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先 こ っ ち 投 稿 し ま す ~
喧 嘩 パ ロ 注 意
付 き 合 っ て る 設 定
hbc 視
「は??お前なんかもう知らんわ!!」
『はぁ、そうかよ、それくらいでキレんなよ』
相方の今まで聞いた事のない低い声に息を飲む
「俺はライの事を考えて言ってんねん!!」
『そうかよお節介だわ』
「は、??」
『お節介って言ってんだよ!!』
「…ごめんなお節介で!!」
いい終わり俺はスマホを持ち外に出た
夢中になって走り気が付くと知らない場所に来ていた
何時の間にか頬に暖かい液体が伝う
雲行きが怪しくなって来たが気にせず走って行くと川に着いた
突然地面に反射する音が聞こえ身体全体に水が付く
慌ててガード下に隠れそこら辺にあったダンボールで身体を覆う
そんな俺を見て面白がる様に雨は強くなって行った
寒い、寒過ぎる、身体がゾワゾワとしていて服も濡れているからか冷えていて全身が震える
ライ…ごめん、
ri 視
相方が出て行き10分が経っただろうか
窓に何かが当たる音が聞こえ見ると水滴が付いていた
あんな事を言ったが恋人であり大好きな相方だ心配で仕方がなくなってくる
マナ、何処行ったんだろ大丈夫かなと思いLINEを開き同期などに聞いてみる
誰に聞いてもマナが来たと言わなくて勝手に身体が震え始める
探さないとマナを
急いでマナの上着と自分のスマホと傘を持って家を出る
大雨だ、ザーと音が途切れず聞こえ余計にマナが心配になる
マナを探す為にマナが行きそうな場所を隈無く探すが居ないどうしよ、マナ、何処に居るんだよ、
『マナぁーーー!!』
『マナーーー!??』
今まで出した事も無い程の声の大きさでマナを呼ぶがいつもの元気で俺を見て笑う顔も声も、返ってこない
何処行ったのマナ
知らず知らずの内に川の近くまで来てたようだ
変わらずに大きな声でマナを呼ぶ
ドサッと何かが倒れる音がして振り返るとそこには見慣れていて大好きで今探していた緋八マナが倒れていた
『マナ!!マナ!!』
『マナ??』
いくら声を掛けても起きなくて持って来た上着をマナに掛けて自分が濡れるのも構わずに家に帰る
家に着きマナの身体を拭いてソファーに寝かす
『マナ…』
マナには泣いた後があってごめんと思いながら頭を撫でる
「んん…」
目がピクピクと動く
hbc 視
とても暖かくてふわふわとしている
少し目を開けてみるとそこには
『マナ!!』
といい大きな目を細めて涙を流しているライがいた
「ら、ぃ、?」
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