🇫🇷×🇬🇧
〜イギリス視点&電話後〜
イ「はぁ……(溜め息)」
フ(……ていうか、なんで電話掛けてきたの?メールでも良かったじゃん?)(思い返す)
イ「本当のこと言えるわけ無いでしょう…?つい、嘘をついてしまいましたが…」
壁にもたれながら、ふと、無意識に時計を見ると、時計の針は既に10時半を指していた。
イ「もう、こんな時間ですか…寝るとしましょうか」
フラフラと、おぼつかない足取りでベットに向かうと、ベットに倒れ込んでそのまま眠りに落ちた………
そして、目が覚めると窓から差し込む太陽の光が顔に当たり、眩しくて目がくらんだ
イ「ん…まぶしぃ…朝ですか…」
イ(あぁ…起きないと…)
いつもより重く感じる体を起こして、リビングへと向かった
アメリカ「うっま!やっぱ、カナダの作る飯は世界一美味いな!」
カナダ「あはは、ありがと、兄さん。でも、そんなことないよ」
ア「いや、世界一美味い!!」
カ「そんなことないって」
ア「そうだ!!」
カ「違うって」
ア「だから…!!」
イ(何やってるんですか、息子たちは…?)
イ「ストップ、ストップ。お互い、大好きなら喧嘩なんてしないでください」
ア・カ「はい。すみませんでした」
イ「それでよろしい」
仲がいいのか悪いのか分からない息子たちに呆れながら微笑むと、カナダが作ったマカロンを一つ手に取った
イ(確か、マカロンってフランスのお菓子でしたよね)
イ(あれ?そういえば半年前、フラカスが「今度、イギリスのオススメのスイーツ店に連れて行ってね!!あ、もちろんイギリスの奢りねw?」とか、なんとかかんとか言ってたような…?)
〜数十分後〜
イ「はぁ…なんで、あんなヤツのために自腹でスイーツを買ったのでしょうか…?」
ため息混じりに両手で持っているビクトリアサンドイッチケーキが入っている箱に視線を落とした。
イ「まぁ、フラカスのところに届けに行ってあげましょうか…」
〜フランス視点〜
フ(あー、疲れたー。あーあ、イギリスが紅茶と一緒に甘いものを差し入れしてくれないかなー)
はぁ…集中力が切れると、もう一回集中するのに時間がかかるんだよなぁ…
ガチャ(ドアが開く音)
イ「フラカスー?居ますかー?」
フ「…え?い、ギリス…?」
思いもしない出来事に、驚きでまともに喋れなかった
イ「なんですか?化け物でも見たような顔をして?」
フ「い、いや、何でもない…」
自分の間抜け面を見られたくなくて、顔をそらしてしまう
イ「…あ、そういえば、あなたにコレを渡しに来たんですよ」
そう言って、イギリスが開けたどこかのスイーツ店の箱を見てみると、美味しそうなスイーツがあった
フ「え…?コレを僕に…?」
イ「はい、あとこれ」
おまけみたいな口の聞き方で差し出したのは赤色のバラだった。
フ「え、あ、ありがとう…?」
イ「…あなたが私に感謝するなんて、明日は空から槍でも降ってくるんですかね?」
フ「ん?失礼な?」
イ「……ふふっ。…少しだけ、ここに居させてもらっていいですか?」(少し微笑み)
フ(……いつも、イギリスを見ると、なぜか通常の僕じゃないみたいだな…)
フ「…良いよ。プレゼントをくれたなら、お返ししなきゃね」
フ(イギリスにあげるプレゼント…あ。あれを描こうっと♪)
僕はまた、新しいキャンバスを取り出すと、イギリスに向かって微笑んだ
フ「ねぇ、知ってる?クルクマって花?」
〜続く〜
コメント
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花言葉調べてきました! 赤い薔薇 愛情 クルクマ 忍耐 乙女の香り クルクマって事はフランスはイギリスへの愛を我慢するので「忍耐」って事なのかな(?)
良ければ、「赤色のバラ」と「クルクマ」の花言葉調べてみてね〜👋