この作品はいかがでしたか?
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Broooock視点
暇だな〜…
放課後何しよう
特にやりたいこともないし…
どこかでかけようかな
別にこのまま出かけても…、
でもそもそも僕が猫だとしてもいずれ殺されてしまう
獣人として生まれ、いいことなんてない
ただ能力が使えるくらいだ、それでとどうせ殺されるんだ
br「…あれ」
後ろにきんときがいる
後ろといっても少し離れてるけど
振り向いてはいないけど、なんとなくわかる
…バレたのかな
どーしよ…とりあえず早く帰るか
きんときにほんとにバレてたらやばいな〜…
br「……やば、あれきんときの相方じゃん」
きっとその相方の方がきんときよりは強いのだと思う
はー…逃げないとバレるな…
どこ行こっかな〜
でも店入っても普通に猫耳あるしバレそう…まぁ普段はヘッドホンとか色々使ってるけど
でもやっぱ家帰りたいなー
帰るとしても帰宅路にはその相方がいる
…どうしよ
突っ切る…か…?
ばれそうだなー、情報とかもあるだろうし
br「…むしろ吹っ切ってそのまま行くか…」
フード暑いし…外していくか…
まぁ一応猫だしちょっとは大丈夫だよね…?
br「……走ろ…」
走れば僕は普通の人間より早い
つまりバレない……
かもしれない…
nk「ん…あ、お前…!」
br「やっべ…w」
Nakamu視点
br「やっべ…w」
特徴一致
急いで追いかけないと
けど獣人だという上、相手は猫だ
br「…君に追いつけるかな?…w」
nk「…はぁ?……っあ…?」
なんだか見た事のある顔つきだ
どこで見たんだろう…
*走りながら記憶を甦らせる。
……そうだ、時が見せてくれた、時の親友と似てる
…似てるだけだよね、あいつはそもそも獣人ハンターだし、獣人とかと一緒にいる訳が…
でも…ほとんど一致している
本当に…本当にそうなのか?
nk「っ…早すぎなんだよお前…!」
名前…古池瑠紀だっけ
br「じゃーわかった」
「ちょっとだけ止まってあげる」
nk「は…?」
br「…君さ、きんときの相方だよね」
nk「きんとき…?」
ライ…時のことかな
nk「…まぁ、そうだけど」
br「じゃあ、本人が気付くまで僕が獣人って言わないでくれる?」
…どういうこと?
別に言っても言わなくても古池瑠紀の寿命以外、あまり変わりはしないと思うけど…
br「あ、あと僕の本名古池瑠紀じゃないからね、わかってると思うけど」
nk「……」
「何が目的?」
br「ん?僕はただ人間と同じように楽しく暮らしたいだけ」
「まぁ、そっちがその気なら全然やるけど」
「…僕は正直戦闘はあまり好まないから」
nk「え…なんで?」
br「めんどくさいじゃんwただゆったりとしてたいだけなのにさ」
意外と獣人も人間と同じなのかもしれない。
けど、まだ信じてはいけない
nk「…そっか」
「もう今回はいいよ」
br「え、いいの?」
nk「けど、次獣人姿で見かけたらすぐやるからね」
br「…把握」
「じゃ、きんときには言わないでね」
nk「うん」
br「またねっ」(タッ
nk「あ…はっや…」
…まぁ、意外とすぐ見つけたりするんだけどね……
𝐍𝐞𝐱𝐭…𓈒 𓏸
コメント
2件
nkさん優しい...😊 knさんにバレるのかな?