赤葦さん、録音しとけって
そういうことだったんですね
日向「ほんとに違います!!!俺やってないです!!!」
清子「……どっちかが嘘をついてるってこと……だよね」
澤村「どっちも信じたい……だからこそ聞く、嘘をついてるのはどっちだ」
日向「俺はほんとにちが……!」
影山「その話は、あとでいいじゃないですか、怪我してるから、先に消毒とかしないと」
カヲ「影山くん……♡♡♡」
日向「!、(今、影山、)」
カヲさんを、庇った?
カヲ「……いいの、影山くん、ここではっきりさせとこう」
日向「……(自分でしたくせに)」
カヲ「……実は、わたし日向くんの事昔から知ってたんです 転校する前は 梟谷にいたから。それで日向くんに烏野に来て会えた。速攻やってほしいなとか、図書室はどこか教えて欲しいなとか、色々聞きすぎたみたいです。それで、お前……めんどくさいって……迷惑でしたよね……˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚」
日向「そんな事喋ってない!」
カヲ「……そんなことって…酷い……(つ﹏<。) 」
日向「っ、」
何を言っても 何をみんなに訴えても
心に響いてない
田中「……見損なった、日向」
日向「っ!ほんとにやってないんです!!」
澤村「日向」
日向「っ、」
澤村「もう部活に来なくていい」
日向「え?」
菅原「……日向……」
西谷「翔陽、今正直に言って、謝ればいい、そうしたら…」
日向「っ!!!なんでみんなして信じてくれないんですか!?そんなに信用ないですか?!」
月島「…俺はよく分かんないけどサ」
月島「指紋とかは?調べられて困る方どっち?」
カッターは……カヲさんが使った後に俺に握らせてた……
日向「カッターは…カヲさんが、自分で使った後に俺に握らせてきたから」
月島「…言い訳も見苦しいネ」
日向「っ!ほんとだ!」
月島「ほぼ確定じゃん」
山口「……日向……」
カヲ「……影山くんも、私を信じて?♡」
影山「……日向、」
日向「っ」
影山「この状況からはお前を信じれねぇ」
日向「!影山までっ!!!」
カヲ「……よかった、みんな信じてくれて♡」
東峰「行こう、怪我痛むよ!!!σ(^_^;」
カヲ「うんっ♡」
日向「っ……なん…で」
カヲ「ざまーみろ♡♡♡」
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それから 一人の時間が増えた
俺がカヲさんをいじめたという噂が
学校中に広まったから
みんなは信じてくれなくても
バレー部のみんなには……信じて欲しかった
録音を聞かせないでも
これを聞かせるのは、
絶対復讐する時だって 決めている
牛島「日向翔陽、どうしたこんな時間に」
日向「!牛島さん!」
天童「あれぇ?部活は?」
日向「……来るなって……」
天童「なんで?」
日向「かくかくしかじか」
牛島「……そんなことがあったのか」
天童「へぇ〜凄いね烏野、色々な意味で」
白布「あ、やっと追いついた、牛島さんと天童さん……と……日向?」
五色「どうしたんだ、日向」
日向「っ……」
牛島「日向翔陽を、白鳥沢に招いてもいいだろうか」
みんな「……え?」
天童「いいネそれ!」
日向「え!?でもっ」
牛島「烏野にいる意味は、あるのか?」
日向「っ……いいですか……?白鳥沢に行っても」
牛島「ああ、勿論だ」
白布・五色「?????」
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カヲ「かーげやまくんっ♡」
影山「?どうした」
カヲ「日向……転校するらしいよ?」
影山「……へー」
カヲ「私へのいじめがバレたからだろうね♡どう思う?♡」
影山「……」
『俺は飛べる』
影山「……知らね、どうでもいい」
カヲ「……♡♡♡♡♡そっか♡」
ああ、やっと手に入った♡私のパラダイス♡
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監督「ではメンバーを発表する」
県大会1ヶ月前の転校
レギュラーになれるか、心配だったけど
「10番 日向」
日向「っ!!!はい!」
無事試合に出れるようになった
監督「100本サーブ」
みんな「はい!」
監督「(日向は…確か普通のサーブだったよな)」
日向「(もう烏野じゃないから…ジャンフロとかしてもいいよな)」
監督「!?(ジャンフロ!?)」
監督(他にも、色々なサーブを……あいつ、まさか才能を隠していたのか)
監督「ははっ、面白い」
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続き楽しみ待てます