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る ぃ 。
4,288
#すちみこ
みちょ
635
深夜だった。
病室の灯りは落ちていて、
機械音だけが静かに響いている。
こさめは、
すちのベッド横でうとうとしていた。
繋いだ手だけは、
ずっと離さないまま。
その時。
ぴっ――――
機械音が、
急に鋭く変わった。
🦈「……っ?」
こさめが顔を上げる。
次の瞬間。
🍵「っ、ぁ……!」
すちが苦しそうに息を詰まらせた。
身体が小さく痙攣する。
呼吸が、
明らかにおかしい。
🦈「すち!?」
こさめは飛び起きる。
すちの顔色は真っ白だった。
苦しそうに胸を押さえ、
呼吸を求めるみたいに浅く喘ぐ。
🦈「や、やだ……!」
ナースコールを押す手が震える。
すちは何か言おうとしている。
でも、
うまく声にならない。
🦈「すち、すち!!」
こさめが泣きながら呼ぶ。
その時にはもう、
廊下から慌ただしい足音が聞こえていた。
医者と看護師が一気に入ってくる。
「モニター低下!」
「酸素濃度下がってます!」
「急いで!」
部屋が一瞬で騒がしくなる。
こさめは端へ下がらされる。
でも目が離せない。
すちが苦しそうに呼吸してる。
震えてる。
今にも消えそうで。
🦈「……っ」
怖い。
いやだ。
やだやだやだ。
その時。
すちの視線が、
必死にこさめを探した。
目が合う。
すちは苦しそうに息をしながら、
震える指を少しだけ動かす。
“こっち”。
そう呼んでるみたいだった。
こさめは反射的に駆け寄ろうとする。
でも。
「危ないので下がって!」
看護師に止められる。
🦈「やだ!!」
こさめは泣きながら叫ぶ。
🦈「すち!!」
すちは涙の滲んだ目で、
こさめを見ていた。
何か伝えようとしてる。
でも呼吸が追いつかない。
その瞬間。
こさめの脳裏に、あるものが浮かんだ。
端末。
渡せば。
今なら。
まだ。
🦈「……っ」
こさめの呼吸が止まる。
約束。
記憶。
全部が頭の中でぶつかる。
でも。
ベッドの上のすちは、
今にも死んでしまいそうだった。
コメント
3件
フォローとコメント失礼します! ほんとにこのペア好きです!! いつも読ませていただいています! 垢を作成したのが最近で、フォローもコメントもできなかったんですけど!ほんとにいつもおもしろいです!ありがとうございます! これからも頑張ってくださいっ!
もうダメだ、この展開は反則だわ……! すちが苦しそうにこさめを探すシーン、震える指で“こっち”って呼ぶのが泣ける。こさめが「やだ!!」って叫ぶところも切なくて、こっちまで息苦しくなった。端末、あの約束、全部が頭の中でぶつかってるんだろうな。どうするの、こさめ……。次の話が待ちきれないよ!🔥