプライベートのギャップを感じていた。
(執事さん達の仕事っぷりが手早くて丁寧で正確だな〜…◯◯さんって執事さん達のせいで自堕落になっちゃったんじゃ…)
主と後輩の職場にて─
「1週間の謹慎処分だってね〜」
「受付の子とも関係持ったって…」
「不倫もしてたって聞いたけど…」
「子供出来たけど降ろさせたとか…」
あちらこちらで主の同僚の話で持ちきりだった。元々黒い噂をされていた以上、仕方ない事なのだろうが主は良い気分はしなかった。
(なんで皆こんなしょうもない噂話が好きなんだろ…自分が当事者になっても、噂話に花を咲かせられるのかな…
所詮、噂話なんて尾ひれが付いてある事ない事言われたりするんだよね…ほとんどが作り話でくだらない事ばかり…本当に、)
「バカみたい。」
主はつい思っている事が口から漏れ、慌てて医局から出て行った。その時、大学生の頃の嫌な事を思い出していた。
(噂話なんてくだらない。良い事なんて何一つないのに、なんでそんなに皆好きなの…)
主の心が少しずつ黒いもやがかかり始め、何かに支配されていく感覚に陥ってしまった。
「…誰か、助けて…」
すると、女子トイレの外から声が聞こえた。
「大丈夫ですか?」
「あ、ごめんなさい。大丈夫です。」
主は外に出て、お礼を言おうとすると、後輩が目の前に居た。
「…結城君、だったんだ。本当、大丈夫だから心配しないで。ごめんね、急に医局から飛び出してっちゃって、驚かせちゃったよね?」
主は医局に戻ろうとすると、後輩に腕を掴まれ歩みを止められた。
「…無理しないで下さい。いつも1人で頑張っていて心配になります。俺は◯◯さんの味方ですから…辛いなら早退しますか?
体調不良って事で俺が処理しておきますから安心して下さい。午後の回診も他の人とやっておくので大丈夫ですよ。」
後輩の優しい心に触れて、少しだけ不安な気持ちが和らいだ。
「…ありがとう。でも、大丈夫だよ。結城君のおかげで少し楽になったから。」
主と後輩は再び医局に戻り仕事を再開し、2人はその日の仕事をなんとか終わらせる事が出来た。
後輩は1度自身のアパートに戻って主の部屋に行くという事を約束をし、それぞれの帰路についた。
†††
1階の執事達は1度屋敷に戻り、別邸1階の執事達を連れて戻って来た。ロノが夜ご飯を作っておいてくれていたので、それを皆で食べていた。
するとインターホンが鳴る音がし、後輩が部屋にやって来た。
「おっ!来たか〜」
「おや、ご挨拶しないといけませんね。」
「俺も会えるなんてラッキーです!」
ハナマルとユーハンとテディは食事の手を止め玄関前に行き、後輩に挨拶をした。後輩はまさか自分が執事達の挨拶を受けるとは思わなくて驚いたが自身もミヤジに教わった通り執事の挨拶をした。
「ハナマルさんより様になっていると思いますよ、飲み込みが良さそうですね。」
「いくらハナマルさんだって挨拶くらいはちゃんと出来てますよ!」
「…テディちゃん、それ全っ然フォローになってない…」
後輩は早速、執事達とも打ち解け始め皆でロノが作っておいてくれていたご飯を食べた。
主は職場での事もあり少し元気がなかったのもあって、溜め息をつきながらご飯を食べていた。
「どした?主様。疲れちゃったならお風呂入って早めに寝た方が良いぞ!なんなら、俺が背中流しても…」
「ハナマルさん!」
「スンマセン!」
ハナマルは主のそんな姿を見ていたのかお風呂に入るよう促したのは良かったが、その後がユーハンの逆鱗に触れる事になった。
「ありがとう。疲れちゃったのかな…皆は食べてて良いよ!私、あんまり食欲ないから全部食べちゃっても大丈夫!ご馳走様でした。」
主はそう言うと、シンクに置いて水に付けバスルームに向かって行った。そして、ハナマルは後輩に今日何があったのかを聞こうとした。
「さてと、…今日、主様はなんかあったのか?いつもより元気がないような感じがしたんだけど…」
後輩は昼休憩の時の事を話し出した。
「やっぱりあの時の嫌な事思い出しちゃったとかっすか? 」
「そんな感じではなさそうだったんですけど、“バカみたい”って言って医局から出てっちゃったんです。」
アモンの質問に答えた後輩はお手洗いでの話もした。すると、ユーハンは考えながら口を開いた。
「…噂話というそのもの自体に何か嫌な思い出があったのではないでしょうか?主様には何か別の理由が…」
「主様には…まだ俺達が知らない心の傷があるって事ですか?」
ユーハンの返答にテディは気を落としていた。自身も双子の兄の事もあり心の内を全て話すのは勇気がいるというのは分かっていた。
するとバスルームの方からガチャッと扉が開く音がした。主がお風呂から上がったという事で執事達は食器を洗ったり、片付けをしたりと動き始めた。
「皆ごめんね、片付けとか洗い物とかしてくれてありがとう。…アモン、髪乾かしたりするの手伝ってくれる?」
「いいっすよ!」
こうして、主は寝支度を済ませて疲れたからもう寝ると言って寝室へと向かった。
「◯◯さん、俺も一緒に居て良いっすか?一緒に居るだけで良いっす。…ダメっすか?」
主は1人になりたかったが、アモンの頼みならと思い一緒に居ようという事になった。
†††
「おやすみ、アモン。」
「おやすみなさいっす、◯◯さん。」
2人はベッドに潜り込み、主はアモンに腕枕され抱き締められながら寝ようとしているとアモンのものが大きくなっているように感じた。
「っん…アモン。」
「ごめんなさいっす…抱き締めてるとつい反応しちゃって。」
主は今日の嫌だった事を忘れたいとも思っていたため、この際アモンに忘れさせてもらおうかと思いアモンを誘った。
「…良いよ。しよっか。」
コメント
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みぅです🤍読んだよ、第21話。 執事たちとの関係が深まって、ベリアンたちもちゃんと受け入れてもらえてて良かった…!でも、職場の噂話で主さまが“バカみたい”って漏らして過去の嫌な記憶思い出しちゃうところ、すごく切なかった。後輩くんの「味方です」って優しさに救われたね。最後、アモンに甘えて忘れようとするのも、なんか複雑な気持ちになる…。主さまの心の闇と、執事たちの愛情が交錯してて、すごく胸に響くエピソードだったよ🖤
ぷち
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#願いを叶える
ぷち
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