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「報われない」






⚠短編、青黄、



本人様関係×






start↓↓↓



赤side


俺には好きな人がいる

幼馴染で昔からずっと一緒でみんなに平等に優しくてかっこいい、青ちゃんが好きでいて仕方がなかった。



「青ちゃんおっは〜!!」

「わ、びびったw おはよ」

「あれ、赤くん前髪切った?」

「え、よく気づいたね笑」

「まぁ、いつも見てますからw」

「…/ はは、w流石幼馴染」


思わせぶりばっか。




「わ、橙くん腕かた」

「…/黄はひょろひょろやなw」

「ひょろひょろじゃないし!!」


「…」


青ちゃんは嫉妬してる。橙くんに

黄色いたんぽぽみたいにかわいいあの子をずっと見てる。

きっと橙くんもあの子のことが好きなんだ


「あ、青くん!昨日本ありがとうございましたっ!」

「ぁ…ううん!笑どっだった?」

「すごく面白かったです! 青くんとは趣味が合いそうです笑」

「…/そっか笑よかった」



青ちゃん…いつも見てるなんて嘘ばっかり。





「すきです。付き合ってください」


俺は今年の春に転校してきたイケメンで噂の桃ってやつに告白された。

でも俺は断った

だって俺は青ちゃん一筋なんだから。


でも告白されて意識しない人なんていないよね

普通にイケメンだし女子からモテモテのやつだし



自分の世界にあの子が写り込むとあの子の世界に吸い込まれてしまう。



「あ、桃くん!昨日は黒板消すの手伝ってくれてありがとうございましたっ」

「ぁ…うん/いいよ 届かなかったらまたいって」

「ふふ笑ありがとうございます」

「…//うん..」



ほら、桃くんもあの子が好きになっちゃったみたい





「やば、忘れ物しちゃった…」




『ね、黄くん…、』

『なんですか?』

『…あのさ、..すき』

『…僕 黄くんのことすき…だから 付き合ってください..』


教室の扉を開ける直前に聞こえた

俺の好きな人の声。


『…僕でいいんですか…?』

『黄くんじゃなきゃ嫌だな…』

『…/僕も青くんのこと前からすきだった… よろしくお願いします..ッ』


あぁ、やだな。

タイミング悪いよ。

扉の窓からうっすら見えるふたつの影の距離が近い。

少し見える2人の顔は耳まで真っ赤に染まってる

何かを2人でこそこそ話してると思えば2人の唇がだんだん近づいていって…


あぁ、嫌だ。

好きな人を取られてしまうことがこんなにも嫌だ


俺は幼稚園の頃からずっと青ちゃんのことだけみてずっとずっとすきだったのに。

ついこの間告白してきた桃くんもあの子に取られちゃうし。

橙くんだってあの子と出会ってからずっと思いを寄せていそうだし。


あー、いっその事黄くんを好きになっちゃえば良かったのかな

まぁ、どの道告白しても振られて俺はずっと報われないんだ。

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