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#世界征服
ガレイダス
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―私の部屋にはいつも、あなたの笑顔がある。
私の、世界で一番大切な推し。
韓国の3人組ボーイズグループ、「TRINITY」のパク・ミンジェ。
あなたがいるから、私は毎日頑張ってるよ。
「七華、またニヤニヤしてるのか?」
呆れたような声が聞こえる。リビングのほうを見たら、兄がいた。
兄は国際教養学部に通ってる。よく私の推し活をからかってくるけど⋯
「いいじゃん!私の人生のロールモデルなんだし。毎回思うけどからかわないでよ!」
私が言い返すと、兄は苦笑しながら部屋に戻っていった。
学校でも推しの話はする。友達の結衣は他担だけど、私の推しも知ってるみたいだし。
「七華!昨日のミンジェの配信見た?またビジュが最高値更新してたよね!?」
「もちろん!てか私が見ないわけないでしょ?本当に心臓止まるかと思ったよ⋯」
毎日家に帰ったら、推しの笑顔が待ってる。写真を撮ってSNSに投稿したり、動画を見たり。
きっとどこにでもあるけど、私にとっては幸せでしかない、高校2年生の日常。
『僕がいなくても、みんな笑顔でいてね』
ある日、TRINITYの公式SNSに投稿された写真とメッセージ。
写真には、髪を短く刈り込んだミンジェが写ってた。
分かってる。兵役に行かないといけないってことくらい。
それでも悲しくて、涙が溢れそうになったけど、ミンジェの前で泣けない。
「ずっと笑顔で待ってるよ。1年半なんて、きっとあっという間だから」
涙をこらえながら、私は精いっぱい笑顔を作った。
あなたが帰ってくる場所を、この毎日を、すべて壊すことが起きるなんて、このときの私は
何も知らなかったんだ―
少し更新が遅くなりました。書くにあたって心の準備がなかなかできなくて。私もこれを書くのは、正直つらいです。精神的に。
だから、できる範囲で頑張ろうと思います。
今の私には、こうして小説にすることくらいしか、自分の想いを発信する手段がないのかなって思っています。
どうか、この物語が届きますように。
コメント
1件
kanaさん、第3話読ませていただきました…。推しの笑顔に支えられる七華ちゃんの日常が、こんなにも温かく描かれているからこそ、最後の兵役の知らせと「すべてを壊すこと」の一文が胸に突き刺さりました。1年半待つ覚悟の笑顔が、すごく切なくて。創作がkanaさんの今の想いを届ける手段なんですね。無理のない範囲で、この物語を紡いでいってほしいです。応援しています🌷