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私歪んでる愛とか、重い愛とか、書きたいけど書けないんですよね。
あと、失恋系も書きたいのにかけないんですよー、、
なんで今回は失恋系頑張ってみます
相思相愛の人を好きになる人は悪者なんだろうか
いつも通りの朝、窓からの光が眩しい。
外に出ると、俺より背が高くて、大好きな人が居た。
yk「おはよ」
rd「おはよー。くまできてるよ?大丈夫?」
優しく返事をして、優しい眼差し。でも俺が見たい眼差しは俺じゃない人に向けられる。
yk「、大丈夫…寝不足っぽいわ」
rd「何、悩みでもあんの?聞こうか?」
yk「ッ…大丈夫!ほんと!、」
優しくしないでよ、諦めきれないじゃん
その場から逃げた、必死に必死に。気がつけば波の音がしていた。前を向くと嫌なほど眩しくて綺麗な海。
yk「…レダーさんは、音成と付き合ってんだよなぁ…なんで、」
yk「ッ、うッ…ぅ…う..ぁッ…」
その場に縮こまり声を殺して泣いた。
幸い人が来ない端っこの方の海辺、波の音が慰めてくれてるみたい。
yk「うぁッ…ヒック….うぅッ」
なんで好きになったんだろ、こんなに醜くなるって分かってたのに…一時期嫉妬して音成に冷たく当たっちゃった時もあるけど、笑顔で接してくれた。
まるで俺がレダーさんのこと好きだと気づいてるように…いや、気づいてたのかも。でも、その事実から目を背けていたかった。
俺は、なんでこんなに醜いんだろ、性格が悪いんだろ…人を信用出来ないんだろ。 汚職してこの街に来た時、あいつらが着いて来るまで正直信用してなかった
だって、あんなに眩しくて仕事もできて強い奴らが俺を慕ってくれる訳ないじゃん。 あ、もしかして皆俺が嫌いなのかも。そうなら、いいのにな。
そんな事を考えながら泣いてると、ヘリの音が聞こえた。上をむくと警察のヘリがすぐそこまで来ている。ヘリが着地して、ペンギンマスクを被った俺の弟が歩いてくる。
kn「夕コ」
yk「カニ〜ッ…なんでここに?ッ」
kn「ん〜まぁ、それより…なんで泣いてんの?」
yk「ッ!!…」
立ち上がり、走って抱きつく。今まで殺していた声がどんどん溢れていっても、止められなかった。
yk「ぅッカニ〜、ッ」
kn「誰に泣かされた?」
yk「しつれんッ….ぅッ」
kn「どんまい」
yk「ありがとう、」
1時間くらい泣いてようやく収まり、カニにヘリに乗せて貰い送って貰っている。
kn「で、振った男だれ?」
yk「その人、男の人が好きでさ彼氏居るんだ」
kn「だとしても、夕コ振るとかセンス無」
yk「、大好きだよカニ」
kn「はいはい、」
yk「俺、カニと友達だったら付き合ってたよw」
kn「辞めろwキモイ事言うなw」
yk「恋愛ってめんどくさいね」
kn「まぁ、そうだな」
yk「俺結婚するならカニよりも強くてかっこいい人が良いな」
kn「この街に大量に居るじゃんw」
yk「カニってさ俺の事好き?」
kn「はぁ〜….好き好き」
yk「あ!あそこで降ろして」
kn「了解」
yk「まぁ、力二の好きな人と両思いになれたらいいねw」
kn「なッさっさと降りろ!!」
顔が赤くなった力二に押し出されてヘリから降りる。
yk「ばいばい!またね!」
bn「夕コさん?」
yk「あ、刄弐〜w」
bn「警察、?」
yk「あれ弟」
bn「あー、」
yk「ね、刄弐」
bn「はい」
yk「俺、新たな恋探しに行くわ」
bn「?…はいw」
yk「刄弐は、好きな人いんの?」
bn「居ないかな..w」
yk「つまんないなー」
rn「夕コさんと刄弐何してんの?」
yk「恋バナw」
rn「え?!?!好きな人いんの?!」
yk「いや、居ない同士のw」
rn「何それつまんなー、」
きっと、この先も俺はレダーさん以上に好きになれる人は現れないんだろうな