コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
これは私の過去の物語です。
2024年9月2日。
「私、水野真悠はこの度、永瀬蒼汰さんと結婚致します。」
2022年4月18日。
私には付き合って4年の彼、蒼汰がいた。そして、蒼汰と同棲することになりました。
次の日、彼と私に悲劇が起きました。
目が覚めると病院にいました。私の記憶は2017
年8月で止まっていました。そして、隣には大柄で今にも泣き出しそうな声で自分は私の彼氏だと言い張る人がいました。毎日沢山の思い出や話をしてくれて、私は徐々に彼を好きになりました。
私が記憶を無くしてから2年、
2024年9月2日
私は彼と結婚することを決めました。
結婚式当日
私は全てを思い出しました。
今私の隣にいる蒼汰は蒼汰じゃない
私は殺人鬼と結婚式を挙げようとしている
あの日、突然家に殺人鬼が襲いかかってきて蒼汰を何度も刺し殺して私の頭を金属のようなもので殴って私は意識がなくなる直前、彼、殺人鬼は私に向かって
「これで邪魔者は消えたね」
と微笑みながら言ってきたこと。
全て思い出した。
彼、殺人鬼に名前を呼ばれ 我に返って振り返ると
あいつは私のお腹に向かって
ナイフを刺して笑っていた。