死ネタ☆
夏稀「おーい!!夏油!!」
夏油「なんだい?夏稀」
夏稀「今日もなんかで遊ぼーぜ!!」
夏油「はぁ…また?」
夏稀「おうそうだ!!まただ!」
夏油「夏稀は餓鬼だから、大人の私が遊んであげなくちゃいけないんだね。」
夏稀「んー……そうだな!!」
夏油「えぇ…?」
夏稀「なにする?なにする?!」
夏油「適当に決めといて。」
夏稀「えぇ?!じゃぁかくれんぼ!!」
夏油「君いつも唐突にいなくなるじゃないか。」
夏稀「むぅ。」
夏油「それでいいよ…」
夏稀「うっし…」
私は、この故郷を離れる事にした。だってもう大人だ。あ、最後に夏稀に会わなくちゃ。
夏油「と、言っても…」
夏油「行方不明だからなぁ…」
そう、夏稀はあの日からずっと、もういないのだ。ずっともう何年もあっていない。だから探してももう意味はないと思うけれど…
夏油「夏稀ー!!」
どうしても探してしまう。
あの日見た日陰を。あの日見た天真爛漫な少女を。
夏油「なつ…」
夏油「えっ…?」
夏油「あっ!!夏稀!!」
そこを見ると駆け抜けていく夏稀がいた。私は必死に追いかけた。そこを抜けると。
夏油「ッぉ゙ぇ゙ッ?!」
とんでもない悪臭がした。それももう、とんでもなく。咄嗟に口を手で覆ってしまったのは仕方が無いだろう。
夏油「な…んだっ…」
夏油「な…つき…?」
夏稀「此処だよ。」
夏油「なつき、」
夏稀「お久。」
夏油「い…今迄どこに!!」
夏稀「ずっと此処にいたよ。」
夏稀「ずっとずっと…」
夏稀「夏油が産まれる前から。」
夏油「え…?」
夏油「そ、それって…」
夏稀「お願いがあるの。」
夏油「あ…え…」
夏稀「私の体、探して欲しいな。」
夏油「体、?」
夏稀「お願いね、」
夏油「な、なつき!」
夏油「え、か、体…?」
夏油「ど、どこに…」
夏油「紙?」
内容
私の体は木の下。
夏油「か、簡単じゃないか…」
夏油「で、でも木なんてどこにも」
夏稀「あっち。」
夏油「あっち、?」
夏稀「あの神社の、木の下。」
夏油「あの…?」
昔、私達がよく遊んでいた神社。大きな木がある。そこにいるというのか?夏稀が
夏油「神社…行ってみるか。」
夏油「此処か?」
夏油「ちょっと臭いが…」
夏稀「そう、そこ。」
夏油「掘れって?」
夏稀「うん。」
夏油「はぁ…」
私は無我夢中で掘った。何が起こっても知らないと言う風に。
夏油「ぅ゙ッ……?!」
そこには小さな骨があった。私が20歳になるまで、そのずっと前までこの骨はあったのだというのだ。でもおかしい。何故ならば骨は跡形もなくなるからだ。
夏油「何で…?」
夏稀「恨みがこもっちゃったみたい!!」
夏油「え…」
夏稀「じゃぁね。私はもう行くよ。」
夏油「…今度、墓を立ててあげるよ。」
夏稀「…………ありがとう。」
そうして、彼女は消えていった。
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完
夏稀
もう既にこの世には居ない。誰が殺したのだろうか。
夏油 傑
遊んでた子が死んでてびっくり。今度墓を立ててあげよう。
おハム
明後日入院&手術。私死ぬかも☆
コメント
15件
手術!!!!!絶対成功するんだ!!! 同一人物(物理的に違う)が応援しているんだ!!!!!! 応援イラスト描いときますね!!!!!(間に合うかな...)
入院?!手術?!え?!
でもその小さな死体には頭なんてなかった。